EVENT Case Study

Visit Loftwork vol.4
新規事業のアイデアを自創できる
組織・チームづくりの秘訣とは?

Report レポート
掲載中

レポート掲載中

ライオンの社内イノベーターに聞く
「新規事業のアイデアを自創できるチームづくり」への挑戦

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Date
2018-05-25 (Fri)
Time
15:00-18:00
Place
loftwork COOOP10 MAP
Capacity
40
fee
無料

Finished

About

「常識」「当たり前」「ルール」に縛られない新規事業のチャレンジ

今さまざまな企業が既存事業の延長にはない、新しいビジネスの種やアイデアを生み出すチャレンジをしています。

しかし、自分たちの中にある当たり前やルールの枠が邪魔をしたり、効率的ではあれど固定されてしまったものづくりのプロセスや発想手法が障壁となることはありませんか?ビジネスに新たなドメインを生み出すようなアイデアを自創できるチーム・組織作りをするときに、この「常識」「当たり前」「ルール」は大きな課題となるでしょう。

様々なプロジェクトの試行錯誤から学ぶ

「Visit Loftwork」はロフトワークがクライアントと共に進めたプロジェクトを丁寧に紐解きながら、成功の秘訣を皆さんと一緒に考えていく場です。vol.4のテーマは「新規事業のアイデアを生み出せる組織・チームづくりの秘訣」。

既存の枠組みや、自分たちでも気づくことが難しい無意識のバイアスをいかに乗り越えて、自らアイデアを思考しモノづくりに取り組むチーム・組織へと変革していったのか。これまでのプロジェクトからパターン別にポイントをご紹介していきます。

1. 事業部を巻き込んだボトムアップ型の未来創造プロジェクト

事例:大阪ガス 未来創造プロジェクト「TORCH」

エネルギー事業を中心に生活に欠かせない幅広い事業を展開する大阪ガスは、2017年6月からロフトワークと共に未来創造プロジェクト「TORCH(トーチ)」を始動。事業部を巻き込み現場若手社員を中心としたボトムアップ型で、100年後の未来を見据えた新規事業・サービスを生み出すための組織作りにチャレンジしています。

2. 業界の「常識」にユニークな視点を入れて新しいアイデアをプロトタイピング

事例:LIXIL 3日間でアイデアを形に。素材開発プロジェクト

LIXIL マテリアルサイエンス研究所と進める本プロジェクトは、R&D部門が主体的に新規事業創出を担える組織へと変革するために2018年1月からスタートしました。建材メーカーの常識である汚れにくい、色褪せない、壊れにくいといった「常識」を壊すため外部クリエイターを含めたプロジェクトチームで3日間のワークショップを実施。今までにない外部視点を入れることで「素材」の新な可能性を探っていきました。

3. 自ら発想してビジネスを作り出すR&D部門へ変貌するための思考・手法インストール

事例: ライオン サービスデザインプロセス インストールプロジェクト

ライオン 研究開発本部がR&D部門として、既存のニーズ・シーズをベースとした製品開発プロセスに課題を感じ、これまで固定化されていた思考とプロセスの檻から脱却するためにスタートしたプロジェクト。自分の普段の生活に視点をおとし、そこでの「常識」から本質的な価値を見つけクリエイティブジャンプを起すためのプログラムを実施。クリエイター・UXデザイナー・プランナーなど普段関わりのない社外メンバーともコラボレーションして、ライオンの未来のサービスの源泉となる未知の価値とアイデアの種を発散していきました。

プロジェクト設計には欠かせない、自由な発想を生み出すための「場」を見学

後半のプログラムでは、ロフトワークのプロジェクト設計には欠かせない、自由な発想を生み出すための「場」を見学。当日は、ロフトワークメンバーが各エリアの特徴や、プロジェクトでの効果的な活用方法をご紹介します。

[巡回予定エリア]

  • ワークショップやミートアップを通じて社内外のあらゆる人が交わる空間「COOOP10」
  • スピードとイノベーションを生むプロジェクトを遂行する空間「COOOP3」
  • アイデアのプロトタイプができる、素材をテーマにしたクリエイティブラウンジ「MTRL」
  • デジタルものづくりカフェ/コミュニティ「FabCafe」

