EVENT ミートアップ

【名古屋開催】MTRL FUTURE SESSION vol.7
-Thinking plastic waste for the Future-プラスチック・ナイト 再生プラスチックを取り入れた
製品開発から考えるプラスチックのこれから

Report レポート
掲載中

プラスチック・ナイトは、プラスチック資源の循環に様々なアプローチで切り込むゲストをお招きし、プラスチック資源の循環に向けたこれからについて、みなさんと対話・議論する展示・トークイベントです。今回は、再生プラスチックを用いた製品開発に焦点を当て、プラスチックと私たちの未来の関係性について考えます。

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再生プラスチックの活用が当たり前になる未来を目指して「プラスチック・ナイト ~Thinking plastic waste for the Future~」MTRL FUTURE SESSION vol.7

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Date
2024-07-30 (Tue)
開場17:00 スタート17:30 終了19:30
Place
FabCafe Nagoya MAP
Capacity
40名
fee
無料(peatixからお申し込みください)

Finished

プラスチック・ナイトは、プラスチック資源の循環に様々なアプローチで切り込むゲストをお招きし、プラスチック資源の循環に向けたこれからについて、みなさんと対話・議論する展示・トークイベントです。今回は、再生プラスチックを用いた製品開発に焦点を当て、プラスチックと私たちの未来の関係性について考えます。

About

プラスチックごみのことを考えよう。

素材起点のイノベーティブなプロジェクトを多く手掛けるMTRL(運営:株式会社ロフトワーク)は、「プラスチックごみを楽しく分別しよう」にコミットメントするためのコミュニティ「プラスチック・ナイト 〜Thinking plastic waste for the Future〜」を立ち上げました。

プラスチックは、世の中に生み出されて約100年ほどのマテリアルで、20世紀の私たちの暮らしの便利を支えた発明として、地球上に爆発的に普及しました。その便利さが生み出した負の側面として、プラスチック製品の過剰な利用が、資源枯渇や海洋汚染をはじめとして、地球環境に様々な影響を与えていることも注目されています。

そんなプラスチック資源を、みなさんは普段、どのように利用し、処分していますか?埋立地の減少の問題や、石油資源の枯渇・再利用化など、地球環境と持続性への配慮から、近年、プラスチックごみの分別が、より一層促されるようになってきました。

できる限り石油由来の資源の活用を控えよう、使ってしまっても、分別効率を上げてしっかりリサイクルにまわそう、、など。そうはいっても、住む自治体によって分別方法もまちまち。ましてや「プラスチック」というざっくりとした名称・理解が、私たちのプラスチックごみへのリテラシーや分別への行動を妨げていることも事実です。

再生プラスチックを取り入れた製品開発から考えるプラスチックと私たちのこれから

今回フォーカスするのは「再生プラスチックの活用事例」です。再生プラスチックを使用した製品が市場に出回るようになり、私たちの身の回りに普及してきましたが、実際に販売可能な製品を実現するには製造方法や耐久性など、乗り越えるべき壁がいくつもあります。

そもそも、再生プラスチックは将来どのような使われ方をしていくのでしょうか。 再生プラスチックを取り入れた製品開発に20年以上取り組み続けているヤマハ発動機の原田久さん、再生プラスチックの生産に長年取り組むいその株式会社の伊勢和樹さんをゲストに迎え、都市鉱山の採掘とも言えるこれからのプラスチック活用について考えます。

また、当日は再生プラスチックを用いた製品の実物の展示も行います。ぜひ実際にご自身の手で触れてみて、再生プラスチックとの関わり方について思いを馳せていただけたらと思います。

crQlr Awards Exhibition Nagoya

本イベントの他にも会場となるFabCafe Nagoyaではサーキュラーエコノミーの実現に向けて、「新しい関係性のデザイン」をテーマに各国から集まったアワード受賞作品と東海エリアの循環型経済の取組みを展示するcrQlr Awards Exhibition Nagoyaも開催中。展示に関する詳細はこちらのページをご覧ください。

