こんにちは、ロフトワークの実本です。
ロフトワーク 20周年を機に制作・発行してきた季刊紙「LOFTWORK PAPER」の第3号が完成しました。

今回のテーマは、「Will / ロフトワークが考える “明日” とは?」です。

さて、突然ですがこの季刊紙は第3号にして最終号となります。

ロフトワークのいまとこれからを伝えるべく季刊、つまり3カ月に一度の発行を目指してスタートしたのも束の間、2020年2月の創刊まもなく見舞われたコロナ禍はあっさりと私たちの企てを遮りました。

しかしこの間も、ロフトワークは未来に向けてチャレンジするクライアント、クリエイターの皆さんと共に、さまざまなプロジェクトに取り組んできました。仲間も着実に増えていると感じます。

3号でも、組織開発、STEAM教育がテーマのミュージアム、ブランド戦略、循環型経済の実現を目指すコンソーシアム、女性の教育に真正面に向き合う大学の新学科開設支援など、一見まとまりがなく「ロフトワークってなんの会社?」という問いが今回も聞こえそうです。

3号で完結させると決めたときから、テーマはストレートに「未来」にまつわることばにしようと合意しました。「未来だけど遠すぎない。自分たちが関与できる」と選んだのが「明日」です。そして「Tomorrow」では時間軸が近すぎるし、「Future」も違うんだよね、、と議論する中で出てきたワードが「Will」でした。

今年2月に「ロフトワークってなんの会社?」に答えるためのステートメントが発表されましたが、この季刊紙も同じ問いに答えることを意図してつくり始めたもの。今回取り上げた8つのプロジェクトはいずれも、常識にとらわれずに未来の可能性をひらき、ワクワクする社会を共につくる、そんな取り組みです。紹介したプロジェクトに関わられたみなさんの意志を受け取ってもらえたらうれしいです。

編集チームのご紹介

今号も編集長にアートで社会をクリエイティブにする「渚と」主宰である森隆一郎さん、編集・執筆は清水康介さん、アートディレクションはTAKAIYAMA inc.の山野英之さん・田岡美紗子さん、写真は濱田晋さんというチームで制作しました。

発行人よりご挨拶

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すでにお手元に届いている方もいらっしゃるかと思います。もし届かない、読みたいよ、という方がいらっしゃれば、メールフォームからご連絡ください。ロフトワークの渋谷・京都の各拠点、FabCafe Tokyo  / Kyoto /  Hida / Nagoyaの店頭にも置いておりますので、ぜひ手にとって読んでいただけたらうれしいです。

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