EVENT 東京(TOKYO NODE LAB) 

都市・地方と移動体験
ー隠れた地域資源の発掘とこれからの移動価値をリデザインするには?

Report レポート
掲載中

ロフトワーク・TOKYO NODE LAB(森ビル)共催、timespace企画協力。AI・テクノロジー、アート、デザインを融合し「隠れた地域資源」を発見・価値化する実践を紹介。移動体験を通じ新たな文化・ビジネス創造を探るイベント。

レポート掲載中

AIと感性が描く「移動の未来体験」とは?
都市・地方をつなぐ新たな価値のデザイン

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Date
2025-09-19 (Fri)
16:00-19:00(交流会 18:10-19:00)
Place
TOKYO NODE LAB MAP
Capacity
30名
fee
無料

Finished

ロフトワーク・TOKYO NODE LAB(森ビル)共催、timespace企画協力。AI・テクノロジー、アート、デザインを融合し「隠れた地域資源」を発見・価値化する実践を紹介。移動体験を通じ新たな文化・ビジネス創造を探るイベント。

About

AI・テクノロジー、アート、デザインを融合して「隠れた地域資源」を発見・価値にする実践を紹介

都市や地域の魅力は、有名な観光地や大規模な開発事業の中だけに存在するわけではありません。目立たない場所や日常の風景の中にも、これまで資産と見なされてこなかった「隠れた地域資源」が数多く眠っています。人口減少やオーバーツーリズムといった社会課題が顕在化する今こそ、こうした資源を新たに発見し、それらを訪れることで生まれる人の流れ自体を都市や地域の価値につなげていく視点が必要です。

そこで、ロフトワークとTOKYO NODE LAB(森ビル)が共催する本イベントでは、AI、テクノロジー、アート、デザインを融合しながら新たな文化価値、移動体験に挑戦する登壇者とともに、都市・地方の「隠れた地域資産」の発見・価値化を実現する技術・実践プロセスの紹介とこれからの移動価値を再考します。

「隠れた地域資源」とは? これからの移動体験が創造する文化、新ビジネスの可能性を探る、トーク&ディスカッションプログラム

前半は実践紹介。株式会社timespace/株式会社SPACY の高山累氏より、AIテクノロジーを用いて隠れた地域資源との出会いを創造する「timespace」プロジェクトをはじめとする事例をご紹介。ロフトワーク プロデューサーの中圓尾岳大より、テクノロジー、アートやデザインのもつ力を組み合わせて地域資源の可能性をひらくプロジェクト事例をいくつかお話しします。

その後のトークセッションでは、実践から見えてきた、AI・テクノロジー、アート、デザインを組み合わせ「隠れた地域資産」を新たな移動価値に昇華するアイデアを議論。さらに、来場者を巻き込むオープンセッションへとつながり、参加者がそれぞれ抱える都市・地域における開発や移動体験の課題感も交えて、ディスカッションを深めていきます。

人口減少時代の先端を行く日本。ビジネス構造が変わりゆく中、新たな人の「人流」や「移動体験」は、持続するビジネスや文化を創造する鍵になるかもしれません。これからの開発や観光、地域活性のあり方に関心を持つすべての方にご参加いただきたいプログラムです。

AI×感性で生み出す未来の移動体験「timespace」

「timespace」は、連続起業家井口尊仁、AI研究者谷口忠大らが設立した一般社団法人Tomorrow Never Knows(京都発)が開発したAIナビアプリ。大規模言語モデルを用いて、従来の地図アプリでは見つけづらい「心が動く場所」を提案する点が特徴。渋谷では「ディスカバリー」(スワイプで感性に沿ったスポット提案)と「プランニング」(現在地・空き時間に合わせた移動プラン提案)の機能を軸にで10,000件POI投稿プロジェクト進行中。SXSWやIVS KYOTOではプロトタイプ提供や京都版ベータ版を発表し、文化体験の再定義を目指している。Spacy株式会社と共同で2025年8月に株式会社timespaceとして法人化。

AIと感性が紡ぐ“移動”の再定義 ~ 井口尊仁 SXSW 2025挑戦記(Forbes 2025.04.05)

