弥生会計のサービスを表現するキービジュアル

ロフトワークが一連のデザインプロセスに伴走した、弥生株式会社の法人向けクラウド会計サービス「弥生会計 Next」が、2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

「弥生会計 Next」は、「会計・経費・請求。誰でもカンタン まとめて効率化」を実現するクラウド会計サービスです。会計業務の専門知識がなくても直感的に操作できる UI や従来の会計業務にとどまらない経営支援機能を備えており、今回、その使いやすさと革新性が高く評価されました。

審査委員の評価コメント

「弥生会計 Next」は、会計・請求・経費・証憑管理をシームレスに統合し、誰でも直感的に扱えるUXを実現したクラウド会計サービスである。すでに直感的な操作性で日常的に利用できるクラウド会計システムは普及している。そのような中で、40年近い歴史を持つ会計ソフトの老舗の認知度と信頼性を継承しながらも、デザインを起点としたアジャイル開発やUIガイドライン整備等により、現在の水準からしても洗練された会計サービスに変化させた。また、それにとどまらず、AIによるキャッシュ予測・評価といった経営プラットフォームとしての機能を備え、従来の会計ソフトの枠を超えたクラウドサービスとして進化しようとしている点が評価された。

ロフトワークの伴走について

ロフトワークは、弥生株式会社とともに「誰もが迷わず使える会計体験」をめざし、ユーザーリサーチからUXデザイン、アジャイル開発に即したUI設計まで一貫して伴走しました。複雑な会計業務をシンプルにする体験設計を共創し、さらにデザインレビューやそれらの手法の内製化を通じて、社内のデザイン・開発チームが継続的にUXを磨ける仕組みづくりにも寄り添いました。今回の受賞は、優れたUI/UXだけでなく、デザインを軸とした開発プロセスそのものが評価された結果だと感じています。

グッドデザイン賞受賞までの裏側

弥生株式会社の公式 note にて、グッドデザイン賞受賞までの裏側を公開中です。ぜひご一読ください。
弥生株式会社の公式 note

製品名
弥生会計 Next

製品概要
「弥生会計 Next」は、「会計・経費・請求。誰でもカンタン まとめて効率化」を実現するクラウド会計サービスです。会計業務の専門知識がなくても直感的に操作でき、日々の業務を誰でもスムーズに行えるよう設計しています。また、従来の会計業務だけではなく、帳簿・決算書の作成に加え、請求書発行や経費精算までを一元管理できるのが特長です。これにより、煩雑な業務を効率化し、経営者や担当者が本業に集中できる環境を提供します。さらに、「弥生会計 Next」は単なる業務効率化にとどまらず、経営支援の視点からも進化を続けています。リアルタイムでの経営状況の可視化や、資金繰りの把握、税理士・会計事務所とのスムーズな連携を通じて、経営判断の迅速化と精度向上を支援します。

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