中小企業のデザイン経営
Vol.1 デザイン経営で、こどもの未来をつくる
Report
レポート
掲載中
About
イベント開催方針変更のお知らせ
本イベントは、新型コロナウィルス感染状況を受け、規模を大幅に縮小し開催いたします。
当日は、参加者人数を減らし、イベントの事前申込みをいただいていた方には動画配信を行います。
イベント会場では、除菌スプレーによる手指消毒、マスクの着用の徹底等で感染対策をいたします。
ご不明点などございましたら、ご連絡ください。
中小企業のデザイン経営 運営事務局 (お問合せ:designkeiei@loftwork.com)
関東経済産業局、日本デザイン振興会、ロフトワークが協力して、 『中小企業のデザイン経営』の調査を実施
日本の中小企業と言えば、世界に誇る高い技術力によるものづくりや、きめ細やかなサービスを提供するというイメージが根強いですが、もはや企業が売っているのは子供服という製品ではなく、子どもがホンモノと触れ合う機会であり、まちの印刷会社はデザイナーの発想から、世の中になかったものをカタチにするパートナーとなりつつあります。こうした根本的なビジネス環境の変化に対応し、顧客が求める潜在的なニーズから自分たちのビジネスを刷新し続けることができる企業に共通した特徴が、デザインを積極的に経営に活用している点です。
もう何年もデザインの更新をすることもなければ、デザインへの出費は出来る限り安く抑えたいと考えている企業が、競合他社との差別化ができず価格競争にさらされ、優秀な人材を採用することが難しくなっている。その一方で、デザインの力を積極的に活用する企業が、市場のニーズから新しいサービスや価値を生み出し続け、高い利益を上げ、多様な人材をひきつけています。そんな企業が実践する経営が、デザイン経営と呼ばれているのです。
もし、日本中の中小企業が新たな経営戦略のひとつとして、経営にデザインを取り入れられるようになれば。本来の技術力や人、地域の資源を活かし、新たな産業の活路を拓く企業が増えるのではないか。その想いから、関東経済産業局、日本デザイン振興会、ロフトワークが協力して、全国でデザイン経営を実践している中小企業経営者を対象にリサーチを行い、得られた知見を冊子にまとめました。
デザイン経営の実践の知を共有するシリーズイベントを開催します
冊子公開に伴い、デザイン経営の実践知を共有する場として、本イベントを開催します。当日は調査を担当したロフトワークより、冊子配布と共に調査報告をいたします。その後、中小企業のデザイン経営企業として冊子でも取り上げた経営者たちを交えた、トークセッションを実施。
ゲスト経営者は、ベビー・子ども関連ブランドのファミリア、あそびの空間づくりを行うジャクエツ、まちの保育園などを運営するナチュラルスマイルジャパン。それぞれどんな経営課題をどう解決していったのか。自分たちのビジョンをどう社内外に伝え広げているのか。3社のビジョンに共通する「子どもの未来」を切り口に、実体験に基づいた「中小企業のデザイン経営」について解説します。
生の声を聞きながら、冊子の活用方法について理解を深めることで、日頃の業務の中でデザイン経営を実践する方法が学べます。
こんな人におすすめ!
- 事業継承を迎える中小企業・小規模事業経営者の方
- 事業拡大・基盤構築等を終え、これからの自分たちのあり方を問い直したい経営者の方
- デザイン経営の実践企業で、さらなる改善を目指している経営者
- デザイン経営を使ったデザインプロデュースに興味があるデザイナー
デザイン経営について詳しくはこちら
Speaker
株式会社ファミリア, 代表取締役社長
岡崎 忠彦
1969年生まれ。甲南大学経済学部卒業。
California College of Arts and Crafts., Industrial Design 科卒業 BFA。Tamotsu Yagi designでグラフィックデザイナーとして働く。
2003年に㈱ファミリア入社、取締役執行役員などを経て2011年から現職。
詳細を見る
1969年生まれ。甲南大学経済学部卒業。California College of Arts and Crafts., Industrial Design 科卒業 BFA。Tamotsu Yagi designでグラフィックデザイナーとして働く。
2003年に㈱ファミリア入社、取締役執行役員などを経て2011年から現職。
株式会社ジャクエツ, 代表取締役社長
徳本 達郎
1963年、福井県生まれ。佛教大学文学部卒。1986年、株式会社若越(現ジャクエツ)入社。2004年専務取締役を経て、06年より現職。株式会社ジャクエツは1916年創業、1949年法人化。幼稚園・保育園施設の設計施工、保育教材や遊具の製造販売にとどまらず、最近では美術館や商業施設といった公共施設にあるキッズスペースへ質の高いあそび空間づくりを提案している。2015年に創業100周年を迎え、現在次の新たな100年に向けた事業拡大を目指している。
詳細を見る
1963年、福井県生まれ。佛教大学文学部卒。1986年、株式会社若越(現ジャクエツ)入社。2004年専務取締役を経て、06年より現職。株式会社ジャクエツは1916年創業、1949年法人化。幼稚園・保育園施設の設計施工、保育教材や遊具の製造販売にとどまらず、最近では美術館や商業施設といった公共施設にあるキッズスペースへ質の高いあそび空間づくりを提案している。2015年に創業100周年を迎え、現在次の新たな100年に向けた事業拡大を目指している。ナチュラルスマイルジャパン株式会社, 代表取締役
