京都大学大学院 総合生存学館による「サーキュラーマテリアル・コンソーシアム」の講演に、FabCafe Kyoto ブランドマネージャーの木下浩佑が登壇
FabCafe Kyoto ブランドマネージャーの木下浩佑が、2025年5月30日(金)に京都大学大学院 総合生存学館 (思修館)で開催された「サーキュラーマテリアル・コンソーシアム」に登壇しました。
サーキュラーマテリアル・コンソーシアムは、総合生存学館と長瀬産業株式会社が中心となり、サステナブルな材料の開発に関する最新技術やトレンド、ディスカッションの機会を提供する議論・提案の場です。京都大学が主催し、2022年9月の運営開始以来、企業や研究機関が参加するオープンなプラットフォームとして発展しています。
木下は、本講演で「サーキュラーマテリアル × デザイン」をテーマに、持続可能なものづくりのための戦略と実装について、MTRL(マテリアル)や循環型プロジェクトをデザインする crQlr(サーキュラー) の事例を紹介しました。

京都大学大学院 総合生存学館 齋藤研究室
「サーキュラーマテリアル・コンソーシアム」詳細
主催:京都大学大学院 総合生存学館
参加企業(2024年10月〜):株式会社 esa、共同印刷株式会社、阪本薬品工業会社、住友精化株式会社、第一工業株式会社、ナトコ株式会社、三井化学株式会社、ヨネックス株式会社、長瀬産業株式会社
※講演会に参加できるのはコンソーシアム会員のみ
登壇者
TEAM

MTRL(マテリアル)
MTRLは、世界中の素材メーカーを中心に、素材起点のイノベーション「マテリアル・ドリブン・イノベーション」の創発を支援しています。従来の製造業では、思いがけない発明、高度な機能の開拓こそがイノベーションを創出するとされてきました。しかしそれだけではイノベーションを実現することは困難です。ものづくりでは、モノのイノベーションではなく、“意味”のイノベーションが、企業価値の源泉になりつつあるのです。「なぜ開発するのか」「それは私たちの生活に意味があるものなのか」。私たちは「意味づくり」のプロフェッショナルとも言えるデザイナーが活用してきた思考の道具を、ものづくりの「現場」へ配りたいと考えています。

FabCafe Kyoto
FabCafeは世界中に拠点を持つ、クリエイティブコミュニティです。人が集うカフェに、3Dプリンターやレーザーカッター等のデジタルものづくりマシンを設置。“デジタル”と“リアル”の壁を自由に横断し、未来のイノベーションを生み出します。地域のクリエイターやアーティスト、企業とともに、食、アート、バイオ、AIから教育まで、ものづくりの枠を超えたラボ活動も行っています。FabCafe Kyotoは築120年の建物をリノベーションしてうまれた空間を拠点に、ユニークな才能やテクノロジーが集まり交差する場をつくることをミッションとして、2015年末のオープンから活動を開始。クリエイター、職人、メーカー、研究者など、業界の垣根を超えた数々の出会いやコラボレーションの起点がここで生まれてきました。
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