TOKYO NODE LAB

「TOKYO NODE LAB」は、森ビルが運営する虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE」の研究開発チームです。様々な分野の企業やクリエイターとの共創によって、テクノロジー、サービス、アート、エンターテインメントなどの既存の領域に捉われない「新しい都市体験」を創出するプロジェクトを多数推進しています。クリエイティブエコシステムの舞台となる空間、多種多様なプレイヤーが参画するコミュニティ、リアルとデジタルを融合するテクノロジーの3 つの要素を掛け合わせ、領域を横断する新しい都市体験デザインを実現します。

TOKYO NODE LAB

Program

16:00-16:05
Question「都市・地方それぞれの視点から、移動体験の価値を問い直す」
TOKYO NODE LAB プロデューサー  茂谷 一輝
株式会社ロフトワーク シニアプロデューサー 藤原 里美
16:05-16:20

Case Study「地域の隠れた資産に出会うAI×感性の移動体験」
株式会社SPACY 代表取締役CEO兼Founder/株式会社timespace共同創業者 高山 累

16:20-16:35
Case Study「地域資産の可能性をひらくデザイン・アート 」
紹介事例:宮崎県ケーブルテレビwaiwaiと実践した映画祭、長崎県の食の賑わいプロジェクトなど
株式会社ロフトワーク プロデューサー 中圓尾 岳大
16:35-17:10
Talk Session「隠れた地域資源の発掘とこれからの移動価値をリデザインするには?」
株式会社ロフトワーク プロデューサー 中圓尾 岳大
株式会社SPACY 代表取締役CEO兼Founder/株式会社timespace共同創業者 高山 累
TOKYO NODE LAB プロデューサー  茂谷 一輝
株式会社ロフトワーク シニアプロデューサー 藤原 里美
17:10-18:00
Open Session「参加者全員で、隠れた地域資源の発掘とこれからの移動価値を考える」
18:00-18:10
Summary & Closing
18:10-19:00
Networking

Outline

開催日
2025年9月19日(金曜日)16:00-19:00(交流会 18:10-19:00)
定 員
30名
会 場
TOKYO NODE LAB
東京都港区虎ノ門二丁目6番2号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー8F
参加費
無料
対 象
  • 都市開発事業者
  • 地域資源活用を模索している地域金融機関・自治体
  • 観光・鉄道・ディベロッパー
主 催
株式会社ロフトワーク、TOKYO NODE LAB
企画協力
株式会社timespace
ご注意 
  • 申込締切:9月17日(水曜日)17:00
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。
  • 参加者の皆さんの写真や議論の内容は、後日Loftwork.comに掲載する場合があります。
  • イベント内容の都合上、競合他社の方のお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。
  • 申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください

ACCESS

TOKYO NODE LAB(アスセスMAP)
東京都港区虎ノ門二丁目6番2号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー8F(エントランス)

※ TOKYO NODEのエントランスは「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の8Fです。
8Fまでは「シャトルエレベーター(7F スカイロビー経由)」または「Cエレベーター」でお越しください。
8Fの奥のTOKYO NODE CAFEを右に曲がると、会場入り口がございます。

Speaker

茂谷 一輝

TOKYO NODE LAB, プロデューサー

茂谷 一輝

2020年森ビル入社。大学在籍時は信号処理を研究しながら、結婚式場での映像制作、MV監督を経験。大学院では屋内測位と行動認識を研究しながら、インスタレーション制作や都市デザインの企画立案を経験。入社後は新領域事業部にて虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE」の企画と開業に従事後、研究開発機能「TOKYO NODE LAB」のプロデューサーを務め、新たな都市体験を創出する様々なプロジェクトを推進。都市の偶発性と再現不可能性を最大化することがミッション。

詳細を見る 2020年森ビル入社。大学在籍時は信号処理を研究しながら、結婚式場での映像制作、MV監督を経験。大学院では屋内測位と行動認識を研究しながら、インスタレーション制作や都市デザインの企画立案を経験。入社後は新領域事業部にて虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE」の企画と開業に従事後、研究開発機能「TOKYO NODE LAB」のプロデューサーを務め、新たな都市体験を創出する様々なプロジェクトを推進。都市の偶発性と再現不可能性を最大化することがミッション。
藤原 里美

