【アーカイブ配信】
社会変革を促す“トランジションデザイン”とは?
海外の先進企業が注目する、
次世代デザインアプローチの最前線に迫る
Recorded 録画配信
事業創出を通じて大きな社会変革を促すことを目指す、「トランジションデザイン」とは、どういったものでしょうか。 世界のビジネス界が注目する次世代のデザインアプローチとその実践事例を理解しながら、激変の時代におけるビジネス創出のヒントを探ります。
- Date
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2023-05-01 (Mon) -
2024-03-31 (Sun)
- fee
- 無料
Finished
事業創出を通じて大きな社会変革を促すことを目指す、「トランジションデザイン」とは、どういったものでしょうか。 世界のビジネス界が注目する次世代のデザインアプローチとその実践事例を理解しながら、激変の時代におけるビジネス創出のヒントを探ります。
About
本動画は、過去開催したイベントの録画配信です。
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事業創出を通じて大きな社会変革を目指す、次世代のデザインアプローチ
昨今の大きな変革の時代をサバイブしていくために、企業では新規事業の探索が続けられています。
しかし21世紀の社会が直面する複雑性が高い地球規模の課題に対して、企業は新規事業創出において、「現在の」ユーザーニーズを起点とした短期的な価値創出だけではなく、持続可能な未来に向けて、どのように社会の変革を促していくかという考え方がより一層重要となってきました。
事業創出を通じて大きな社会変革を促すことを目指す次世代のデザインアプローチとして注目を浴びているのが、「トランジションデザイン(Transition design)」です。
トランジションデザイン(Transition design)とは?
トランジションデザインとは、21世紀の社会が直面する気候変動、資源枯渇、伝染病のパンデミックなどの複雑性の高い地球規模の課題に対処するために、長期的な未来ビジョンを思い描き、ボトムアップの様々な活動を結集することで持続可能な社会への移行を促すための手法として研究が進んでいる、最新のデザインアプローチです。2015年、カーネギーメロン大学デザイン学部が、地球規模の巨大な問題に対して、社会規模の価値観の移行をデザインする理論として提唱しました。
本イベントでは、トランジションデザインの提唱者の1人であり、現在シドニー工科大学のデザイン研究教授を務めているキャメロン・トンキンワイズ氏や、経済産業省にて高度デザイン人材の育成に取り組まれていた菊地拓哉氏、そしてJPモルガン・チェース銀行のデザイン・フューチャリストに就任した岩渕正樹氏をゲストにおまねきし、「トランジションデザインと事業創出」をテーマに、トランジションデザインのアプローチについて理解を深め、企業におけるトランジションデザインの実践例などを交えながら、新たな事業創出の可能性を高めるためのヒントを探ります。
Transition Leaders Programについて
ロフトワークは、経済産業省令和4年度「大企業等人材による新規事業創造促進事業(創造性リカレント教育を通じた新規事業創造促進事業)」の採択事業として、トランジションデザインのアプローチをベースに企業内の次世代リーダーに向けた、ビジョン起点で事業を生み出す人材教育プログラム「Transition Leaders Program (TLP)」を実施しています。
「Transition Leaders Program」では、全8回の多彩な講師陣による講義とワークを通じ、最新のデザインアプローチである“トランジションデザイン(Transition Design)”を用いて、社会と企業の共生のビジョンを描く「未来構想力」と、生活者起点で事業をつくる「事業構想力」を習得するプログラムです。
自身でビジョンをもって周りを巻き込んで事業創造をしたい方、持続可能な未来に向けてどのように事業創出を行っていくのかわからない方、またトランジションに興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
Transition Leaders Program
プログラムに関する情報は下記よりご覧いただけます。
>>詳しくはこちら(プログラムのお申込は終了しています)
Transition Leaders Program 事務局 tlp@loftwork.com
こんな方におすすめ
- 企業内で、自らリーダーシップをとって事業創出に取り組んでいる人
- 個社の利益創出のみならず、社会をより良くするために仕事を通じて何ができるのかを考えたい人