プラスチック資源の循環のこれからについて、本イベントを通じてみなさんと対話できるこの機会に、ぜひ奮ってご参加ください。皆さまのご参加心よりお待ちしております。

過去、第1回、第2回プラスチック・ナイトの様子(2023年10月25日、2024年6月4日開催)

イベントレポートはこちら

スペシャルコンテンツ「Resource quiz box -クイズ!プラスチック資源箱-」

プラスチック資源と私たちの関係性を考える。「Resource quiz box-クイズ!プラスチック資源箱-」は、プラスチック資源を楽しく分別することを目指して、MTRLによって制作された資源箱です。この資源箱にきれいなプラスチック資源を分別して捨てると、プラスチックの分別方法や社会的な課題に関するクイズが出題されます。分別して捨てることをきっかけに出題されるクイズを通してゲーム感覚で分別ルールを楽しく学び、プラスチックリサイクルへの意識を高めることができます。ごみ箱型の筐体も、リサイクル可能な資源であるダンボールだけで制作されました。プラスチックを分けて捨てる、というアクションから、これからのプラスチック資源との向き合い方を一緒に考えられればと思っています。

Speaker

原田 久

ヤマハ発動機株式会社, 生産技術本部 チーフストラテジーリード

原田 久

大手軸受メーカーにて鉄鋼材料とその熱処理の品質管理業務や軸受の早期損傷メカニズム研究と対策技術開発を経験後、2008年にヤマハ発動機に転職。

同社材料技術部にてエンジン部品の寿命推定方法の開発や海外メーカー製鉄鋼材料採用、排ガス浄化触媒の開発を経て、現在はカーボンニュートラルと資源循環の視点で全社の素材開発の戦略策定を担当。

炭素排出量が低く、リサイクルされた材料を使った商品作りを模索中。

詳細を見る 大手軸受メーカーにて鉄鋼材料とその熱処理の品質管理業務や軸受の早期損傷メカニズム研究と対策技術開発を経験後、2008年にヤマハ発動機に転職。

同社材料技術部にてエンジン部品の寿命推定方法の開発や海外メーカー製鉄鋼材料採用、排ガス浄化触媒の開発を経て、現在はカーボンニュートラルと資源循環の視点で全社の素材開発の戦略策定を担当。

炭素排出量が低く、リサイクルされた材料を使った商品作りを模索中。
伊勢 和樹

いその株式会社, 第二営業部

伊勢 和樹

2013年いその入社。製造部配属となり、プラスチックの基礎・着色コンパウンド加工技術を学ぶ。
2016年営業部所属となりプラスチック原料の販売に従事する傍ら、海外材輸入も担当することに。
アジア・中東のバージンプラスチックメーカーとの取引に加え、東南アジア(主にマレーシア)の
再生プラスチックメーカーともコンタクト。2023年にはマレーシアの再生プラスチックメーカー約10社へ訪問。
日本・東南アジア地域の再生プラスチックへの取り組み促進に貢献するため活動中。

詳細を見る 2013年いその入社。製造部配属となり、プラスチックの基礎・着色コンパウンド加工技術を学ぶ。
2016年営業部所属となりプラスチック原料の販売に従事する傍ら、海外材輸入も担当することに。
アジア・中東のバージンプラスチックメーカーとの取引に加え、東南アジア(主にマレーシア)の
再生プラスチックメーカーともコンタクト。2023年にはマレーシアの再生プラスチックメーカー約10社へ訪問。
日本・東南アジア地域の再生プラスチックへの取り組み促進に貢献するため活動中。

オーガナイザー

長島 絵未

長島 絵未(株式会社ロフトワーク バイスMTRLマネージャー)

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。広告制作会社にてディレクターとしてイベントやデジタルコンテンツの制作を担当。ロフトワーク入社後はWebや映像などのデジタルコミュニケーションから空間デザイン、組織改革プロジェクトなど、多岐にわたるプロジェクトを担当。MTRLに所属後は、化学メーカーや素材メーカーをクライアントとしたプロジェクトを推進。サーキュラーエコノミーとサステナブル素材に関わる仕組みのデザインと実践を行なっている。
https://loftwork.com/jp/people/emi_nagashima

