EVENT トーク

大企業のオープンイノベーション最前線 
- ベンチャークライアントモデルやCVCを活用したスタートアップ連携 -

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Date
2025-06-18 (Wed)
17:00-19:30
Place
ロフトワーク渋谷オフィス10階(COOOP10) MAP
Capacity
会場参加(30名)、オンライン(上限なし) 
fee
無料

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About

大企業のオープンイノベーションを押し進める「次の一手」とは?

環境変化が激しい現在、スタートアップと大企業の連携など、社内外の垣根を超えた新たな価値を創出する「オープンイノベーション」は大企業にとって不可欠な成長戦略の一つになっています。ただオープンイノベーションと一言でいっても、実際にオープンイノベーションを通じて成果を出すには苦労している企業が多く、実効性ある連携に悩む声が多く聞かれます。

そこでこれまで様々な角度から大企業のオープンイノベーションを支援してきたプレイヤーが集結して、これからの大企業のオープンイノベーションの実践的なアプローチを提案したいと考えています。

出資しないスタートアップ連携「ベンチャークライアントモデル」

今回はそうした状況を突破する鍵として注目が高まる、ベンチャークライアントモデル(VCM)にフォーカスします。VCMは「出資」ではなく、スタートアップの「顧客」となり、自社の戦略課題に直結する製品・サービスを導入・活用するモデルで、BMWやボッシュなど世界の大手企業で成果を上げ、日本でも本格的な導入が始まりつつあります。(参考:スタートアップ協業を成功させるBMW発の新手法 ベンチャークライアントより)
単なる資金提供ではなく、実際の調達と活用を通じて、事業課題の解決とビジネス成長を同時に実現する──。VCMは、大企業のイノベーションにおける「次の一手」として有効な選択肢として注目されています。
私達はオープンイノベーションの目的に応じて、VCMやCVCなどの出資、共創拠点構築など、複数のアプローチを組み合わせて実行することがその糸口になると考えています。

書籍「成功させるBMW発の新手法 ベンチャークライアント」

書名: スタートアップ協業を成功させるBMW発の新手法 ベンチャークライアント
著者: 木村 将之、グレゴール・ギミー
出版社: 日経BP

内容紹介: 本書は、BMWが生み出し世界各地に広がった新しいオープンイノベーション手法「ベンチャークライアントモデル」を紹介しています。これは、戦略的利益の実現を目指して「スタートアップの顧客になる」手法です。スタートアップのソリューションを活用して企業の戦略的課題を解決して経済的効果を実現する方法について解説されています。

次の時代の事業を生み出す、新たなビジネスエコシステムを創る

共催は、テクノロジー領域の日米のスタートアップへの投資・協業に強みをもつMonozukuri Venturesと、大企業を中心に企業の未来ビジョン策定や共創の場づくりを手がけるロフトワーク。ゲストには、VCMの日本での第一人者であり、『スタートアップ協業を成功させるBMW発の新手法 ベンチャークライアント』の著書でもある木村将之氏を迎え、VCMモデルの基本構造から、導入プロセス、国内外の最先端の事例など詳しくご紹介いただきます。

後半ではパネルディスカッションを実施。従来のCVCやアクセラレーションでは見えにくかった、「なぜ連携するのか」「何を事業成長につなげるのか」という問いに向き合いながら、スタートアップ連携の実践的なアプローチのあり方を探ります。

大企業のイノベーション創出は、それぞれの企業の事業成長だけでなく、日本社会にとっても重要な課題です。大企業がこれからのオープンイノベーションをどう実装していくのか。その戦略と具体策を求めている方々にぜひご参加いただきたいです。

Monozukuri Venturesとは

Monozukuri Venturesは、日米に拠点を持ち、ハードテックに特化したベンチャーキャピタルです。スタートアップがハードウェアに挑戦できる世界を作ることを目指しています。
https://monozukuri.vc/ja/blog/makino_014/

Program

17:00-17:05
Opening Massage
株式会社ロフトワーク 代表取締役社長 諏訪光洋
17:05-17:15 
Talk「ロフトワークの実践紹介」
株式会社ロフトワーク 執行役員/ CPO(Chief Produce Officer)棚橋弘季
17:15-17:25 
Talk「Monozukuri Venturesの実践紹介」
株式会社Monozukuri Venturesマーケティング 横溝真衣
17:25-17:55
Keynote「世界が注目する調達型共創モデル、ベンチャークライアントモデルとは?」
ベンチャークライアントモデル伝道師 木村将之
17:55-18:35 
Cross Talk「これからのオープンイノベーションの実践的なアプローチ」
ベンチャークライアントモデル伝道師 木村将之
株式会社Monozukuri Ventures CEO 牧野成将
株式会社ロフトワーク 執行役員/ CPO(Chief Produce Officer) 棚橋弘季
株式会社ロフトワーク Culture Executive 岩沢エリ(モデレーター)
18:35-18:40
Summary / Closing
株式会社ロフトワーク Culture Executive 岩沢エリ
株式会社Monozukuri Ventures CEO 牧野成将
18:40-19:30
登壇者交えた交流会(軽食・ドリンクあり)

