こんにちは。PRの石川です。
3年越しにロフトワークの会社案内を刷新しました。今回のロフトワークの会社案内は、ロフトワークカラーの黄色(#ffff00)の六角形、すぐに開けて中を見てもらえるよう、特殊な折り加工を施しています。

今までのロフトワーク自社の「紙の制作物」は、数十ページにわたる大作な冊子や、loftwork.com(現:AWRD)のクリエイターカレンダー、季節ごとに送るフリーペーパー的な季刊紙……などなど様々な試行錯誤と新しいチャレンジを繰り返してきましたが、今回は新しい「形」にチャレンジしています。
紙の形状と折り方は複雑ですが、中身は明瞭でシンプルでわかりやすく。
ロフトワークのこと、ロフトワークのもつクリエイティブネットワークのこと、そしてロフトワークが手がけたプロジェクトのことを端的に紹介しています。

HONEYCOMB STRUCTURE

形のテーマは、HONEYCOMB STRUCTURE(ハニカム構造)

ハニカム構造とは、正六角形を隙間なく並べた構造のことで、ハニカムとは英語で「蜂の巣」の意味です。
ハニカム構造は軽くて強度があり、原子のレベルでも炭素同士が六角形に結合すると、あらゆる原子結合で最も強いのだそうです。飛行機の翼や、地球と宇宙ステーションを結ぶ軌道エレベーターにも利用される(見込み)など、非常に強固な構造体なのです。
ハニカム構造についてはこちらの記事(ミツバチが完璧な六角形を作る理由―効率と宇宙)にわかりやすく解説されています。

蜂が多彩な花から花粉を集め、そして受粉させ植物を芽吹かせるように、ロフトワークのメンバーは、多様な人々と出会い、そして繋げて、セレンディピティによって生まれる「新しい価値」を追求しています。
それらをハニカムに蓄積し醸成していく。
ハニカム構造は、多様なプロジェクトがインパクトを生み出すための強固な集合体なのです。

ハニカム構造の形状を活かつつ、開きやすく見やすいものにするために、かなりの試行錯誤を繰り返しました。
一枚一枚紙芝居のようにめくって開く構造が良いのでは?いや、一気に開けるようにした方がいいのでは?じゃあどんな折り方で実現できるの?
かなりの数のプロトタイプを作成し検証を重ね、最終的には内輪で「木島折り」と呼ばれる、クリエイティブディレクターの木島が考案した折り方が採用されました。

上下にもって開いて閉じやすい!
上下にもって開いて閉じやすい!

少しでも使いやすいものにするために、紙の厚さや折り込みの工夫、スリットの入れ方など、最後まで奮闘してくれた、制作を担当してくださったアイデアスケッチさんには頭が上がりません。

アイデアスケッチの阿久津さん(左)と山口さん(右)。一緒に良いものをつくろうと、最後の最後までロフトワークのわがままを受け入れ試行錯誤してくださりました。
「木島折り」の考案者、木島。
プロトタイプを見てもらって、プロデューサー陣に集まってもらってフィードバックをもらってさらにブラッシュアップを重ねていきました。
紙を切り貼りして、とにかく試作を重ねました。

そんな会社案内(しかもFabCafe等のクーポンステッカーつき)を 抽選で100名にプレゼントします

会社案内と一緒に「FabCafe Tokyoのドリンククーポン or MTRL KYOTOの45分利用クーポン(どちらも500円相当)」「OpenCUの受講クーポン(1500円相当)」が含まれた、ロフトワークステッカーセットが入っています。(これもかなり可愛い出来で気に入っています♪)周回遅れてお届けする大人のささやかなお年玉として、ぜひ活用ください。

ロフトワークと懇意にさせていただいている皆さまのお手元にはお届けしているかと思いますが、「えっと…あの…届いていないです…」(すいません!)という方も「届いたけどもう一枚欲しい」という方もご応募いただければ幸いです!

応募締め切りは2016年1月31日(日)まで。2月中旬にお送りする予定です。抽選の結果は当会社案内の発送を持って代えさせていただきます。

応募は締め切りました。たくさんのご応募、ありがとうございました!

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