土屋 慧太郎

土屋 慧太郎(MTRL エンジニア)

高専で電子工学を学び、大学院ではヒューマンコンピュータインタラクション・ウェアラブルコンピューティングを研究。現在は、ハードウェアを用いた研究プロジェクトや展示制作やWebでディレクションなど、ラピッドプロトタイピングのスキルを活かし多岐にわたる場面で活動。「身体性」を軸に「思考」と「試作」を行き来するスタイルで、日々ものづくりの楽しさを探求している。

斎藤 健太郎

斎藤 健太郎(FabCafe Nagoya コミュニティマネージャー)

名古屋生まれ名古屋育ち。岐阜大学大学院工学研究科電気電子工学専攻修了。ダンサーと写真家を両親に持ち幼少の頃より何かを使って表現すること、面白いと思わせることが当たり前の環境で猫とともに育つ。

名古屋における人ベースのクリエイティブの土壌を育むためにコミュニティマネージャーとしてFabCafe Nagoyaに立ち上げから携わる。学生時代は「テクノロジーは表現の幅を無限に広げてくれる」と考え工学の道に進み科学技術への造詣が深い他、デジタルテクノロジー、システム設計、UXデザインや舞台設計、伝統工芸、果ては動物の生態まで幅広い知見と遊び心で枠にとらわれない「真面目に遊ぶ」体験づくりが得意。コンセプト立案から現場オペレーションまで幅広くこなすマルチプレイヤーで、インドカレーと猫が好き。

好きな言葉はアンラーニングで、最近NPO法人東山動物園くらぶの理事になった。

共催

ものづくりカフェ&クリエイティブコミュニティ
FabCafe Nagoya

デジタルファブリケーションマシンと制作スペースを常設した、グローバルに展開するカフェ&クリエイティブコミュニティ。
カフェという”共創の場”でのオープンコラボレーションを通じて、東海エリアで活動するクリエイター、エンジニア、研究者、企業、自治体、教育機関のみなさまとともに、社会課題の解決を目指すプロジェクトや、手を動かし楽しみながら実践するクリエイティブ・プログラムなどを実施。
店頭では、農場、生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄とした『シングルオリジン』などスペシャリティコーヒーをご提供。こだわり抜いたメニューをお楽しみいただけます。

マテリアル
MTRL

MTRLは東京・京都に展開する、「素材」をテーマとしたクリエイティブプラットフォーム。日々行われるイベントやプロジェクトを通して、クリエイターが実際に素材に「触れ」インスピレーションを得ることで、新たなクリエイティブが生まれる場を目指しています。 

https://mtrl.com/

Program

17:00-17:30
開場 ※登壇企業さまの製品や取り組み動画などを展示しております
17:30-17:40
開演・イントロダクション(株式会社ロフトワークMTRL 長島)
17:40-17:50
プロジェクト「クイズ❗プラスチック資源箱」について(株式会社ロフトワークMTRL 長島)
17:50-18:10

ゲストセッション 原田 久 氏(ヤマハ発動機株式会社 生産技術本部 チーフストラテジーリード)

18:10-18:30

ゲストセッション COMING SOON

18:30-18:50

クロストーク

18:50-19:00

Q&Aセッション

19:00-19:30

交流会

OUTLINE

開催日
2024/07/30(火)  開場17:00 スタート17:30 終了19:30
場 所
FabCafe Nagoya
愛知県名古屋市中区丸の内三丁目6番18号先 RAYARD Hisaya-Odori Park内

名古屋市営地下鉄 久屋大通駅 徒歩3分

参加費
無料(peatixからお申し込みください)
定 員
40名

ACCESS

FabCafe Nagoya
愛知県名古屋市中区丸の内三丁目6番18号先 RAYARD Hisaya-Odori Park内

名古屋市営地下鉄 久屋大通駅 徒歩3分

Finished

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