FINDING 山口 謙之介 2014.08.19

社員が先生!社内カメラ講座でスキルアップを図るの巻

こんにちは、山口です。

「ロフトワークはイベントのたびにプロのカメラマンを呼んでいるんですか?」とよく聞かれます。実は、カメラマンの方にお願いをする機会はほとんどありません。ロフトワークの写真は、オウンドメディア運用チームが日々カメラ片手にシャッターチャンスを狙っているものです。

わくわく写真講座?

最近ではディレクターも、ワークショップやプロジェクトの記録の一環でカメラを持つことが多くなってきました。でも、ブレた写真や暗い写真ばかりになってしまって「やっぱりカメラって苦手・・・」と肩を落とす人もちらほら(私もその一人でした)。そこで、意外と知らないカメラのいろはから撮影時のおすすめ設定まで、オウンドメディアチームに教えてもらおう!ということで社内向けにカメラ講座が開催されることになりました。

会社のと講師の私物合わせて、Nikonの一眼レフ5台、ソニーのミラーレス5台(うち3台がα7)、レンズは20本以上ありました。

講座にはクリエイティブDiv.だけでなくマーケティングDiv.やシステムDiv.、プロジェクトスタッフまで、約30人ものメンバーが業務の合間を縫って参加。もともとカメラ好きが多いロフトワーク、公私ともにもっとカメラを活用したい!と思っている人は予想以上に多かったようです。

ずらり。業務より・・・いえ、業務と同じぐらい真剣な眼差しです。

仕組みを知るとカメラをもっと触りたくなる!けんのすけ先生のカメラ基礎知識講座

前半は社内でも屈指のガジェット好き、マーケティングDiv.山口がカメラの仕組みを解説します。山口はWebマスターとしてコンテンツ制作にも携わっており、事例取材やスタッフ写真の撮影も担当しています。

カメラの大きな要素はシャッタースピード、絞り、ISOの3つ。カメラは暗闇に光を集めて像を焼き付けるという仕組みで成り立っていますが、光を取り込む時間や量を調節することで、適切な明るさの写真を撮影します。今まで「FとかISOとか何を言っているんだろう」と思っていましたが、説明を受けて数値の意味が少し理解できるようになってきました。

最新のスマートフォンにはF2.2のレンズが搭載されているものもあり、十分立派な写真が撮れます。写真を楽しむには、必ずしも高価なカメラを持っている必要はないのですね。

「絞り優先モード」の場合、光の量を決める「絞り」を指定するとそれに合わせて適切なスピードでシャッターが下ります。たくさん絞っていれば暗くなるのでシャッターの開いている時間が長くなり、あまり絞っていなければ明るいのでシャッターは一瞬で下ります。絞りの概念は手で筒を作って覗いてみるのが分かりやすかったです。筒を絞ると暗くなり、筒を開くとたくさん光が差し込んできます。

顔は絞らなくても大丈夫です。

また、絞り値が小さくなるにつれピントの合う範囲(被写界深度)が狭まるので、何をくっきり写したいか、何をぼかしたいかによっても絞り値を指定することができそうです。数値の意味が分かって、今まで触ったことのなかった設定メニューにだんだん興味が湧いてきました。

設定できると写真をもっと撮りたくなる!まゆみん先生のおすすめカメラ設定講座

後半の講師は、ブロガーでもあり好奇心旺盛なロフトワークPRの石川。公私ともにカメラを肌身離さず持ち歩いている彼女に、実践に役立つおすすめ設定を指南いただきました。

まず押さえるべきポイントは「F値、シャッタースピード、ISO、露出、ホワイトバランス」の5つ!と断言する石川。画面で見るとこんな感じ。5つとはいえ結構見るところが多い・・・

といっても適度にオート設定を使ってOK、というのが石川流アドバイス。気になったらこの5点のどれかを調整すれば改善されるはず、とのこと。ちょっと安心しました。

話を聞いているだけでは分かったつもりになって終わってしまうので、各自のカメラで画面をチェックします。家で取扱説明書を見ながら操作していても、どれも同じに見えてよく分からなくなってくるんですよね・・・その点、社内の気心知れた連中でわいわい言いながら学べるのは気兼ねなく質問ができて良いです。楽しいし。これだけでもだいぶカメラが好きになりました。

設定をチェックしたら、社内の風景や同僚の写真を試し撮り。数値を変えて撮り比べてみると、写真にはっきりと違いが出ました。面白い!講座の成果をその場で体感できると満足度が格段に上がりますね。

すると突如、このカメラ講座を後方でじっと見ていた代表・諏訪が講師として飛び入り参加。中級者編?として、レンズを変えて撮影した同じ景色の写真を紹介しました。旅行の際はレンズを必ず2本持って行くという諏訪。ここではこれ、と決め打ちで撮るのではなく、何枚か撮影しながら勘所を探り当てる、とのこと。「標準レンズを今すぐ捨てろ!」という過激発言に社員の数名が頷いていたことに背筋が凍りましたが・・・ようやく絞りを覚えたレベルの私にはもう少し先のお話、ということにします(諏訪さんすみません)。

受講しているうちにノリノリになって急遽登壇した諏訪。NYの写真を自慢したかったわけではないと思います。

社内から感謝の声が続々!先生方の次回作にご期待ください

イベントの後には振り返りアンケートを忘れずに。ロフトワークの定番です。良かった点、反省点、次回へのリクエストを書くことが講師へのフィードバックになると同時に、受講した一連の内容を振り返ることにもなります。

 

<アンケートより>

  • すっごくわかりやすかったです!カメラもっと使ってみようと思いました。図解や、参考写真など資料も理解しやすかったです。
  • 実際にこういうシーンではこう撮れ!みたいなケーススタディがあると、実際に自分が遭遇するシーンでもうまく撮れる気がします!
  • なんとなくや感覚で曖昧に処理していた部分を改めて説明してもらえて、とても腑に落ちました!説明書を何回読んでも覚えられないのは、「主観的な解説がないから」なんだなって思いました。

一流のプロじゃなくても、ちょっと知ってることをちょっとシェアするだけで、周りの人がハッピーになることってあるんだな、と改めて思いました。けんのすけ先生、まゆみん先生、ありがとう。おかげでカメラと仲良くなれそうです。撮影の仕事、来ないかな・・・次回の写真講座までには自分なりのお気に入り設定を見つけておこうと思います!

参加者全員で記念撮影
山口 謙之介

Author山口 謙之介(マーケティング)

大学卒業後、教材の営業を担当。2004年12月ロフトワークに入社し、クリエイティブ・ディレクターとしてCMSを用いたサイトの構築から、新技術を用いたWeb関連アプリケーションの開発のディレクションなど幅広いプロジェクトを担当。2007年10月よりマーケティングを担当し、現在はloftwork.jp全般の管理を行う。カメラやPCなどデバイスが好きで、常に無数のガジェットに囲まれて仕事している。2013年9月、Google Analytics Individual Qualification (GAIQ) 取得

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#05 場が働き方をつくる
(ドーナツの穴 ー創造的な仕事のつくり方ー)

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