Outline

開催日
2025年6月18日17:00-19:30
定 員
会場参加(30名)、オンライン(上限なし)
参加費
無料
会 場
ロフトワーク渋谷オフィス10階 (東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア 10F)
配 信
Youtube
対 象
  • 大企業・中堅企業の事業変革、新規事業担当者
  • 大企業・中堅企業の共創、オープンイノベーション戦略のリーダー・担当者
  • スタートアップ連携、CVCなどのリーダーおよび担当者
共 催
株式会社ロフトワーク、株式会社Monozukuri Ventures
後 援
ものづくり日本会議
ご注意
  • 申込締切:6月16日(月)17:00
  • 参加URLは開催当日までにご登録いただいたメールアドレスへをお送りします。
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。
  • 参加者の皆さんの写真や議論の内容は、後日Loftwork.comに掲載する場合があります。
  • イベント内容の都合上、競合他社の方のお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。
  • 申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。

ACCESS

ロフトワーク渋谷オフィス10階 (東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア 10F)

Speaker

木村 将之

ベンチャークライアントモデル伝道師 

木村 将之

デロイトに入社しIPO、M&A、業務改善支援などを中心にスタートアップ企業を中心に幅広いコンサルティングメニューを提供。2010年イノベーションの支援に特化したデロイトトーマツベンチャーサポートの立上げメンバーとして参画。2015年シリコンバレー事務所を開設し、世界5拠点260名への拡大をCOOとして牽引。2022年デロイトアジアパシフィックのEmerging Growth Sector代表パートナーに就任。多くの企業のデジタルトランスフォーメーション、サービストランスフォーメーションを手掛ける。
2015年シリコンバレーの事業開発コミュニティSUKIYAKIを立ち上げ、2017年経済産業省が主催するモビリティの最先端の状況を日本に伝えるD-Labのメンバーとして活動。未来のモビリティに関して様々な発信を行う。成果創出に特化した大企業とスタートアップの新しいオープンイノベーションモデル「ベンチャークライアントモデル(Venture Client Model)」の日本での第一人者として活動も行う。政府の委員、各経済団体及び企業などでの講演、テレビ出演多数。
〇主要著書
「ベンチャークライアント」(日経BP社)(アマゾンカテゴリー1位)
「Mobility X」(日経BP社)(アマゾンカテゴリー1位)
「価値循環の成長戦略」第4章モビリティ(日経BP社)
「テクノロジーの地政学」第2章次世代モビリティ(日経BP社)

詳細を見る デロイトに入社しIPO、M&A、業務改善支援などを中心にスタートアップ企業を中心に幅広いコンサルティングメニューを提供。2010年イノベーションの支援に特化したデロイトトーマツベンチャーサポートの立上げメンバーとして参画。2015年シリコンバレー事務所を開設し、世界5拠点260名への拡大をCOOとして牽引。2022年デロイトアジアパシフィックのEmerging Growth Sector代表パートナーに就任。多くの企業のデジタルトランスフォーメーション、サービストランスフォーメーションを手掛ける。
2015年シリコンバレーの事業開発コミュニティSUKIYAKIを立ち上げ、2017年経済産業省が主催するモビリティの最先端の状況を日本に伝えるD-Labのメンバーとして活動。未来のモビリティに関して様々な発信を行う。成果創出に特化した大企業とスタートアップの新しいオープンイノベーションモデル「ベンチャークライアントモデル(Venture Client Model)」の日本での第一人者として活動も行う。政府の委員、各経済団体及び企業などでの講演、テレビ出演多数。
〇主要著書
「ベンチャークライアント」(日経BP社)(アマゾンカテゴリー1位)
「Mobility X」(日経BP社)(アマゾンカテゴリー1位)
「価値循環の成長戦略」第4章モビリティ(日経BP社)
「テクノロジーの地政学」第2章次世代モビリティ(日経BP社)
牧野 成将

