明治大学 PROJECT

人や活動が見える明治大学へ、CMS導入リニューアル

Outline

人や活動が見える明治大学へ――全額横断的にCMSを導入したフルリニューアルを決断。

2011年に創立130周年を迎えた明治大学が大学サイトの本格的な運用を開始したのは1990年代後半のこと。しかし、運用面で限界を感じる一方で、広報戦略的な観点でも課題を抱えていた同校は、創立130周年に合わせフルリニューアルを計画しました。

大学を取り巻く環境や現状の課題を鑑みてプロジェクトのベストな進め方や最適なCMS製品を選択。時間とボリュームの2つの観点から、負荷を分散させるLean Startupの手法を取り入れて大規模なCMS導入を実現しました。

また、学生へのヒアリング結果も参考にしつつ、コンセプトである”人”を中心に据えた設計やデザインを模索。リニューアルの根底にあった“大学の人や活動が見えるサイトづくり”を推進しました。

  • 内容
    CMS導入
    管理者向け・運用者向けマニュアル作成、講習会実施

Outputs

大学Webサイト

管理者向け・運用者向けマニュアルおよび講習会

Process

大学を取り巻く環境や現状の課題を理解した上で、プロジェクトのベストな進め方や最適なCMS製品(WebRelease 2)を選択。旧デザインのまま裏側でCMSを動かす第1フェーズ、既存コンテンツのCMSへの移行を進めながら新デザインに落とし込む第2フェーズの二段階でプロジェクトは進行しました。

“人”をコンセプトの中心に据え、学生へのヒアリング結果も参考にしつつ、必要な要素を設計やデザインに反映。サイトの基本構造の統一化や、各コンテンツへの導線の整理、大学の方針に沿った表現方法の確立など、当初のリニューアル目的を確実に達成しました。

CMSへの理解と浸透を図るため、労を惜しむことなく現場への説明会や講習会を実施し、担当者のスキルやモチベーションをアップ。結果、生の情報をどんどん発信し、リニューアルの根底にあった“大学の人や活動が見えるサイトづくり”の推進へと繋がりました。

Member

実本 慶子

株式会社ロフトワーク
経営企画, CIO

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Keywords

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窒素問題の理解促進にむけて
複雑な課題を捉える、システム思考を使ったワークショップ