EVENT トーク+ゲーム体験

SF的未来探索実験コミュニティimkp Lab.
SFプロトタイピングの新手法
“対話型ゲーム「(UN)Common Sense」”
お披露目特別トークイベント&体験会

Finished イベント終了

ロフトワークが運営する、SF思考で未来探索手法を開発・提案する実験コミュニティ「imkp Lab.(イマケピラボ)」が、世界初のSFプロトタイピングを実践する “対話型ゲーム「(UN)Common Sense」” を開発。それに合わせて、2024年11月6日にお披露目特別トークイベント&体験会を実施します。トークはゲーム制作チームに加え、特別ゲストにスペキュラティブデザイナー 長谷川愛氏と渋谷未来デザイン 理事 長田新子氏を迎える。

※ 本企画は、SOCIAL INNOVATION WEEK2024(以下SIW2024、主催 渋谷未来デザイン/共催 渋谷区)連動企画です。

Date
2024-11-06 (Wed)
19:00-21:00 (交流会・体験会 21:00-22:00)
Place
ロフトワーク渋谷オフィス10階(COOOP10) MAP
Capacity
30
fee
無料

Finished

ロフトワークが運営する、SF思考で未来探索手法を開発・提案する実験コミュニティ「imkp Lab.(イマケピラボ)」が、世界初のSFプロトタイピングを実践する “対話型ゲーム「(UN)Common Sense」” を開発。それに合わせて、2024年11月6日にお披露目特別トークイベント&体験会を実施します。トークはゲーム制作チームに加え、特別ゲストにスペキュラティブデザイナー 長谷川愛氏と渋谷未来デザイン 理事 長田新子氏を迎える。

※ 本企画は、SOCIAL INNOVATION WEEK2024(以下SIW2024、主催 渋谷未来デザイン/共催 渋谷区)連動企画です。

About

誰もが未来を楽しむ力を育む、新しいSFプロトタイピング手法を開発

「SFプロトタイピング」とは、SF(サイエンスフィクション)の発想・世界観・ストーリーテリングを活用することで、あり得るかもしれない未来の姿を構想・試作(プロトタイプ)する手法です。未来の価値創造のヒントや先端技術の活かし方を探るアプローチの一つとして注目されています。

SFプロトタイピングは、ワークショップを通じて世界観や物語を創造し、最終的に小説やマンガなどで表現することが、一般的な実践方法です。一方、普段創作活動に親しんでない場合、表現することに苦手意識を感じることも。個人の表現の経験則に頼らず、より想像したことの無い未来を創造するにはどうしたらいいか。

そこで、ロフトワークが運営する、SF思考で未来探索手法を開発・提案する実験コミュニティ「imkp Lab.(イマケピラボ)」は、誰もがプレイアブルに未来を追体験できる「ゲーム」に着目。新たなSFプロトタイピングの実践方法として、“ 対話型ゲーム「(UN)Common Sense 」” を開発しました。

今回の舞台は渋谷。対話型ゲーム「(UN)Common Sense 」

「(UN)Common Sense 」は、実在する都市をベースに、アーティストたちによって想像/創造された未来都市が舞台。体験者は、ゲームプレイを通じて未来都市に入り込み、あちこちに空想された「未来の姿」を手がかりに、誰もが気軽に未来に没入して語り合い、バックキャスト思考を体験できる対話型ゲームシリーズです。今回は渋谷をベースに制作。バーチャル空間の未来都市「シブヤ」に飛び込み、未来の可能性を探索します。

「(UN)Common Sense 」について

本作 は、自由に発想された未来都市に対してツッコミを入れることで、誰もが気軽に未来を語れるようになるバックキャストの技術を探究するゲーム・シリーズです。主にサイエンスフィクションやファンタジー作品のファンやクリエイターの間で囁かれるミーム「SF警察(サイエンスフィクション警察、もしくはSpeculative Fiction Police)※」を発想の起点に制作。プレイヤーは、未来の可能性に過剰なリアリティを求めて指摘する「SF警察」と、未来の可能性を救済する「SFレスキュー」の異なる2つの立場をとりながら、未来世界をプレイしながら対話を進めます。

