三井化学グループのあらゆるアセットを紹介・体験できる共創空間

ロフトワークが総合プロデュースを手掛ける、三井化学株式会社の共創空間「Creation Palette YAE®」が、2024年10月21日(月)に八重洲本社に置く東京ミッドタウン八重洲に開設します。

ロフトワークは本施設の構想段階から伴走。コンセプト立案から空間設計、内装や展示什器の制作、展示システム設計、ロゴ・PR動画作成、CRMの構想などをトータルでプロデュースし、ハードとソフトの両面から複合的に「共創」の実現をサポートしました。

施設開設の背景

三井化学株式会社は、長期経営計画「VISION 2030」の中で「ビジネスモデル転換」を掲げており、従来の素材提供型ビジネスから、社会課題視点のビジネスへの転換の取り組みを進めています。この取り組みを進めるにあたり、同社グループのあらゆるアセットをワンストップで紹介・体験できる設備やプログラムを備えた共創空間として「Creation Palette YAE®」を開設しました。

「Creation Palette YAE®」は、日本の玄関口の一つである東京駅直結という絶好の地の利を活かし、同社グループと社会をつなぐ強力なチャンネルとなることを目指しています。

施設の全体コンセプトについて

あらゆるステークホルダーのコミュニケーションを促進する「触媒」

共創空間「Creation Palette YAE®」は、本社機能を置く東京ミッドタウン八重洲に共創の花びらが重なるようにという思いをこめて名付けられました。

共創の実現には、多様なステークホルダーとともに、共感を手がかりとして共通の目的を発見し、新しい価値をともに探求していく態度と実践が不可欠です。その出発地点となる共創空間は、三井化学のあらゆるステークホルダーの共感を生み出し、共創活動を促進する触媒の役割を果たします。

8つの空間体験のデザイン

本施設には、それぞれ独自のコンセプトを持った5つのゾーンから成る展示エリアに加え、応接室、多目的エリア、コワークエリアが設けられています。

展示エリア:「変革の三井化学」の思想から共創のきっかけをつかむ「BIOGRAPHY」

展示エリア:多様な切り口から、製品・技術の特徴を伝える「SEEDS SPEC」

展示エリア:共創のための“強み”や“活気”を伝える「LIBRARY」

共創活動を一歩前に進めるスペース「コワーキングエリア」

お互いの「やってみたい」を深掘りし合える対話の場「応接室エリア」

プレイヤーと“化学反応”を起こす、運営企画設計と会社紹介コンテンツのディレクション

同社の魅力をわかりやすく伝えるために、会社紹介と展示什器を制作しました。

「共創」の実現に向けたコミュニケーションデザイン

多様なコンテンツを一括で管理する展示システム

製品・技術データベースの構築

可変性とユーザー体験を重視した展示什器

化学を起点に、ありたい共創の姿を示すロゴ/サインの制作

本施設のロゴは、この施設で共創に取り組む三井化学の姿勢と、目指す姿が表現されています。漢字の形状を生かした特徴的なデザインでは、化学の「化」の文字2つが合わさって「花」の文字となり、それが成長し、咲き誇る様子をイメージ。共創空間で起こる、人と人、技術と技術の出会いによってイノベーションが生まれ、この場で共創の「花」が咲くことへの想いが込められています。(ロゴデザイン:MIDORIS合同会社)

施設概要

Creation Palette YAE®

所在地

東京都中央区八重洲2-2-1東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー13階

敷地面積
1,292m²
稼働開始時期
2024年10月21日
お問い合わせ
三井化学株式会社

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