未来洞察やサービス、新規事業創出に取り組むロフトワークのVUユニットが、日建設計イノベーションデザインセンターと共に、トランジションデザインの手法を学び、複雑なエネルギー課題を紐解くイベントを行います。VUユニット からクリエイティブディレクターの谷嘉偉と、シニアディレクターの伊藤望が登壇します。

VUユニット クリエイティブディレクター 谷 嘉偉
VUユニットリーダー/シニアディレクター 伊藤望

イベント概要

【トランジションをデザインする 】歴史を遡り、"エネルギー"から持続可能な未来を描く

現在、エネルギーは、世界的な資源不足、価格高騰、環境問題など、深刻な課題を抱えています。日々の暮らしでは当たり前に、蛇口を捻れば水が出る、スイッチひとつで電気がつく…資源やエネルギーの利便性を享受する生活は、いつまで続けられるのか?私たちは今、改めてエネルギーと資源に関する未来と、持続可能性について考える必要があります。

マルチ・レベル・パースペクティブ(MLP)は、社会の大規模な移行である”Transition”が発生するプロセスを、変化速度が異なる三つの階層(Landscape,Regime,Niche)に分けて分析する手法です。今回は、MLPを用いたトランジションデザイン(Transtion Design)*の手法から、住居、移動、食事などの生活シーンから、問題が発生する複雑な背景を可視化し、歴史の中から課題を乗り越えた新しいエネルギーの未来について一緒に考えます。

*トランジションデザイン…2015年にカーネギーメロン大学が提唱したデザイン手法。21世紀の社会が直面する格差問題・気候変動・資源枯渇など、複雑性の高い地球規模の課題への対処が目的。⻑期的な未来ビジョンを思い描き、ボトムアップの様々な活動を結集することで持続可能な社会への移行を促す。

イベント詳細とお申し込み

DAY1|8月3日(木) 17:30-19:00
レクチャー形式で、エネルギーにまつわる課題、MLPの考え方、DAY2に向けた事前課題の説明を中心に行います。 ※DAY1のみのご参加も可能

申込:https://pyntloftwork01.peatix.com/

ゲスト:
木村 宰|一般財団法人 電力中央研究所 社会経済研究所 上席研究員
谷 嘉偉|ロフトワーク クリエイティブディレクター
伊藤 望|ロフトワーク VU unit リーダー

DAY2|9月1日(金) 17:00-20:00
ワークショップを通じて、事前課題で集めた資料を使って、MLPのフレームワークでエネルギーの未来を描きます。

申込:https://pyntloftwork02.peatix.com/

共催:日建設計、ロフトワーク

日建設計とイノベーションデザインセンターについて

日建設計は建築・都市デザインを中心にこれらに関連する調査・ 企画・コンサルティングを行うプロフェッショナルファームです。 よりよい社会環境創造に向け、 社内外をつなぎ新しいアイデアを考える全ての人を支援するチーム「イノベーションデザインセンター」 が2021年から活動しています。

ロフトワーク VUユニットについて

トランジションデザインというデザイン手法をベースに、ロフトワークのもつ、豊富なクリエイター/有識者コミュニティとの共創と出島型開発を通じて、より良い未来や社会のために存在のわからない市場に向けて取り組むヴィジョナリーな企業や人と一緒に御社の技術やアセットの可能性と事業機会を発見し、未来に向けたサービス構築/事業創出を伴走支援します。https://loftwork.com/jp/group/vu

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Layout ディレクターの野島稔喜が、
静岡文化芸術大学のゲスト講師を務めます