※SF警察とは
SF作品や未来を夢想することに対して過剰にリアリティを求める厳格な批評家やファンを指す。物語や未来を夢想する中で使われる科学や技術が現実の知識と少しでも食い違うと、彼らは過剰に指摘し、その世界がもたらす物語の力を奪おうとする存在です。

11月6日、渋谷でお披露目特別トーク&先行体験イベント開催

今回、特別トーク&先行体験イベントを開催。SF作家やアーティストを交えたクリエイタートークのほか、SF作家・人間六度氏による書き下ろしの短編小説も初公開。イベント後半には渋谷未来デザイン理事 兼 Metaverse Japan代表理事の長田新子氏、アーティスト・デザイナー長谷川愛氏をゲストに迎え、ゲームを通じた対話の可能性や、既成概念から外れた「非常識」な都市の未来の描き方などSFを軸に領域を横断しながら、未来を書き換える手法についてディスカッションを行います。

世界の見方を変えたVirtual Reality、人間とは何かを問い直した人工知能(AI)、愛することの尊さを感じさせたジェンダーセクシャリティ。今では当たり前のように私たちの生活に溶け込んでいるこれらも、かつては「非常識」や「異端」と言われたものでした。

しかし、未来を切り開くのは常に「非常識」とされる発想です。奇抜で革新的なビジョンが、いかに未来を救う力となり得るかを体験してください。

Program

18:45-19:00
開場 / 受付
19:00-19:10
オープニングトーク
imkp Labの取り組み紹介
19:10-19:55
ゲーム型対話サービス「ワタシの考える未来の渋谷(仮)」制作秘話
本サービスプロトタイプの制作メンバーによる実際のゲームプレイを交えながらの制作秘話トーク&書き下ろし小説「ラブレターと溶鉱炉」

・石原航(アーティスト/ハッカー)
・高橋祐亮(アーティスト/デザイナー)
・人間六度(SF作家)
・丸山翔哉(ロフトワーク MVMNTunit プロデューサー/サウンドアーティスト/imkp Lab所長)

19:55-20:00
休憩
20:00-20:50
クロストーク
ゲームを通じた対話の可能性や、既成概念から外れた「非常識」な都市の未来はどのように描けるのか。スペキュラティブ・デザイナーの長谷川愛さんと渋谷未来デザインの長田新子さんと語ります。

・長谷川愛(スペキュラティブデザイナー)
・長田新子(渋谷未来デザイン 理事)
・丸山翔哉(ロフトワーク MVMNTunit プロデューサー/サウンドアーティスト/imkp Lab所長)

20:50-21:00
クロージング
21:00-22:00
交流会・ゲーム体験会

Speaker

長谷川 愛

長谷川 愛

現代美術家。生物学的課題や科学技術の進歩をモチーフに、現代社会に潜む諸問題を掘り出す作品を発表している。IAMAS、RCA、MIT Media Lab卒。現在、慶應義塾大学 理工学部 機械工学科 総合デザイン工学専攻 マルチディシプリナリ・デザイン科学専修 准教授。MoMA,上海当代艺术馆、森美術館、イスラエルホロンデザインミュージアム、ミラノトリエンナーレ2019等国内外で展示を行う。著書「20XX年の革命家になるには──スペキュラティヴ・デザインの授業 」を出版。

詳細を見る 現代美術家。生物学的課題や科学技術の進歩をモチーフに、現代社会に潜む諸問題を掘り出す作品を発表している。IAMAS、RCA、MIT Media Lab卒。現在、慶應義塾大学 理工学部 機械工学科 総合デザイン工学専攻 マルチディシプリナリ・デザイン科学専修 准教授。MoMA,上海当代艺术馆、森美術館、イスラエルホロンデザインミュージアム、ミラノトリエンナーレ2019等国内外で展示を行う。著書「20XX年の革命家になるには──スペキュラティヴ・デザインの授業 」を出版。
長田 新子