Program

14:45
開場
15:00
オープニング/新規事業のアイデアを自創できる組織・チームづくり
ロフトワーク プロデューサー 柳川 雄飛
15:15
Case Study
事業部を巻き込んだボトムアップ型の未来創造プロジェクト
大阪ガス「TORCH(トーチ)」
ロフトワーク クリエイティブディレクター多田 麻央
・新規事業、サービスを生み出すためのロードマップ
・社内を巻き込むアクセラレーションプログラム

業界の「常識」にユニークな視点を入れて新しいアイデアをプロトタイピング
LIXIL 素材開発プロジェクト

ロフトワーククリエイティブディレクター 金指 了
株式会社 LIXIL 小林 秀平氏
・アイデアを形にする集中キャンプの進め方
・視点を変える「体験」とは?

16:15

休憩

16:25
自ら発想してビジネスを作り出すR&D部門へ変貌するための思考・手法インストール
ライオン サービスデザインプロセス インストールプロジェクト
 
ロフトワーク グロースハッカー 原 亮介
・外部の視点を取り入れるワークショップ設計
・新たな手法をチームにインストールするには?
インタラクティブセッション 
ライオン株式会社 藤村 昌平氏
ロフトワーク グロースハッカー 原 亮介
ロフトワーク プロデューサー 柳川 雄飛
17:05
ロフトワークツアー&ネットワーキング ご希望の方はロフトワーク見学ツアーにご参加いただけます。
18:00
閉会

Speaker

藤村 昌平

ライオン株式会社, ビジネスインキュベーション部長

藤村 昌平

2004年にライオン株式会社入社。R&D部門で製品開発業務に従事した後、2016年より新規事業創出業務を担当する。2018年新設のイノベーションラボにて新規事業の実現とイノベーションを生み出す組織創りに注力。人材発掘とテーマ探索を行うための新価値創造プログラム「NOIL」立ち上げ、他社共創を加速させるための「point0」参画等を主導。2020年1月より現職。自身のビジョン「HouseからHomeへ」を掲げ、新規事業の社会実装を推進している。

詳細を見る 2004年にライオン株式会社入社。R&D部門で製品開発業務に従事した後、2016年より新規事業創出業務を担当する。2018年新設のイノベーションラボにて新規事業の実現とイノベーションを生み出す組織創りに注力。人材発掘とテーマ探索を行うための新価値創造プログラム「NOIL」立ち上げ、他社共創を加速させるための「point0」参画等を主導。2020年1月より現職。自身のビジョン「HouseからHomeへ」を掲げ、新規事業の社会実装を推進している。
柳川 雄飛

柳川 雄飛

大学卒業後、Web広告業界で6年間にわたり営業・メディア開拓・新規事業立ち上げまで様々な事業に従事。その後、2014年に株式会社ロフトワークに入社。プロデューサーとして企業のコミュニケーション戦略から新規事業のコンセプト策定、Webサイトリニューアルなど幅広いプロジェクト設計を担当する。また本業の傍らで、地域活性のプロジェクトに関わったことがきっかけとなり、ロフトワークでも、地域にまつわるプロジェクトへと活動の幅を広げている。

詳細を見る 大学卒業後、Web広告業界で6年間にわたり営業・メディア開拓・新規事業立ち上げまで様々な事業に従事。その後、2014年に株式会社ロフトワークに入社。プロデューサーとして企業のコミュニケーション戦略から新規事業のコンセプト策定、Webサイトリニューアルなど幅広いプロジェクト設計を担当する。また本業の傍らで、地域活性のプロジェクトに関わったことがきっかけとなり、ロフトワークでも、地域にまつわるプロジェクトへと活動の幅を広げている。
多田 麻央

