FINDING 伊藤 澪奈子 2021.04.01

3年目メンバーが新入社員に贈る、
「ロフトワークで働くための基本の『き』」

こんにちは。クリエイティブディレクターの伊藤です。

4月になり、新入社員として仕事をスタートする人も多いのではないでしょうか。学校から社会に舞台がかわり、新しい環境に緊張している人、不安を抱えている人もいるかもしれません。私自身も2019年に新卒としてロフトワークに入社したときは戸惑いました。

この記事は、中途採用の方が多いロフトワークで、新卒の新入社員が「スタート地点に立つための手がかり」となるように、私が得たナレッジや、同じく入社してから悩んだ先輩たちの話をもとに、「ロフトワークで働くための基本の『き』」をまとめたものです。

はじめは、ロフトワークの新入社員にあてたメッセージとして社内公開にしていましたが、他の会社でこの春から一歩踏み出す新入社員の方にとっても役立つものになればと思い、ここに公開します。

今年3年目の私ですが、このメッセージが、十人十色の働き方のなかで自分に合ったものを探すための手がかりになれたら嬉しいです!

伊藤 澪奈子

Author伊藤 澪奈子(クリエイティブディレクター)

大学ではマネジメント学を専攻。在学中のグラフィックデザイン事務所での勤務をきっかけに、デザインの可能性とそのインパクトに興味を持つ。卒業後、より広い分野のクリエイティブに携わるべく2019年ロフトワークに入社。人のクリエイティブの最大限の発揮を目指し、感性やアイデアを育てるディレクションを目指し日々仕事に邁進している。

Profile

ロフトワークで働くための基本の「き」

【社内コミュニケーション】

焦らなくていい、まずは溶け込むこと

ロフトワークは個人ではなくチームでプロジェクトに取り組んでいる。素直に人の意見を受け入れ、わからないことがあれば先輩に聞く。基本的なことではあるが、その1つ1つの行動が良い関係性を築いていく中ではとても重要。

友達ではなく仲間を作る

同じ視点で同じ悩みに共感していてもそこから得られるものはとても少ない。慰め合う関係ではなく「俯瞰した意見を言い合える関係」を築くことで、自分とは違う視点からの意見を得られ、「自分に何が足りていないのか」「次にどう行動したら良いのか」が見えてくる。そして、もっと頑張ろうという励みにもなる。

メンター制度を活用する

ロフトワークではメンター制度という、担当の先輩に案件の相談から仕事をする中での悩みまで、様々な相談ができる制度がある。メンターに相談することで、プロジェクトメンバーに話すと愚痴になってしまうことも自分の改善策の話し合いにすることができる。またメンターとの相談時間では、自分の課題に対する取り組みなどもチェックしてもらうこともできるので、課題に挑む推進力にもなる。

わからないときには質問をする

プロジェクトを進めていく中でわからないこと(用語など)が出てくる場面は多くある。しかし、何も聞かないでいると「わかっている」と思われたまま進んでしまい、更にわからなくなる。質問できるのは新人の特権。今のうちにわからないことは減らしておこう。

入社半年後くらいに担当した、工学院大学 記事制作プロジェクト内でのイベント「おふろあそび 2.0」。関わっていただいた全ての人にとって「よかった」と思えるイベントを目指し、初めてプロジェクトの舵を取りました。

【タスク管理】

曖昧なタスク分解はNG

なんとなく出来るだろうは駄目。自分がまずどう行動するのか、迷わずにタスクに着手できるまで細分化しよう。また、「そもそも何でその作業をするのか」「参考資料はどんなものをいくつ探すのか」など、そこまで細かくすることでやっと時間の想定ができる。

タスクの洗い出しはMTG後

どんなにしっかりメモを取っていても時間が経つと忘れてしまうことは多くある。MTG後にすぐタスクを洗い出し(タスク同士の繋がりも整理できると良い)、優先順位決めることで、落ち着いてタスクをこなすことができる。

 

【時間管理】

自分なりの時間管理のやり方を探す 

ロフトワークでは様々な時間管理ツールがありうまく活用できないこともある。そのツールを使う目的は「自分が何にどれくらい時間をかけているのか」をわかることなので、まずはGoogleカレンダーや手書きのメモなど、自分に合ったやり方で時間を管理してみよう。

 

