EVENT ユカイ工学・ロフトワーク共催 @Online

心を広げる(ウェルビーイング)ユーザー体験の創出
〜AI・ロボットで考える7つのテーマ〜

Report レポート
掲載中

レポート掲載中

効率性・生産性にこだわらない。
他者(=ロボット)の"弱さ"を補うことで生まれるウェルビーイング。ニューノーマル時代のロボット・AI活用によるユーザー体験を考える

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Date
2020-09-03 (Thu)
Time
14:00-16:00
Place
オンライン
Capacity
200
fee
無料

Finished

About

失われた機能の補完でなく、いまこそ新しい体験の創出を考えよう

新たな生活様式によって生まれた制約に対し、ロボットやAIでどう代替できるか。どう補完できるか。という議論が多いようです。

しかし、私たちが変わったのは単純な生活習慣だけではありません。根本的な価値観や未来への向き合い方も様変わりしている人が多いのではないでしょうか。

つまり私たちはいま、全く新しいユーザーと向き合っているに等しいのです。そのため、いかに課題や問題意識を知ったつもりにならず、新鮮な気持ちで「より一層、人の感情に寄り添うこと」が重要になってきます。

人の感情に寄り添うロボット・AI・IoT活用の可能性

私たちが分断されてしまったこと、言葉にできないなにか。本当に求めていること。すでに顕在化されている課題だけでなく、本人すらも気づいていない潜在的な欲求や感情に改めて向き合うことで、これまでにない、ロボットやAI、IoT活用の可能性が見えてくるかもしれません。

そんな議論を深めていきたく、今回は「ロボティクスで世界をユカイに」を合言葉に、ユニークなIoT、ロボット開発をおこなっているユカイ工学と共催で、「AI・ロボットを切り口に、心を広げる(ウェルビーイング)ユーザー体験の創出」を考えるイベントを開催します。

人間味、新しい接客など7つのお題を用意。 ニューノーマル時代に必要な、心が広がるユーザー体験を考える。

新しい体験や価値の発芽をユーザーの心の動きにフォーカスし、下記の7つのテーマをキーワードにパネルセッション方式で議論します。

  • スーパーマンではないロボット
  • ノンバーバル・コミュニケーション
  • 人間味~スマートスピーカーへの愛着
  • ロボットが必要な理由
  • コロナ時代の新しい接客
  • ニューノーマルの家庭とお家時間
  • 変化を求められるオフィス空間

特別ゲストパネリストは『弱いロボット』著作で知られる、社会的ロボティクスなど呼ばれる次世代ロボット研究者の岡田美智男先生。AIやロボットが、これからの時代に求められるウェルビーイングなユーザー体験にどんな役割で関わるのか。どんな体験を創出できるか考えていきます。

共催:ユカイ工学株式会社

ロボット/ハードウェア 開発・製造・販売を通じて「世界をユカイ」に変えるスペシャリスト集団。

ユカイ工学Web

Speaker

岡田 美智男

豊橋技術科学大学, 情報・知能工学系 教授

岡田 美智男

NTT基礎研究所 情報科学研究部、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などを経て、2006年より豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 教授。
専門分野は、コミュニケーションの認知科学、社会的ロボティクス、ヒューマン-ロボットインタラクション。特に、自らはゴミを拾えないものの、子どもたちの手助けを上手に引き出しながら、ゴミを拾い集めてしまう〈ゴミ箱ロボット〉、モジモジしながらティッシュをくばろうとする〈アイ・ボーンズ〉、昔ばなしを語り聞かせるも、ときどき大切な言葉をもの忘れしてしまう〈トーキング・ボーンズ〉など、関係論的な行為方略を備える〈弱いロボット〉を研究。これまで学生たちと30タイプを越えるオリジナルなロボットを構築してきた( https://www.icd.cs.tut.ac.jp/ )。
主な著書・編著に、『〈弱いロボット〉の思考』(講談社現代新書、2017)、『ロボットの悲しみ』(新曜社、2014)、『弱いロボット』(医学書院、2012)、『身体性とコンピュータ』(共立出版、2001)、『口ごもるコンピュータ』(共立出版、1995)など。

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専門分野は、コミュニケーションの認知科学、社会的ロボティクス、ヒューマン-ロボットインタラクション。特に、自らはゴミを拾えないものの、子どもたちの手助けを上手に引き出しながら、ゴミを拾い集めてしまう〈ゴミ箱ロボット〉、モジモジしながらティッシュをくばろうとする〈アイ・ボーンズ〉、昔ばなしを語り聞かせるも、ときどき大切な言葉をもの忘れしてしまう〈トーキング・ボーンズ〉など、関係論的な行為方略を備える〈弱いロボット〉を研究。これまで学生たちと30タイプを越えるオリジナルなロボットを構築してきた( https://www.icd.cs.tut.ac.jp/ )。
主な著書・編著に、『〈弱いロボット〉の思考』(講談社現代新書、2017)、『ロボットの悲しみ』(新曜社、2014)、『弱いロボット』(医学書院、2012)、『身体性とコンピュータ』(共立出版、2001)、『口ごもるコンピュータ』(共立出版、1995)など。
青木 俊介