松本 理寿輝
1980年生。一橋大学商学部卒業後、博報堂入社。不動産ベンチャーを経て、かねてから温めていた保育の構想の実現のため、2010年4月に「ナチュラルスマイルジャパン株式会社」(まちの保育園・こども園の運営会社)を、2015年3月には「まちの研究所株式会社」(保育・教育・まちづくりのデザインコンサルティング会社)を創業。
現在都内にて3つの認可保育所「まちの保育園」と2つの認定こども園「まちのこども園」を運営。子どもを中心に保育者・保護者・地域がつながり合う「まちぐるみの保育」を通して、乳幼児期によい出会いと豊かな経験を提供し、保育園が既存の枠組みを超えた「地域福祉のインフラ」となることを目指している。
詳細を見る
1980年生。一橋大学商学部卒業後、博報堂入社。不動産ベンチャーを経て、かねてから温めていた保育の構想の実現のため、2010年4月に「ナチュラルスマイルジャパン株式会社」(まちの保育園・こども園の運営会社)を、2015年3月には「まちの研究所株式会社」(保育・教育・まちづくりのデザインコンサルティング会社)を創業。現在都内にて3つの認可保育所「まちの保育園」と2つの認定こども園「まちのこども園」を運営。子どもを中心に保育者・保護者・地域がつながり合う「まちぐるみの保育」を通して、乳幼児期によい出会いと豊かな経験を提供し、保育園が既存の枠組みを超えた「地域福祉のインフラ」となることを目指している。
株式会社ロフトワーク, ロフトワーク共同創業者・相談役/株式会社Q0 代表取締役社長/株式会社 飛騨の森でクマは踊る 取締役会長
林 千晶
早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。
詳細を見る
早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター
加藤 修平
ケープタウン大学サステナビリティ学修士。アフリカ地域での鉱物資源開発に伴う、周辺コミュニティへの影響調査をエスノグラフィ調査手法によって実施。また、同大学内Hasso Plattner Institute of Design Thinking (通称d-school)において、デザイン思考コーチとして学生、社会人の指導を行う。過去に携わった案件は、民間金融機関内にて、多部署横断型のチームを率いて新サービスの開発及び、デザイン思考の社内への浸透を促すためのプロジェクト等多数。
詳細を見る
ケープタウン大学サステナビリティ学修士。アフリカ地域での鉱物資源開発に伴う、周辺コミュニティへの影響調査をエスノグラフィ調査手法によって実施。また、同大学内Hasso Plattner Institute of Design Thinking (通称d-school)において、デザイン思考コーチとして学生、社会人の指導を行う。過去に携わった案件は、民間金融機関内にて、多部署横断型のチームを率いて新サービスの開発及び、デザイン思考の社内への浸透を促すためのプロジェクト等多数。Program
- 13:45 -14:00
- 開場・受付
- 14:00-14:05
- Introduction
- 14:05-14:35
- Session1 中小企業におけるデザイン経営実践のための冊子紹介
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 加藤 修平 - 14:35 -15:45
- Session2 ゲスト企業紹介
株式会社ファミリア 代表取締役社長 岡崎 忠彦
「子どもの可能性をクリエイトする」
株式会社ジャクエツ 代表取締役社長 徳本 達郎
「教育とデザイン」
ナチュラルスマイルジャパン株式会社 代表取締役 松本 理寿輝
「まちと子どもの未来をつくる」 - 15:45 -16:00
- 休憩
- 16:00 -16:50
- Discussion「中小企業のデザイン経営」の実践
株式会社ファミリア 代表取締役社長 岡崎 忠彦
株式会社ジャクエツ 代表取締役社長 徳本 達郎
ナチュラルスマイルジャパン株式会社 代表取締役 松本 理寿輝
株式会社ロフトワーク 共同創業者 代表取締役 林 千晶 - 16:50 -17:00
- Closing
- 17:00 -18:00
- Networking
Outline
- 開催日
- 2020年3月5日(木)14:00〜18:00(受付 13:45〜)
- 会場
- インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京ミッドタウン・デザインハブ内)
〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7−1 - 共催
- 株式会社ロフトワーク
公益財団法人日本デザイン振興会 - 定員
- 100名
- 参加費
- 無料
- ご注意
- ※プログラムは、予告なく変更される場合があります。
※ 申込者多数の場合は、抽選となりますので予めご容赦ください。
※当落の通知は2020年2月21日(金)までに、申込メールアドレス宛に通知します。
※ 参加者の皆さんのお写真や質疑応答の内容は、後日loftwork.com及び各種媒体に掲載される可能性があります。 - 補足
-
本イベントは、平成31年度関東経済産業局補助事業(地域中小企業知的財産支援力強化事業)の一環です。
ACCESS
申込み多数の場合は抽選とさせていただきます