ロフトワーク京都メンバーが、大阪・中津エリアで、まち全体で働く実験に参加。
2日間限定で小さなFabCafe Osaka(仮)が出現
京都ブランチメンバーが、“まち全体で働く” を実験
ロフトワーク京都ブランチのメンバーは、10月23日(月)〜10月27日(金)に大阪市北区中津の西田ビルを中心とした中津エリアで働きます。隈研吾建築都市設計事務所と東邦レオ株式会社が推進する、「地球OS書き換えプロジェクト」構想内にて定義されたワークスタイル「半ノラワーカー」の実証実験に参画するものです。期間中、中津の町に点在する縁側や軒下を地域で共有し、「まち全体で働く」ことを実践します。
西田ビル
西田工業株式会社が運営する大阪・中津にある総合ローカルカルチャー施設。コミュニティ型コワーキングスペースやシェアキッチン、クラフトビールの中津ブルワリー、グランドフロアをまちに開いた「ハイパー縁側」の活動など、ユニークな取り組みをしている。ロフトワークは、2021年夏からオフィスリニューアルの外部パートナーとして携わっています。
今回は、西田ビルを中心とした中津近隣や、大阪のクリエイティブユニットgrafが運営しているgraf porchなどでメンバーが働きます。期間中、中津エリアでメンバーを見かけたらぜひお声がけください!
「半ノラワーカー」とは?
「半ノラワーカー」は、隈研吾建築都市設計事務所と東邦レオ株式会社が推進する「地球OS書き換えプロジェクト」にて定義されたワークスタイルで働く人およびそのスタイルの名称です。“ノラ”は、野良猫の野良をインスピレーションに、気ままで自由でありながらも、自身の意思で行動するスタイルになぞらえて、現代ならではの“ノラ”スタイルの働き方を「半ノラワーカー」と名付けました。「半ノラワーカー」が店舗や事業所などの軒先をワークスペースとして活用することで、かつての縁側にあったような交流が、スペース提供者とワーカーの交流が生まれ、地域コミュニティの活性化に繋がることや、そこからビジネスの種が生まれ育っていくこと、また共創が自然発生していくことが予想されます。単身者や高齢者の孤立が社会問題となっている現代において、失われつつあるかつての“縁側”の価値を、建物の形状などのハードではなく、その本質的価値を街に実装するNeo縁側的働き方です。
実はこの期間、京都オフィスとFabCafe Kyotoは、現代アートに特化した展示販売会「ARToVILLA MARKET Vol.2」を開催します。8年前にFabCafe Kyotoのリノベーションを担当した建築家 佐野文彦氏により、虚実が入り混じる空間に大変身! 大阪でFabCafeのコーヒーを一服したら、次は京都で開催するARToVILLA MARKETで現代アートの展示をお楽しみください。
2日間限定でFabCafeのコーヒーを大阪で振る舞います!
関西で京都に次ぐ場所として、「FabCafeを大阪でもつくりたい!」という野望をいただいている京都ブランチのメンバー。そこで、メンバーが大阪に出没している期間のうち、24日(火)と25日(水)の2日間限定で、FabCafeのコーヒーを西田ビルで振る舞います。最小単位のFabCafeの実験の場として、「Creative&Mood」をコンセプトに移動式のカフェが登場します。
FabCafeは、世界中に拠点を持つクリエイティブコミュニティです。人が集うカフェに、3Dプリンターやレーザーカッター等のデジタルものづくりマシンを設置。“デジタル”と“リアル”の壁を自由に横断し、未来のイノベーションを生み出します。地域のクリエイターやアーティスト、企業とともに、食、アート、バイオ、AIから教育まで、ものづくりの枠を超えたラボ活動も行っています。
24日(火)夜には、西田ビルで『ヒロセバーとスナックほんで』を開催します。FabCafeのスペシャルティコーヒーや5人のマスターとの対話を楽しみに、ぜひ足をお運びください。
FabCafe Osaka(仮) Popup
- 日時
- 10月24日(火)、25日(水) 11:00頃〜
- 場所
- 西田ビル 1Fエントランス(住所:大阪市北区中津3丁目10-4)
- アクセス
- 阪急「中津駅」から徒歩3分、大阪メトロ御堂筋線「中津駅」徒歩4分
イベント『ヒロセバーとスナックほんで』
- 日時
- 10月24日(火) 18:00〜21:00
- 場所
- 西田ビル3F Laugh Out Kitchen
- 参加費
- 入場料500円(おつまみ付き)
- 詳細
- https://loftwork.com/jp/event/20231024_snack-honde
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