偏愛と衝動への探究はつづく。第3期メンバーの2組をご紹介

FabCafe Kyotoで10月にスタートしたプロジェクトインレジデンス「COUNTER POINT」。第1期メンバーの活動がグランドフィナーレを迎え、第2期メンバーの活動が本格化する中、第3期メンバーが決定しました。本記事ではそのメンバーをご紹介します。気になる活動がある方は気軽にFabCafe Kyotoにお越しください!

1. 土地を表現するテディベアとは?(5体のテディベア)

京都五条の人々の思い入れが詰まったテディベアを5体作る、という宮尾さん。京都五条(FabCafe~あじき路地付近)で題材にする場所を5か所決め、そこに関わりのある人達に特徴や印象をインタビューしたり現地の観察をする。それを元に「その場所に生息するテディベア」をテーマに表現をするとのこと。

これまでも、毎回テーマを決めてオリジナルのテディベアを作ってきた宮尾さん。今回、他者から情報をインプットをすることで、制作者だけではデザインできないようなテディベアを作ることができるか、あるいは、インタビューする人や場所がどのように表現に違いを生むのかかなどを実験するそうです。

ちなみに、動物園にいくと熊のオリの前にずっといるという宮尾さん。彼女を掻き立てるテディベアと熊への情熱がなんなのか、気になります!

チームメンバー

宮尾 友紀
自称テディベアデザイナー。中学生の頃からテディベアを作り続け、京都市東山区にある あじき路地で2020年7月にBEAR KNOTというアトリエを開く。頭の中は常に作りたいテディベアで溢れている。
https://bearknot.wixsite.com/info

金木犀をテーマに作成したというテディベア。金木犀の4枚の花弁を模して、小さなオレンジ色のテディベアを4体作ったのだそう。

どろだんごをコンセプトに制作したというテディベア。ずっしりと重く、まん丸の形は手にすっぽり入って独特の安心感が…。

2. シーシャの嗜み方を考える。(ART SHISHA)

実は第2期メンバーだった豊田さん。コロナ禍で当初予定していた活動ができず、第3期メンバーとしてリスタートすることに。元FabCafe Tokyoのスタッフだった彼は、デジタル工作機械を自由に使いこなし、グラフィティの描き方を解説するYouTuberとして活動したり、大学ではVRを学んだりと、かなりの守備範囲の広さ。COUNTER POINTでは、シーシャを自作するプロセスやアイデアをYouTubeのコンテンツとして発信していくとのこと。制作プロセスで、法に触れる部分やシーシャのあり方についてリサーチしたり、さまざまなプロトタイプを実践していくようです。3ヶ月間で5~10個の映像を発信していくとのこと。どんなストーリーが発信されていくのでしょうか?

チームメンバー

身近にある瓶やペットボトルや、3Dプリンターで出力したパーツなどでシーシャを試作する豊田さん。

ドリンクデザイナーのセキネモトイキさんや、COUNTER POINT第一期メンバーでもあり、「飲む植物園」というプロジェクトををセキネさんと続けているフローリストのedalab.さん、美食倶楽部の前原 祐作さんなど、味覚体験を作る方々にシーシャのメカニズムを解説し、アイデア交換するクローズドなワークショップを開催した。

以上、第三期メンバーのご紹介でした。彼らの活動に巻き込まれたい方も巻き込みたい方も、是非FabCafe Kyotoにお越しください。同時に、COUNTER POINTはこれからも継続してメンバーを募集します。偏愛や衝動をお持ちの方は、ぜひ次回以降の応募をお待ちしています!

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