Monozukuri Ventures, CEO

牧野 成将

フューチャーベンチャーキャピタルやサンブリッジにて製造業やIT分野のシードステージ企業への投資を行う。また京都や大阪の自治体等と連携してインキュベーションやアクセラレーションを立ち上げスタートアップエコシステムの構築に尽力。2015年、京都試作ネットと連携してハードウェアスタートアップの試作支援を行うMonozukuri Venturesを創業。2017年にスタートアップの試作と投資を行う国内初のファンド「MBC Shisakuファンド(1号ファンド)」を設立。現在、日本・アメリカのハードウェアやディープテックスタートアップに約60社への投資や製造業企業とのオープンイノベーションを推進する。

詳細を見る フューチャーベンチャーキャピタルやサンブリッジにて製造業やIT分野のシードステージ企業への投資を行う。また京都や大阪の自治体等と連携してインキュベーションやアクセラレーションを立ち上げスタートアップエコシステムの構築に尽力。2015年、京都試作ネットと連携してハードウェアスタートアップの試作支援を行うMonozukuri Venturesを創業。2017年にスタートアップの試作と投資を行う国内初のファンド「MBC Shisakuファンド(1号ファンド)」を設立。現在、日本・アメリカのハードウェアやディープテックスタートアップに約60社への投資や製造業企業とのオープンイノベーションを推進する。
横溝 真衣

Monozukuri Ventures, マーケティング

横溝 真衣

大手製造メーカーで開発エンジニアを経て、海外工場向けグローバルERPシステム企画を中心に海外各所サプライチェーン管理のDX化を実施。2014年リクルートに転職。複数の新規事業案件を推進後、大規模ポータルサイトにおいて、プロダクト責任者・組織責任者として事業戦略立案や事業運営を担当。数百億規模の事業グロースを実現。現在はMonozukuri Venturesにて製造業企業のオープンイノベーション推進に関わる一方で、自らもスタートアップ支援を行っている。

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棚橋 弘季

株式会社ロフトワーク, 執行役員 / CPO(Chief Produce Officer)

棚橋 弘季

2013年、デザイン思考を用いたプロダクト・サービス開発の支援を行なった経験をもってロフトワークに入社。以来、デザイン思考、デザインリサーチ、オープンイノベーションを特徴とする新規事業の構想・コンセプトづくりのプロジェクトに携わる。2016年には、富士通の共創プラットフォーム「FUJITSU Knowledge Integration Base PLY」でグッドデザイン賞受賞。近年では、システム思考のアプローチも取り入れ、社会・環境課題の解決を目指した事業開発プロジェクトに多数携わる。複数のステークホルダーを巻き込んだコレクティブな活動づくりが得意。芝浦工業大学卒業。難解で分厚い本を読むことを愛する。生涯読んでる本は推定1500冊以上。 著書に『デザイン思考の仕事術』、『ペルソナ作って、それからどうするの?』、共著に『マーケティング2.0』。noteのフォロワーは5万人超。

詳細を見る 2013年、デザイン思考を用いたプロダクト・サービス開発の支援を行なった経験をもってロフトワークに入社。以来、デザイン思考、デザインリサーチ、オープンイノベーションを特徴とする新規事業の構想・コンセプトづくりのプロジェクトに携わる。2016年には、富士通の共創プラットフォーム「FUJITSU Knowledge Integration Base PLY」でグッドデザイン賞受賞。近年では、システム思考のアプローチも取り入れ、社会・環境課題の解決を目指した事業開発プロジェクトに多数携わる。複数のステークホルダーを巻き込んだコレクティブな活動づくりが得意。芝浦工業大学卒業。難解で分厚い本を読むことを愛する。生涯読んでる本は推定1500冊以上。 著書に『デザイン思考の仕事術』、『ペルソナ作って、それからどうするの?』、共著に『マーケティング2.0』。noteのフォロワーは5万人超。
岩沢 エリ

株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー

岩沢 エリ

東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。

詳細を見る 東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。
諏訪 光洋

株式会社ロフトワーク, 代表取締役社長

諏訪 光洋

1971年米国サンディエゴ生まれ。慶應大学総合政策学部を卒業後、Japan Timesが設立したFMラジオ局「InterFM」立ち上げに参画。同局最初のクリエイティブディレクターへ就任。1997年渡米School of Visual Arts Digital Arts専攻を経て、NYでデザイナーとして活動。2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。 グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD」などを運営。

詳細を見る 1971年米国サンディエゴ生まれ。慶應大学総合政策学部を卒業後、Japan Timesが設立したFMラジオ局「InterFM」立ち上げに参画。同局最初のクリエイティブディレクターへ就任。1997年渡米School of Visual Arts Digital Arts専攻を経て、NYでデザイナーとして活動。2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。 グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD」などを運営。

申込締切:6月16日(月)17:00