素材の新提案をミラノで。地域資源を新発想でリデザイン。
クリエイターとの共創が拓く、ものづくり企業と地方の可能性。
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About
既存事業だけに取り組み続けることへ危機感をいだき、異分野・新分野でプロダクトやサービス開発に挑む企業が多くなりました。その中で、外部のクリエイターとつながり新しい価値を共に創り出す「共創」への挑戦が増えています。
一方で、外部のクリエイターとどこで出会えるのか?いざ共創といっても、なにから始めたらいいのか?など具体的な課題を感じている方が多いのも確かです。
Japan Brand Festivalを運営する私たちロフトワークは、これまで多くの地域やものづくり企業と、クリエイターとの共創で新しい価値の発見や、新領域の開拓を後押しするプロジェクトを実施してきました。
どのようにクリエイターと地域や企業がどんな文脈でつながり、新たな価値を共に創造していく場をつくったのか。本セッションで「地域やものづくりの魅力を再発見する、クリエイターとの共創方法」をテーマに、以下の3つの事例からクリエイターとの共創プロジェクトについて紹介します。
イベントレポート公開中
紹介予定の事例
Case1:素材の機能推しから脱し、デザイン勝負でミラノへ!(東洋アルミニウム株式会社)
素材メーカー東洋アルミニウム株式会社が扱うメタリック顔料。他社製品との機能比較ではなく、いかにデザイン性や付加価値を伝えられるか。クリエイターとの共創で新たな魅せ方を開発し、国際家具見本市ミラノ・デザインウィークに出展するまでのプロジェクトをご紹介します。
Case2:地域の魅力を再発見し、リブランディングするには?(新潟県越後妻有、沖縄県石垣島)
内側からは中々再発見しづらい地域資源の魅力。いかに外からの視点を集め、気づきを得て、新ブランドを構築するか。新潟県越後妻有のお土産リデザインプロジェクト、沖縄県石垣島のリブランディングプロジェクトをご紹介します。
Case3:クリエイターも事務局も主催者も嬉しい公募プロジェクトをつくるには?(内閣府)
クリエイターとの共創のきっかけをつくる公募やアワード。今回は、日本オープンイノベーション大賞のロゴデザイン公募プロジェクトを事例に、クリエイターも公募主催者側も、事務局もやってよかったと思える公募設計のポイントをご紹介します。
JAPAN BRAND FESTIVALとは?
日本ではいくつもの行政機関や民間事業者が日本発のプロダクト・サービスがもつ魅力を発信・展開していくため、様々なチャレンジを行っています。こうした取り組みをより有機的に繋げ、相互に活性化しあい、全体で価値を継続させていく。組織や立場を超えた、現代版「楽市・楽座」のような場をつくることでジャパンブランドに新たな価値を紡いでいく活動です。
Speaker
株式会社ロフトワーク, ゆえんユニットリーダー
二本栁 友彦
1977年大阪府岸和田生まれ。千葉大学工学部デザイン工学科卒。大学在学中から様々なアートイベントの運営に携わり、建築設計事務所勤務を経てIID世田谷ものづくり学校を運営する株式会社ものづくり学校に入社。企画ディレクション、企画室長・広報を担当。姉妹校「隠岐の島ものづくり学校」「三条ものづくり学校」の立ち上げにも関わる。2014年にロフトワークに入社。「経済産業省 JAPANブランドプロデュース支援事業 MORE THAN プロジェクト(2014-2016)」のプロデュース・ディレクションをはじめ、「SUWAデザインプロジェクト」「Hokkaido to Go」「ふるさとデザインアカデミー ichi」「Dcraft デザイン経営リーダーズゼミ」などを手がけている。官公庁や自治体のプロジェクトを中心に、場所を問わず、クリエイティブコラボレーションを軸に展開している。
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1977年大阪府岸和田生まれ。千葉大学工学部デザイン工学科卒。大学在学中から様々なアートイベントの運営に携わり、建築設計事務所勤務を経てIID世田谷ものづくり学校を運営する株式会社ものづくり学校に入社。企画ディレクション、企画室長・広報を担当。姉妹校「隠岐の島ものづくり学校」「三条ものづくり学校」の立ち上げにも関わる。2014年にロフトワークに入社。「経済産業省 JAPANブランドプロデュース支援事業 MORE THAN プロジェクト(2014-2016)」のプロデュース・ディレクションをはじめ、「SUWAデザインプロジェクト」「Hokkaido to Go」「ふるさとデザインアカデミー ichi」「Dcraft デザイン経営リーダーズゼミ」などを手がけている。官公庁や自治体のプロジェクトを中心に、場所を問わず、クリエイティブコラボレーションを軸に展開している。株式会社ロフトワーク, FabCafe Nagoya 取締役 / MTRLプロデューサー
井田 幸希
慶應義塾大学 環境情報学部卒。通販業界を経て独立し、編集プロダクションで企画・編集を幅広く手がける。さらに広告営業を経て、2017年に株式会社ロフトワーク入社。プロデューサーとして幅広いプロジェクトでクライアントの機会創出を手がける。2020年からは取締役として株式会社FabCafe Nagoyaに参画。立ち上げメンバーとして、ものづくりに重点を置いて事業開発やデザン経営の推進を行なっている。
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慶應義塾大学 環境情報学部卒。通販業界を経て独立し、編集プロダクションで企画・編集を幅広く手がける。さらに広告営業を経て、2017年に株式会社ロフトワーク入社。プロデューサーとして幅広いプロジェクトでクライアントの機会創出を手がける。2020年からは取締役として株式会社FabCafe Nagoyaに参画。立ち上げメンバーとして、ものづくりに重点を置いて事業開発やデザン経営の推進を行なっている。株式会社ロフトワーク, AWRD 編集長
金森 香
Central Saint Martins Collage of Art and Design 批評芸術学科を卒業後、チンドン屋を経て出版社リトルモアに勤務。2001年にデザイナーの武内昭氏、中西妙佳氏と「シアタープロダクツ」を設立、広報、コミュニケーションにまつわる企画やマネジメント業務を担当。2010年、NPO法人「ドリフターズ・インターナショナル」理事に就任。2012年には、包装材料問屋シモジマの新業態「ラップル」のオープンに際し、クリエイティブディレクターを担当した。2018年よりロフトワークに参加。
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Central Saint Martins Collage of Art and Design 批評芸術学科を卒業後、チンドン屋を経て出版社リトルモアに勤務。2001年にデザイナーの武内昭氏、中西妙佳氏と「シアタープロダクツ」を設立、広報、コミュニケーションにまつわる企画やマネジメント業務を担当。2010年、NPO法人「ドリフターズ・インターナショナル」理事に就任。2012年には、包装材料問屋シモジマの新業態「ラップル」のオープンに際し、クリエイティブディレクターを担当した。2018年よりロフトワークに参加。株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー
岩沢 エリ
東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。
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東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。Outline
- 開催日
- 2019年3月3日 17:00〜17:50
- 定員
- 60名
- 参加費
- 無料
- 対象
- ・自社の素材や技術の可能性を拡げたい企業
・公募やアワードなどの活用に関心のある方
・地域資源活用による事業化やブランディングに課題感のある方
・自社のものづくりの発展や発信にデザインを取り入れたい方 - 会場
- ヒカリエ 8/ COURT
地図:http://www.hikarie.jp/sp/access/index.html - 主催
- Loftwork
- ご注意
- プログラムは、予告なく変更される場合があります
申込者多数の場合は、抽選となりますので予めご容赦ください
参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.com、jbfes.comに掲載する場合があります