 

【資料作り】

資料作る前に箇条書き

いくらデザインが良い資料を作っても、中身が詰まっていないと人(クライアントなど)に伝わる資料を作ることはできない。「目的(何でそれをやるのか)」「目標(どうしたいのか)」などを箇条書きで整理することが、中身の詰まった資料を作ることの第一歩。

パクるなら完璧にパクれ

参考資料を探すことは大事だが、参考にしたものの中身を理解しきれていないと辻褄が合わない資料になってしまう。また、自分がなんとなく良いと思った資料に引っ張られてしまい、本来の目的を見失ってしまう。参考資料を作った人の考えまで理解し、自分の作るものに100%落とし込めている資料が、「完璧にパクれた資料」。

去年の2月に関わった「ふるさとデザインアカデミー ICHIのrooms展示」。展示のディスプレイを作るという初の試みにワクワクしながらも、どうしたら展示物が魅力的に見えるのか悩んでいた日々が懐かしいです。

新入社員に求めること

小さな信頼の積み重ねを大切に

まずは大きな成果を出そうとすることよりも、プロジェクトに関わっていくなかで小さな信頼を積み重ねることが成長への近道となる。MTGの準備を済ませておく、話をちゃんとメモする、書類の提出期限は守るなど、当たり前のことを当たり前にやることは実は難しい。

良いプロジェクトにするためにどれだけ動くことができるか、やり方や考え方は違えど、プロジェクトメンバーの一員として「良いプロジェクトにしたい」という同じゴールを目指して取り組んでほしい。

あなたが考えて正しいと思った言葉を聞きたい

自信のない考えでも、しっかり自分で考え、そこに自分なりの思いがあるのならば、経験や知識がなくてもその考えを聞きたい。「みんながこうしたから」「人にこう言われたから」は良くない。

まずは相談して欲しい

課題や困っていることがあるとき、何も言わないでいると「大丈夫」と思われてしまうため、つらいときには早めに言って欲しい。

スポンジになれ

自分が正しいと思うことや考えがあるのは良いことだが、教えてもらうということは、わからないことが多いということ。言われたことに対して否定的な意見が出るときもあるが、いかに謙虚に素直に受け止めるかが大切。「教えたくなるような存在」はとても価値が高い。

3年目の近影。この1年で打ち合わせは「オンライン」が基本に。オンラインだからこその良さ、はたまた難しいところもありますが、打ち合わせに参加してくれている皆さんの意見をしっかり引き出し、クライアントといい関係を作れるよう、試行錯誤を繰り返しています。

ロフトワークの魅力

自由さ

新卒でプロジェクトに入った時は、はじめはアシスタントとしての役割が多い。アシスタントとはいえ、1プレイヤーとして権限を持ちプロジェクトに関わることができるので、自分の経験を積む環境としてとても良い。しかし、ただ受け身で待っているだけでは成功も失敗も、何も起こらない。自分をいかにアピールし、神様の前髪を掴むタイミングを逃さないかが重要になってくる。

ロフトワーカー

仕事に対してのマインドが高く、頑張っている人たちと仕事ができる。そして、そんな人たちと年齢や年次関係なくフラットな関係でいられる。社員数100人以上でこんな会社はなかなかない。

「考える」ということを知ることができる

ロフトワークのプロジェクトは同じものがなく、どんなに小さなプロジェクトでも考えることが沢山ある。今まで自分が考えていなかったということを痛感することも多いが、その分やりがいはとても大きい。

ロフトワーク社内イベント「スナックみなこ」(写真は第2回目)。今はコロナの影響もあり、なかなか開催が難しい状況ですが「1歩仕事から離れざっくばらんに話し合うことで、新しい何かが生まれる」そんな場を提供できたらと考えています。今後はロフトワークのOG・OB、また社外の方も巻き込んだイベントにできればなと企んでいます…! 笑

おわりに

今年、新社会人となる人は、入社当初からリモートワークとなる人が多いと思います。オンラインだと先輩と話す機会も少なく、「質問したいけど聞きづらい…」というタイミングは多いと思うのですが、わからないことや知りたいことがあったら、遠慮せず聞いてみてください!新入社員でまだアサインがないとき程、自分のために使える時間が多い時期はありません。

みなさんの新社会人生活が充実したものになりますように。

 

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