ユカイ工学株式会社, CEO

青木 俊介

東京大学在学中に、チームラボを設立、CTOに就任。
その後、ピクシブのCTOを務めたのち、ロボティクスベンチャー「ユカイ工学」を設立。
「ロボティクスで世界をユカイに」というビジョンのもと家庭向けロボット製品を数多く手がける。
2014年、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」を発表。2017年、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」を発表。
2015 年よりグッドデザイン賞審査委員。

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その後、ピクシブのCTOを務めたのち、ロボティクスベンチャー「ユカイ工学」を設立。
「ロボティクスで世界をユカイに」というビジョンのもと家庭向けロボット製品を数多く手がける。
2014年、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」を発表。2017年、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」を発表。
2015 年よりグッドデザイン賞審査委員。
巽 孝介

ユカイ工学株式会社, CDO

巽 孝介

豊橋技科大岡田研究室在籍中数多くのロボットのデザインを手がける。
その後、デザインオフィスnendoを経て、2014年よりユカイ工学に参画。
BOCCO、BOCCO emoのチーフデザイナー。
その他受託開発も含めてロボットやIoT製品のデザイン、ディレクションを数多く行う。

詳細を見る 豊橋技科大岡田研究室在籍中数多くのロボットのデザインを手がける。
その後、デザインオフィスnendoを経て、2014年よりユカイ工学に参画。
BOCCO、BOCCO emoのチーフデザイナー。
その他受託開発も含めてロボットやIoT製品のデザイン、ディレクションを数多く行う。
浅見 和彦

株式会社ロフトワーク, シニアプロデューサー

浅見 和彦

音楽、家電、インテリア業界を経て2014年にプロデューサーとして入社。クライアントの顕在的課題だけに囚われず、潜在的課題を引き出すこと。ユーザーインサイトに基づいたビジネスデザインを描き、中長期的戦略に落としたプロジェクト支援を心がけている。代表事例は、グローバルにVR/ARコミュニティ創出やムーブメントづくりに挑戦している「NEWVIEW」Projectや、デザインリサーチからサービスデザインを行った中小企業向け少額融資サービス「ALTOA」など。その他にも、大規模Webサイトのリニューアルや、製品ブランディング、街づくりなど幅広いプロデュース経験を持つ。最近のブームは寄席通い。

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岩沢 エリ

株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー

岩沢 エリ

東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。

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Program

14:00-14:05
Introduction「ロボットとつくる、心豊かな体験とは」
株式会社ロフトワーク マーケティング 岩沢 エリ
14:05-14:20
Session1 「ユカイ工学事例紹介」
ユカイ工学株式会社 CDO 巽 孝介
14:20-14:35
Session2 「ロフトワーク事例紹介(ユーザー体験を考える上での3つの視点)」
株式会社ロフトワーク プロデューサー 浅見 和彦
14:35-15:25
パネル・ディスカッション「心を広げる(ウェルビーイング)ユーザー体験の創出 〜AI・ロボットで考える7つのテーマ〜」
・スーパーマンではないロボット
・ノンバーバル・コミュニケーション
・人間味~スマートスピーカーへの愛着
・ロボットが必要な理由
・コロナ時代の新しい接客
・ニューノーマルの家庭とお家時間
・変化を求められるオフィス空間
豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 教授 岡田 美智男
ユカイ工学株式会社 CEO 青木 俊介
ユカイ工学株式会社 CDO 巽 孝介
株式会社ロフトワーク プロデューサー 浅見 和彦
株式会社ロフトワーク マーケティング 岩沢 エリ
15:25-15:40
QAセッション
豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 教授 岡田 美智男
ユカイ工学株式会社 CEO 青木 俊介
ユカイ工学株式会社 CDO 巽 孝介
株式会社ロフトワーク プロデューサー 浅見 和彦
株式会社ロフトワーク マーケティング 岩沢 エリ
15:40-15:45
クロージングセッション
株式会社ロフトワーク マーケティング 岩沢 エリ

Outline

開催日
2020年9月3日(木)14:00-16:00
定員

200名

参加費
無料
対象
・ロボット、IoTを活用した新事業・サービス開発を検討している方
・ロボット、IoTを通じて新しい生活体験や販売体験を構築したいと検討している方
・新規事業開発、事業開発責任者及び担当者
配信
Zoom(ウェビナー)/YoutubeLIVE
共催
ユカイ工学株式会社 株式会社ロフトワーク
ご注意
・zoomでのウェビナー参加またはYoutubeの視聴が必要となります。ご参加の際は事前に参加または視聴可能かご確認をお願いします。
・参加、視聴URLはイベント日前日にご連絡いたします。
・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・お申し込み多数の場合に、抽選を実施いたします。
Finished

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