能登の人・食・営みと出会う時間を、東京と名古屋で開催
ロフトワークとFabCafeは、令和6年能登半島地震の被害に対する支援活動の一環として、2024年2月に「NOTONO」プロジェクトを立ち上げました。本プロジェクトは、震災をきっかけに出会った人や活動との関係を大切にしながら、能登の再生や伝統産業、地域文化に触れる機会を、都市の中につくっていく試みです。震災から2年を迎える2026年1月、FabCafe TokyoとFabCafe Nagoyaにて、能登の人に出会い、豊かな食文化を味わい、郷土の風景や営みに触れるイベントを開催します。
能登には、震災以前から、そして震災以後も、地域に根ざして活動を続けている方々や団体が数多く存在しています。2024年の冬以降、私たちはボランティアや訪問、NOTONOの企画といったささやかな活動を通じて、地元で活動している方々と交流する機会を得てきました。そして今回、これまで生まれた偶然の出会いが時間をかけて重なり合い、3度目のNOTONOの企画を実施できる運びとなりました。
貴重なコラボレーションの機会を提供して下さったのは、能登のデザインプロダクション 株式会社SCARAMANGA。金沢を拠点の食のプロデュース事業を展開する、株式会社iSU。そして、東京から能登の映像を撮り続けてきたクリエイティブ・エージェンシー Wild Tameです。
当日は、能登の食材を使った「NOTO FOOD」シリーズのフードを味わいながら、能登の風景や祭りを記録した短編ドキュメンタリー映画の上映、能登と関わり続けてきたクリエイターによるトークセッションを行います。食、映像、言葉を通して、それぞれが能登とどのように関わってきたのかに触れる時間です。
どちらのイベントも、能登の人・食・営みに出会う一夜です。どうぞ、輪の中に加わりに来てください。
【名古屋】能登の祭と食が交わる「能登大新年会」
そして会場には、能登の祭りの象徴であるキリコの中福(なかふく)のあかり、太鼓の響き、町内ごとに誇りが込められた法被や大漁旗が集結。光・音・匂い・素材が溶け合い、名古屋にいながら能登の祭り空間へ迷い込むような体験が広がります。
【東京】食べて、呑んで、語らう「NOTONO DINER」
能登の食材を使ったフードと地酒を囲みながら、能登の風景や祭りを記録した映像作品の上映、能登と関わり続けてきたクリエイターによるトークを行います。一夜限りのダイナーとして、食べて、呑んで、語らいながら、能登の今に触れる場をつくります。
コラボレーター
辻野 実(株式会社SCARAMANGA, DOYACOFFE / NOTONOWILD)
能登町在住、デザインプロダクション 株式会社SCARAMANGA 代表 DOYACOFFEE オーナー。Design・WEB制作を司る心優しき武悪童ことcore2core2000。能登町の過疎問題にDesignとHiphopの精神で戦う【NOTONOWILD project(能登のワイルド)】主宰。震災及び豪雨後はNOTONOWILDグッズの売り上げで仲間の支援団体を資金的にバックアップ。仮設住宅や公民館に灯油や雪かき道具を寄付するなど、地域活動にも精力的に取り組んでいる。震災以降、より強固な仲になった能登の仲間たちと共に新たなCrewを結成し、2026年5月に能登で音楽祭を開催予定。
@core2core2000 一撃. Herc. HIRAKATA
高市 克己/Food Factory Company 株式会社 iSU代表
金沢市在住。会社名iSU(イスゥ)は日本語の「椅子」とエストニア語で「食欲」を意味し食卓を支える椅子となり、食欲をそそる料理を提供する。食事業の土台を支える意義として会社名を命名。自身として石川・沖縄・神奈川など、飲食の放浪を行い様々な業態も経験。イベント出店・商品開発・お皿ブランドの立ち上げ。など食に携わることに素直に向き合い様々な事業にも取り組む。ホテルレストランの運営提案・サポートや飲食店のプロデュースなども会社事業として行い、県内外に限らず活動中。
Wild Tame(ワイルドテイム)
東京を拠点とするクリエイティブ・エージェンシー。海外のブランドやNGOとも幅広く協働し、活動の場は日本国内にとどまらず世界に広がっています。25名以上の国際色豊かなクリエイターが所属し、芸術性と文化や心に響く表現を融合させたコンテンツを制作しています。これまでに手がけたプロジェクトは、企業ブランディングや広告キャンペーン、ドキュメンタリー、映画のメイキングなど、多岐に渡ります。多国籍で多文化なチームだからこそ、多様性に富んだチームワークで、クライアントや地域に寄り添った、敬意ある制作過程を大切にしています。
これまでの「NOTONO」の取り組み
2024年7月には、能登の酒蔵の再建と地域再生に向けた活動を紹介するイベントを開催し、能登町の鶴野酒造店 蔵元・鶴野晋太郎さん、松波酒造 若女将・金七聖子さんを迎え、共同醸造でつくられた能登の日本酒の試飲と、里山里海の食材を使った食事を共にしました。また、2025年1月には、FabCafe Tokyoにて企画展「NOTONO NOW」を開催し、能登に関わる表現や活動を紹介しました。

能登の日本酒蔵を支援する有志プロジェクト「能登の酒を止めるな!」とのコラボレーションイベント
地域の酒蔵の協力を得て、能登の酒蔵が全国各地に赴き共同醸造を行うことで、銘柄の製造・流通を維持する「能登の酒を止めるな!」。イベントでは、能登の酒蔵が直面している現状や、再生に向けた取り組みについて話を聞きました。