一般社団法人渋谷未来デザイン, 理事・事務局長

長田 新子

AT&T、ノキアにて通信・企業システムの営業、マーケティング及び広報責任者を経て、2007年にレッドブル・ジャパン入社。コミュニケーション統括責任者及びマーケティング本部長(CMO)として10年半、エナジードリンクのカテゴリー確立及びブランド・製品を市場に浸透させるべく従事し2017年に退社。2018年より現職に就き、都市の多様な可能性をデザインするプロジェクト活動を推進。NEW KIDS(株)代表としてブランド、コミュニティ、イベント関連のアドバイザーや講演活動を行いながら、Metaverse Japan 代表理事、日本ダンススポーツ連盟 理事、シブヤ・スマートシティ推進機構 理事、マーケターキャリア協会 理事、(株)SAKUSEN TOKYO 社外取締役、コミューン(株) 顧問、CCBT(シビック・クリエイティブ・ベース東京) 運営委員、iU情報経営イノベーション専門職大学 客員教授 など幅広く活動。著書に「アスリート×ブランド 感動と興奮を分かち合うスポーツシーンのつくり方」(宣伝会議/2020年)、渋谷未来デザイン編・著書として「変わり続ける! シブヤ系まちづくり」(工作舎/2021年)を出版

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高橋 祐亮

アーティスト/デザイナー / MVMNT クリエイティブパートナー

高橋 祐亮

1992年生まれ。3DCGやゲームエンジンを用いた表現を中心に映像やゲーム、 VR 、インスタレーションの制作を行う。 Play(=遊ぶ・選択する・再生する・演じる)というワードを軸に、鑑賞者やプレイヤーが自らの固有性を想起するための拠り所となる「装置」としての作品制作を目指す。『WIRED』によるCREATIVE HACK AWARD 2017特別賞、NEWVIEW AWARD 2022 Grand Prizeなどを受賞。2023年、文化庁メディア芸術育成支援事業-創作支援プログラム-採択。慶應義塾大学SFC卒業、東京藝術大学大学院修了 。 https://www.yt92.tokyo/

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石原 航

アーティスト / ハッカー

石原 航

慶應義塾大学総合政策学部卒業、同学政策・メディア研究科博士課程を単位取得満期退学。 「ありえるかもしれないインターネット」をテーマに様々な作品、システムを制作・開発しながら新しいアバター観やデジタルコミュニティの可能性を思索・研究中。 総務省認定異能β(総務省公認のへんなひと)保持者。Ars Electronica 2019 Future Innovatorに選出。公益財団法人クマ財団奨学クリエイター4〜5期生採択。 主な受賞歴にWIRED Creative Hack Award 2021 準グランプリ、同賞 2018 特別賞、Campus Genius Contest 2019 審査員特別賞など。
https://kooh.me/

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https://kooh.me/
人間六度

小説家・漫画原作者

人間六度

作家、漫画原作者。
1995年生。高校卒業後急性リンパ性白血病を罹患し、4年弱闘病。日本大学芸術学部文芸学科に入学。在学中に「きみは雪をみることができない」で第二十八回電撃小説大賞メディアワークス賞、「スター・シェイカー」で第九回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞し、作家デビュー。自著を刊行する傍ら、SFプロトタイピングや漫画原作、楽曲ノベライズなども手掛ける。中国の第2回百万釣魚城SF大賞でベスト新人作家になぜか選ばれていた。
「トンデモワンダーズ〈テラ編/カラス編〉」「AIになったさやか(早川書房"2084年のSF" 収録)」など。

