"らしさ"を見つめ直した情報設計でユーザビリティの向上に成功
Outline
芝浦工大"らしさ"である「まじめさ」「真摯さ」「ストイックさ」を表現した新しいサイトデザイン。見るサイトから、使うサイトへ。
2009年に完成したWebサイトは、長年の運用で構造が複雑化。膨大な情報量の中からユーザーが求める情報へスムーズにたどり着くことが難しくなっていました。
スマホの急速な普及や大学に求められる情報公開の時流にも適応する必要があると考えた芝浦工業大学は、5年ぶりのWebリニューアルを決断。コンセプトから見つめ直し、芝浦工大「らしさ」のある機能的なサイトへと変化を遂げました。
- 内容
要件定義・ワークショップ
デザイン・設計
CMS導入 - 使用ツール
WebRelease2 - 期間
2014年3月〜2014年9月
Outputs
Process
キックオフ時に担当者から発せられた、「大学のロゴを差し替えれば他の大学サイトとして通用できてしまうようなサイトにはしたくない」という言葉。芝浦工大らしさを見つめ直すワークショップからプロジェクトはスタートしました。
他部署を交えて開催された3回のワークショップにより導き出されたキーワードを機能やコンテンツに落とし込み、”らしさ”がにじみ出るサイトに。
また、ユーザーの求める情報が過不足なく提供され、機能の面でもシンプルで使いやすいサイトを意識した構造設計を実施。ターゲットをあえて絞ったナビゲーションや研究室逆引き検索など新しい試みにも挑戦しました。
運用フローもシンプルに整理。担当部署の積極的な情報発信を促すとともに、広報課の運用負荷を下げる体制を築くことができました。
Member
メンバーズボイス
“印象的だったのは、学内から仕様変更を迫られたとき、担当の羽田さんが「今の仕様でも吸収できる」と学内を説得されていたことです。大学の広報課にシステムなどに明るい方がいるのは珍しいケースですが、仕様書を読みしっかり理解いただいていたのはとても嬉しかったです。”
テクニカルディレクター 小野村 香里
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