株式会社ロフトワーク, シニアディレクター

多田 麻央

「作り手が生み出す価値が正しく伝わる世の中にしたい」という思いで、音大在学中よりフリーペーパーの創刊やスタートアップでのインターンを経験。新しい価値の提供が、既存の枠組みや仕組みを変えることを体感する。ロフトワーク入社後は、企業のWebブランディングや新しい事業機会の開発に向けたリサーチなど、多岐にわたるプロジェクトに参画。最近では、新規事業創出プログラムやワークショップのデザインなど、人が持つクリエイティビティを開かせる手法を研究しながら、新しい価値を生み出す場の設計やファシリテーションを実践している。趣味としてクリエイティブコーディングを勉強中。

詳細を見る 「作り手が生み出す価値が正しく伝わる世の中にしたい」という思いで、音大在学中よりフリーペーパーの創刊やスタートアップでのインターンを経験。新しい価値の提供が、既存の枠組みや仕組みを変えることを体感する。ロフトワーク入社後は、企業のWebブランディングや新しい事業機会の開発に向けたリサーチなど、多岐にわたるプロジェクトに参画。最近では、新規事業創出プログラムやワークショップのデザインなど、人が持つクリエイティビティを開かせる手法を研究しながら、新しい価値を生み出す場の設計やファシリテーションを実践している。趣味としてクリエイティブコーディングを勉強中。
金指 了

株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター

金指 了

大学卒業後、不動産会社に入社、企画・営業・メディア運営に従事。その後新規事業で学生寮の立ち上げに参画、企画・空間ディレクション・管理運営などを担当。前職で関心を抱いたグラフィックデザインとソーシャルデザインを学ぶ中で広義の「デザイン」に可能性を感じ、ロフトワークに入社。プライベートでは気仙沼を拠点に活動するNPO法人の理事も務める。仕事のモットーは、「何をつくるのかよりも、何故つくるのか」。

詳細を見る 大学卒業後、不動産会社に入社、企画・営業・メディア運営に従事。その後新規事業で学生寮の立ち上げに参画、企画・空間ディレクション・管理運営などを担当。前職で関心を抱いたグラフィックデザインとソーシャルデザインを学ぶ中で広義の「デザイン」に可能性を感じ、ロフトワークに入社。プライベートでは気仙沼を拠点に活動するNPO法人の理事も務める。仕事のモットーは、「何をつくるのかよりも、何故つくるのか」。
原 亮介

株式会社ロフトワーク, MVMNTユニットリーダー

原 亮介

関西のファッション/カルチャーマガジン編集長、ロボットテクノロジー関連ベンチャー、戦略PRコンサル会社を経て、2014年6月よりロフトワーク所属。マーケティング視点を軸に、クリエイティブな価値創出〜価値浸透まで幅広いプロジェクトを手がける。“ヒトを動かす”と“ユースカルチャー”が生涯の学習テーマ。

詳細を見る 関西のファッション/カルチャーマガジン編集長、ロボットテクノロジー関連ベンチャー、戦略PRコンサル会社を経て、2014年6月よりロフトワーク所属。マーケティング視点を軸に、クリエイティブな価値創出〜価値浸透まで幅広いプロジェクトを手がける。“ヒトを動かす”と“ユースカルチャー”が生涯の学習テーマ。

Outline

開催日
2018年5月25日 15:00〜18:00(受付開始 14:45)
会場
Loftwork COOOP10
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア 10F
参加費
無料
対象
・新規事業開発に携わる方
・企業のR&Dで研究、リサーチに携わる方
・自社技術や製品の新しい用途開発をしたい方
・外部の企業やクリエイターと連携した事業開発に取り組みたい方
・ロフトワークが支援するプロジェクトをもっと知りたい方
・ロフトワークに案件の相談をしたい方
定員
40名
ご注意
※ プログラムは、予告なく変更される場合があります。
※ 広告代理店・制作会社など競業にあたる方、フリーランスなど個人でのお申し込みはお断りすることがございますので予めご了承ください。
※ 当日の参加者の皆さんのお写真は、後日公開するレポートなどに掲載させていただきます。
主催
株式会社ロフトワーク

ACCESS

Finished

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