詳細を見る 作家、漫画原作者。
1995年生。高校卒業後急性リンパ性白血病を罹患し、4年弱闘病。日本大学芸術学部文芸学科に入学。在学中に「きみは雪をみることができない」で第二十八回電撃小説大賞メディアワークス賞、「スター・シェイカー」で第九回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞し、作家デビュー。自著を刊行する傍ら、SFプロトタイピングや漫画原作、楽曲ノベライズなども手掛ける。中国の第2回百万釣魚城SF大賞でベスト新人作家になぜか選ばれていた。
「トンデモワンダーズ〈テラ編/カラス編〉」「AIになったさやか(早川書房"2084年のSF" 収録)」など。
丸山 翔哉

株式会社ロフトワーク MVMNTプロデューサー /サウンドアーティスト/imkp Lab.所長

丸山 翔哉

1994年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部を経て、サウンドアーティストとして活動。2023年4月プロデューサーとしてMVMNTに参画。MVMNTでは主に研究開発事業やサービスデザインなどMVMNTの自主事業に携わっている。
アーティスト活動において聴取環境についてのサウンドスタディーズのリサーチから音響表現を中心に、サウンドメイキング、インスタレーション、VRの制作を行う。
2022年から3DCGアーティスト、映像作家3人によるアートリサーチコレクティブIEEIRを結成し、多方面でコラボレーション制作も行なっている。主な受賞歴にNEWVIEW AWARD 2022グランプリなど。

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アーティスト活動において聴取環境についてのサウンドスタディーズのリサーチから音響表現を中心に、サウンドメイキング、インスタレーション、VRの制作を行う。
2022年から3DCGアーティスト、映像作家3人によるアートリサーチコレクティブIEEIRを結成し、多方面でコラボレーション制作も行なっている。主な受賞歴にNEWVIEW AWARD 2022グランプリなど。

Outline

開催日
2024年11月6日(水)19:00 – 21:00 (開場:18:45 / 交流会・体験会 21:00-22:00)
開催方法
会場参加のみ(配信なし)
会場
ロフトワーク渋谷オフィス10階(COOOP10)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7 道玄坂ピア10F
参加費
無料
定員
30名
共 催
株式会社ロフトワーク、MVMNT ユニット、一般社団法人渋谷未来デザイン
ご注意
・申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日Loftwork.com、MVMENTサイトに掲載する場合があります。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・本イベントの取材をご希望の方は、ロフトワークまでお問い合わせください。

こんな人におすすめ

  • 様々な領域のアーティストやクリエイターと共に、クリエイティブなアイデアを生み出したいと考えている方
  • 新サービス開発や研究の機会領域探索など、ビジネスでSFプロトタイピングの活用を検討している方
  • SFの考え方を学び、作品制作に活かしたいと考えているアーティストやクリエイター、漫画家など

ACCESS

ロフトワーク渋谷 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア10階

SF的未来探索実験コミュニティimkp Lab(イマケピ)とは

「imkp Lab.」は、ロフトワークのスペキュラティブデザイン・ユニット「MVMNT(ムーブメント)」が運営する、SF思考で常識に囚われない未来探索手法を開発・提案するコミュニティです。
文学分野で活躍してきたSF作家と、スペキュラティブデザイン・アート思考などのクリエーション分野で活躍してきた未来志向的なアーティストを繋げていく実験場です。インスピレーショナルな世界観を妄想し生み出すSF小説家と、世界観を派生させたりインスピレーションを加速させることができるプロトタイパーとしてのアーティストが共創することで、イノベーションの風土を醸成していくことを目的として活動していきます。(これまでのイベントはこちら

SIW2024について

SIW2024は、一般社団法人渋谷未来デザインが主催する、渋谷から未来をデザインするための、産官学民が集う対話・構想・体験・実証の場です。多彩なトークセッションやワークショップを通じて、社会課題に取り組み、持続可能な社会革新を目指しています。2023年には167,000人が参加し、90以上のパートナー組織とともに新たなプロジェクトが生まれました。2024年は、10月18日〜11月10日の約3週間にわたり開催予定。

SOCIAL INNOVATION WEEK 2024

Finished

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