新しい福祉の“あたりまえ“をシンプルに伝えるWebサイト
Outline
東北福祉大学のドキュメンタリーを自分のドキュメンタリーに
曹洞宗宗立の私立大学で『自利・利他円満』の哲学を教育の理念とする東北福祉大学。2017年3月、学内部署を中心に林立していたWebサイトの整理 ・一部統一とともに運用体制を改め、より本質的な大学の魅力の探求及び、ターゲットへの訴求を目的にWebサイトのリニューアルを行いました。
ロフトワークでは、これからの時代に求められる大学Webサイトのあるべき姿を、様々なリサーチプロセスを経て検討し、リニューアル方針を策定。目指すべき方向と、ターゲットに向けたメッセージとコンテンツの作成を含めたWebサイト全体のリニューアルを支援しました。
目指したのは、進路を意識しはじめる高校二年生が大学選びを自分事化できるWebサイトです。
プロジェクト概要
- 支援内容
要件定義/企画
設計/デザイン
実装(コーディング/CMS開発)
コンテンツ作成(ライティング/撮影)
コンテンツ登録
サイト運用講習会の実施 - アプローチ
経営陣から、学生、OG/OBなど大学に関わる様々なステークホルダーの意見を集約
東北福祉大が「選ばれない場面」から逆算した、Webサイト構造の定義
シンプルなメッセージと大学生活でのリアリティを伝えるコンテンツで大学選びを自分事化 - 関連サービス
大学サイト構築 - 体制
クライアント:学校法人栴檀学園 東北福祉大学
プロデューサー:柏木 鉄也
プロジェクトマネージャー/クリエイティブディレクター:齋藤 実帆
ディレクター:内藤 まり子/青木 大地/関口 智子
テクニカルディレクター:小野村 香里 - クリエイティブチーム
Webデザイン:依田 樹彦
コーディング:飯田 恭央
CMSテンプレート開発:システムパック株式会社
Outputs
東北福祉大学の公式ウェブサイト
トップページでは大学での日常を体感してもらうためにイメージ画像を大きく配置。ボランティアへの参加や、資格への挑戦、子どもから高齢者に触れる、など東北福祉大学でできる様々な学びの可能性をメニューとして紹介しています。
Webサイトのコンセプトに合わせて作成した、東北福祉大学のDNAでは、福祉の多様な選択肢を伝え、次の時代の「あたりまえ」を創造している卒業生たちの学生時代と今に迫る、東北福祉大学のリアルなドキュメンタリー。Webサイトにはじめて訪れた人が、東北福祉大学では「自分が自信をもった何者かになれる」と実感してもらうことを意図し、福祉の本当の姿・あり方を伝えています。
東北福祉大学のDNAは、取材・ライティング・編集も含めてコンテンツ制作を支援しています。
Process
大学に関わる様々なステークホルダーの意見を集約し、リニューアル⽅針策定書を作成
Webサイトリニューアルの要件から、教育の現場に関わる教職員を含めた関係者とのワークショップを実施。東北福祉大学の価値を明らかにしました。続いて、副学長を含めた経営者、学生、OB/OGへのインタビューを行い、大学の原点や信念から入学前の期待や実際の大学生活で得たことを集約。集めた情報を、リニューアル⽅針策定書としてまとめました。
あえて「選ばれない場面」から逆算した、Webリニューアルのコンセプトの定義
学科・部署の意向を反映しすぎるあまりに、統一するのが難しかったメッセージやターゲットを改めて整理。「東北福祉大学のドキュメンタリーを自分のドキュメンタリーに」というWebリニューアルのコンセプトを定義し、ターゲットのメインを高校二年生〜受験生にしぼりました。コンセプトは、何故東北福祉大学は選ばれないのか。からスタートしています。
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