ロフトワークはこのたび、科学や技術、思想・芸術の分野に大きく貢献した方々に贈られる日本発の国際賞『京都賞』の公式Webサイト(日英)のリニューアル制作を担当し、2019年8月28日新サイトが公開されました。

京都賞のことを詳しく知らない一般の生活者が、卓越した実績を残した京都賞受賞者の方々を身近に感じ、少しでも先端の「知」に触れることを楽しむにはどうすればよいか。プロジェクトでは、年1回秋に開催される「記念講演会」を通じて、受賞者の人柄に触れてもらうことが最大の機会であるととらえ、受賞者情報/イベント情報/アーカイブとしての記念講演録・講演動画への導線をシンプルに整えました。新しいWebサイトでは、【受賞者】の詳細プロフィールページを核として、【記念講演会】ならびに【ワークショップ】の情報にアクセスしやすくなりました。

また、3部門・12分野の授賞対象領域については、「毎年授賞領域が各部門1つずつで、4年で1周する」という性格をふまえ「円の分割」で表現。一覧の絞り込みUIや、受賞者名に沿えるラベルアイコンに用いて、賞の全体像をつかみやすくすることを図りました。

本サイトは、今年も11月に行われる「京都賞ウィーク」各イベントの情報公開にあわせてオープンしました。京都賞トップページは、四季の移り変わりとともに受賞者発表・イベント実施の年間スケジュールに合わせて前面に出る情報が変化します。

来月には、稲盛財団の公式Webサイトも公開を予定しています。

プロジェクト体制

・クライアント:公益財団法人 稲盛財団
・プロデューサー:藤原 里美
・クリエイティブディレクター/PM:入谷 聡
・ディレクター:飯田 隼矢
・テクニカルディレクター:関井 遼平
・Webデザイン・HTMLコーディング・WordPress開発:スタジオスプーン株式会社

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循環型社会を目指すプレイヤーをつなぎ、後押しするコンソーシアム、
「crQlr(サーキュラー)」がWebサイトをリニューアル