- 自らの仕事を通じて、より本質的な持続可能性、社会の変革、パラダイムチェンジなどに注力したい人
- トランジションデザイン、持続可能性のためのデザインなどのデザインアプローチに興味のある人
- ビジョンドリブンのアプローチに関心があり、自らの仕事やプロジェクトに取り入れていきたい人
- SDGsや循環型経済といった社会課題に関する事業創出に取り組む人
Speaker
シドニー工科大学, デザイン研究教授
キャメロン・トンキンワイズ
トランジションデザインとデザイン学の専門家。従来のデザイナー育成のあり方を変えた人物であり、パーソンズ美術大学、カーネギーメロン大学、シドニー工科大学にデザイン学のプログラムを設立した。現在はシドニー工科大学の修士課程でデザインを教える傍ら、持続可能なエネルギー供給を目指すエネルギープロバイダ向けの教育プログラムなどを手掛ける。テリー・アーウィン、ギデオン・コッソフに並ぶトランジションデザインの提唱者の一人。
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トランジションデザインとデザイン学の専門家。従来のデザイナー育成のあり方を変えた人物であり、パーソンズ美術大学、カーネギーメロン大学、シドニー工科大学にデザイン学のプログラムを設立した。現在はシドニー工科大学の修士課程でデザインを教える傍ら、持続可能なエネルギー供給を目指すエネルギープロバイダ向けの教育プログラムなどを手掛ける。テリー・アーウィン、ギデオン・コッソフに並ぶトランジションデザインの提唱者の一人。JPモルガン・チェース銀行, デザイン・フューチャリスト
岩渕 正樹
米ニューヨーク在住のトランジションデザイナー。米JPモルガン・チェース銀行デザインフューチャリスト、東北大学客員准教授として、独自の未来洞察手法「Social Dreaming through Design」の展開による新規事業創出・人材育成に従事。東京大学工学部、同大学院学際情報学府修了後、IBM Designでの社会人経験を経て、2018年より渡米、パーソンズ美術大学修了。近年の受賞に米Core77デザインアワード2020など。カナダBeacon for Sustainable Living主催 Good Living 2050国際ビジョンコンテスト審査員。
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米ニューヨーク在住のトランジションデザイナー。米JPモルガン・チェース銀行デザインフューチャリスト、東北大学客員准教授として、独自の未来洞察手法「Social Dreaming through Design」の展開による新規事業創出・人材育成に従事。東京大学工学部、同大学院学際情報学府修了後、IBM Designでの社会人経験を経て、2018年より渡米、パーソンズ美術大学修了。近年の受賞に米Core77デザインアワード2020など。カナダBeacon for Sustainable Living主催 Good Living 2050国際ビジョンコンテスト審査員。経済産業省 特許庁, デザイン経営プロジェクトチーム
菊地 拓哉
特許庁に入庁後、意匠の審査のほか、意匠制度活用に関するリサーチやデザイナー向け知財教材の開発、デザインアプローチによる行政サービス改革の試行などに従事。2018年に経済産業省のデザイン政策企画担当となり、デザイン経営の普及、高度デザイン人材/創造性人材に関するリサーチ、地域のデザイン人材育成支援などに携わる。2021年9月から現職。デザイン経営プロジェクトでは中小企業支援チームに所属。
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特許庁に入庁後、意匠の審査のほか、意匠制度活用に関するリサーチやデザイナー向け知財教材の開発、デザインアプローチによる行政サービス改革の試行などに従事。2018年に経済産業省のデザイン政策企画担当となり、デザイン経営の普及、高度デザイン人材/創造性人材に関するリサーチ、地域のデザイン人材育成支援などに携わる。2021年9月から現職。デザイン経営プロジェクトでは中小企業支援チームに所属。株式会社ロフトワーク, VU unit リーダー
伊藤 望
デザインリサーチを通じた深い生活者理解と、未来洞察による社会変化への見立てをもとに、様々なイノベーション創出や、課題解決のプロジェクトに携わる。2023年より新たなチームを立ち上げ、新規事業開発、サービスデザイン、顧客のコミュニケーションデザイン、行政のデザイン思考導入実践、企業のパーパス策定などのプロジェクトを行う。生活者へのリサーチ / インサイト把握をもとにした、サービス / 事業のデザインを得意とする。