株式会社ロフトワーク, シニアプロデューサー

藤原 里美

2008年にプロデューサーとして入社、産休、育休を機にマーケティング部門に転属。イベントの企画運営、CRMの設計、既存クライアントへのサポートサービス構築などに携わる。2018年から京都オフィスにて再びプロデューサーとして、大学、病院、BtoB企業などの組織のブランディング、専門領域の情報発信のデザイン、Webサイトを活用したセールス設計やコミュニケーション設計に重きを置いて提案活動中。教育機関とのプロジェクトが多かったことと、娘二人の育児の中でPBL(Project Based Learning)に興味を持ち、「新たな学びの形」を模索中。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。

詳細を見る 2008年にプロデューサーとして入社、産休、育休を機にマーケティング部門に転属。イベントの企画運営、CRMの設計、既存クライアントへのサポートサービス構築などに携わる。2018年から京都オフィスにて再びプロデューサーとして、大学、病院、BtoB企業などの組織のブランディング、専門領域の情報発信のデザイン、Webサイトを活用したセールス設計やコミュニケーション設計に重きを置いて提案活動中。教育機関とのプロジェクトが多かったことと、娘二人の育児の中でPBL(Project Based Learning)に興味を持ち、「新たな学びの形」を模索中。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
高山 累

株式会社SPACY, 代表取締役CEO兼Founder / 株式会社timespace共同創業者

高山 累

PR・広告代理店を経て、東証一部上場のコングロマリッドにて新規事業のプロダクトコラボレーター・プロデューサーとして活躍。その後同社にてプロダクトの企画・設計に従事。キャリア基盤を活かし、新規プロダクトの企画および実装の両軸で設計を担う。
現行の都市開発に疑問を抱き、人の時と意識の集合体としての都市文化をこれからの開発に活かすインターフェースを作るべく、2020年にSPACYを構想&起業。これまでの取り組み先はJR東海、竹中工務店、山梨県立美術館、藤沢市等。今日も未来の都市文化創出に奔走する。

詳細を見る PR・広告代理店を経て、東証一部上場のコングロマリッドにて新規事業のプロダクトコラボレーター・プロデューサーとして活躍。その後同社にてプロダクトの企画・設計に従事。キャリア基盤を活かし、新規プロダクトの企画および実装の両軸で設計を担う。
現行の都市開発に疑問を抱き、人の時と意識の集合体としての都市文化をこれからの開発に活かすインターフェースを作るべく、2020年にSPACYを構想&起業。これまでの取り組み先はJR東海、竹中工務店、山梨県立美術館、藤沢市等。今日も未来の都市文化創出に奔走する。
中圓尾 岳大

株式会社ロフトワーク, プロデューサー

中圓尾 岳大

愛媛県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。食品スタートアップの創業期に参画し、事業立ち上げの全工程に携わる。ビジネスの現場でデザインの力を実感し、ロフトワークに入社。現在は、複雑化する社会課題に対して、産学官の垣根を越えた共創を通じ、新たな価値やシステムの創出を支援。組織や社会における持続的な変化とインパクトの実現に取り組んでいる。近年のプロジェクトには、トランジションデザインを活用した新規事業開発、地域の関係人口創出を目的としたクリエイター・イン・レジデンス企画運営、産学国際連携による小惑星探査プロジェクト「Project Apophis」、とやまスタートアップ「T-Startup」におけるエコシステム形成支援などがある。

詳細を見る 愛媛県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。食品スタートアップの創業期に参画し、事業立ち上げの全工程に携わる。ビジネスの現場でデザインの力を実感し、ロフトワークに入社。現在は、複雑化する社会課題に対して、産学官の垣根を越えた共創を通じ、新たな価値やシステムの創出を支援。組織や社会における持続的な変化とインパクトの実現に取り組んでいる。近年のプロジェクトには、トランジションデザインを活用した新規事業開発、地域の関係人口創出を目的としたクリエイター・イン・レジデンス企画運営、産学国際連携による小惑星探査プロジェクト「Project Apophis」、とやまスタートアップ「T-Startup」におけるエコシステム形成支援などがある。

申込締切:9月17日(水曜日)17:00

Finished