EVENT 展示

NOTONO NOW
- 現地のプレイヤーがまなざす能登のいま-

Date
2025-01-17 (Fri) -
2025-02-05 (Wed)
Place
FabCafe Tokyo MAP
fee
無料(期間中は店舗内にて一般公開)

About

ロフトワークとFabCafeは、令和6年能登半島地震の被害に対する支援活動として2024年2月に「NOTONO」プロジェクトを立ち上げました。本プロジェクトは、被害を受けた能登地域の再生と、伝統産業の保護を目指しています。

2024年7月には、能登の酒蔵の再建と、地域再生に向けた取り組みを支援するイベントを開催しました。能登町の鶴野酒造店の蔵元・鶴野晋太郎さんと松波酒造の若女将・金七聖子さんにご参加いただき、全国の蔵とともに共同で酒造りを行う共同醸造でつくられた能登のお酒4種類を試飲するほか、能登の里山里海からとれる食材をつかった食事を共にしました。

今回は、能登で活動しているプレイヤーの4つの活動を取り上げます。アートを通した復興のあり方、地域文化の復興を通したコミュニティの再生、地域風土の継承と防災、土地にあるものを生かした復興のあり方など、4つの“視点”の活動にフォーカスします。

能登で活動する一人ひとりのアクションの「今」を知る

日本がこれから訪れる災害に対応するためには、大きなビジョンを掲げること以上に、地域に関わる一人ひとりが、自分の手が届く範囲で何をすべきかを考え、行動に移すことが重要です。

本展では、能登半島地震の発生後、それぞれの思いを胸に「復旧・復興」に取り組む4つのプロジェクトを能登の各エリアから紹介します。

被災から1年が経過した能登の現状を知り、地域に向き合う人々の熱意やクリエイティビティに触れることで、能登と都心部の企業や個人との「新たな関係性」が生まれることを願っています。

展示予定プロジェクト(一部)

写真:能登のお祭り
写真:能登のお祭り
写真:家の解体の様子
写真:土木建築の様子

展示協力紹介 ※随時追加予定

西海一紗(記録係)
1995年生まれ、北海道出身。明治学院大学芸術学科映像芸術学コース卒業。東京の映像制作会社に務めたのち、2022年に珠洲市に移住。奥能登国際芸術祭の広報・記録係を担当。芸術祭で繋がった縁を珠洲の復興に繋げる「ヤッサープロジェクト」の一員として活動する傍ら映像や写真で珠洲の記録活動を行なっている。
https://www.instagram.com/yasserproject/

岡田翔太郎(岡田翔太郎建築デザイン事務所代表)
1990年石川県七尾市生まれ。2014年九州大学芸術工学環境設計学科を卒業し、同年、岡田翔太郎建築デザイン事務所を設立。地域に根差す建築事務所として、地元の石川県七尾市を拠点とし建築活動をはじめる。現在は2024年1月1日に発生した能登半島地震を受け能登の復興を目指し、七尾を中心に被災建物の建替え・改修・まちづくりに関わる取り組みを続けている。2024年NPO法人一本杉通りの文化遺産を守る会を設立し、街並みや歴史的建造物の保全活動を行っている。
https://www.shotaro-okada.com/

森山明能(七尾自動車学校 代表取締役社長)
1983年七尾市生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。家業である七尾自動車学校の経営者、民間まちづくり会社・㈱御祓川のシニアコーディネーター、ローカルキャリアを推進する(一社)地域・人材共創機構の理事、一棟貸しゲストハウス Social Guest House neltokoの代表、能登の事業承継を推進する㈱ノトツグの取締役と多様な役回りで自らの命名理由たる「能登を明るくするための活動」を続けるポートフォリオワーカー。直近では、自動車学校の合宿寮を「地域と合宿生が繋がるコミュニティ拠点」として再定義したTADAIMAが注目を浴び、グッドデザイン賞を受賞。内閣府・地域活性化伝道師。
https://nanao-tadaima.jp/

山本亮(株式会社百笑の暮らし代表取締役/のと復耕ラボ代表/能登復興ネットワークいやさか幹事)
東京農大在学時に「能登半島には日本の原風景がある」と教授の誘いで能登半島へ。美しい里山風景とそれをつくりだす地域の暮らしの豊かさに惹かれ、東京でまちづくりコンサルに5年務めた後、輪島市地域おこし協力隊として移住する。2018年に里山の暮らしをまるごと楽しめる地域分散型宿泊施設として「里山まるごとホテル」を運営する㈱百笑の暮らしを設立。現在は一般社団法人のと復耕ラボを立ち上げて能登の復興活動に取り組む
https://sites.google.com/view/noto-fukko-labo/about
https://www.satoyamamarugoto.com/about/index.html

写真:西海
西海一紗
写真:岡田
岡田翔太郎
写真:森山
森山明能
写真:山本
山本亮

能登の酒を呑む

展示期間中は、FabCafe Tokyoで能登の鶴野酒造店の日本酒を提供します。鶴野酒造店は、1789年に創業した230年以上続く石川県能登町に位置する小さな酒蔵です。今回の能登半島地震で被災しましたが、「能登の酒を止めるな!被災日本酒蔵共同醸造支援プロジェクト」にて、全国の蔵で酒造りを続けながら、能登での再建をめざしています。また、全国のお酒のプロが集い、今最もお薦めしたい酒蔵を選ぶアワード『酒屋大賞』でノミネートされた注目の蔵でもあります。会期中は、数量限定で、「能登の酒を止めるな!」第二弾で醸した、代表銘柄の「谷泉」と石川県吉田酒造店の共同醸造酒を提供予定です。詳細は、FabCafeのInstagramでお知らせいたします。

写真:日本酒
※写真はイメージです
写真:日本酒

Outline

企画名
NOTONO NOW - 現地のプレイヤーがまなざす能登のいま-
会期
2025年1月17日(金曜日)〜2月5日(水曜日)
会場
FabCafe Tokyo(東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F)
最寄駅
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分、JR 渋谷駅 徒歩10分
営業時間
会場店舗営業時間内でご来場いただけます
入場料
無料(期間中は店舗内にて一般公開)
主催
FabCafe Tokyo、株式会社ロフトワーク

ACCESS

FabCafe Tokyo

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