プライベートでは人がアイデアを思いつくに至るまでのプロセスを研究をしており、それらを活かして、様々なアイデアソン、ワークショップの設計、審査員も務める。
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デザインリサーチを通じた深い生活者理解と、未来洞察による社会変化への見立てをもとに、様々なイノベーション創出や、課題解決のプロジェクトに携わる。2023年より新たなチームを立ち上げ、新規事業開発、サービスデザイン、顧客のコミュニケーションデザイン、行政のデザイン思考導入実践、企業のパーパス策定などのプロジェクトを行う。生活者へのリサーチ / インサイト把握をもとにした、サービス / 事業のデザインを得意とする。プライベートでは人がアイデアを思いつくに至るまでのプロセスを研究をしており、それらを活かして、様々なアイデアソン、ワークショップの設計、審査員も務める。
株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター
古田 希生
京都工芸繊維大学大学院デザイン学専攻修士。大学院では、建築学とデザイン学を中心としたコラボレーションのためのプラットフォーム[D-lab]のプロジェクトに参加し、未来の社会環境における食生活に着目した「ありうる未来の食」に関するデザインの調査研究を実施。このプロジェクトに従事する中で、デザイン・リサーチを用いた未来洞察の手法に興味をもち、企業とともに新たな未来の可能性を探るべくロフトワークに入社。人と食事を大切にしている。
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京都工芸繊維大学大学院デザイン学専攻修士。大学院では、建築学とデザイン学を中心としたコラボレーションのためのプラットフォーム[D-lab]のプロジェクトに参加し、未来の社会環境における食生活に着目した「ありうる未来の食」に関するデザインの調査研究を実施。このプロジェクトに従事する中で、デザイン・リサーチを用いた未来洞察の手法に興味をもち、企業とともに新たな未来の可能性を探るべくロフトワークに入社。人と食事を大切にしている。Program
- 5min
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Introduction
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター
古田 希生 - 20min
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「新規事業創出において、企業が抱える課題とは?」
経済産業省 特許庁, デザイン経営プロジェクトチーム
菊地 拓哉 - 25min
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ビデオ講演「WHAT IS TRANSITION DESIGN?」
シドニー工科大学 デザイン研究教授
キャメロン・トンキンワイズ - 40min
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クロストーク「企業におけるトランジションデザインの実践とその可能性」
JPモルガン・チェース銀行 デザイン・フューチャリスト
岩渕 正樹氏経済産業省 特許庁, デザイン経営プロジェクトチーム
菊地 拓哉 - 10min
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Transition Leaders Programの紹介
株式会社ロフトワーク シニアディレクター
伊藤 望 - 5min
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Closing
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター
古田 希生
※プログラムの詳細は変更になる場合がございます。
Outline
- 配 信
- Youtube
- 主 催
- 株式会社ロフトワーク
- 運 営
- 株式会社ロフトワーク
- ご注意
- ・本動画は、2022年12月5日(月)に開催したイベントの録画配信です。
・お申し込みの方に、動画の視聴URLをお送りします。
主催:VUチーム
「VU」CAな時代に、未来を見通す「View」を提供する
本チームはロフトワークの中でも、未来洞察や機会発見に特化したチームです。クリエイターや生活者と共創し、あらゆる領域における「次に何が来るのか=What’s Next?」を探索し、企業が次につくるべき製品/サービス/事業を明らかにすることで、企業のイノベーション創出を支援します。