株式会社ロフトワーク PROJECT

新たな文化の創造へ。
先進の表現でパートナーとの関係を築く新事業サイト

Outline

2023年に活動を開始した、ロフトワークのユニット「MVMNT(ムーブメント)」。「エモーショナルな社会と文化の創造」をミッションに掲げ、アーティスト・クリエイターとともに世の中に新たなムーブメントを生み出すことを目指しています。

事業部化を目指し、独自のプロジェクトやコラボレーションワーク、コミュニティ活動などを行うMVMNTは、それらの情報を発信し、既存・新規のコラボレーションパートナーとのコミュニケーションを行う基盤として、Webサイトを構築しました。

ユニットの世界観や提供価値を軸としながら、奥行きのあるグラフィック表現やアニメーションを駆使し、まだ見ぬ未来社会、まだ見ぬ共創に期待を抱かせるようなインタラクティブな仕掛けを通じた体験をデザインしています。

Outputs

ファーストビューでは、初めての訪問者に「名前を覚えてもらう」こと、組織としての先進性を伝えることを目的に、ユニット名である「MVMNT」を印象的に伝える演出を採用。Webサイト上で3Dのコンピュータグラフィックを高速に描画できる「WebGL」を活用し、平面上に3Dの立体的な表現を実装しています。

ユニットが目指す世界観や提供価値をもとに見出した、サイト全体のコンセプトを反映。技術・文化・情報と広く接続しながら、全く新しい価値観や文化の創出を目指すユニットとして、「分解」「再構築」「拡散」「混合」という4つのキーワードを導き、デザインへと反映しました。なかでも、インタラクティブなアニメーションにその特徴が表れています。

Approach

独自性の高いプロジェクトの価値をターゲットに届けるために、事例に比重を置いたコミュニケーションを設計。ビジュアルだけでなく見出しを目立たせ、かつ本文テキストの読みやすさを担保し、ユニットの活動や提供価値を伝えています。

MVMNTの価値創出パートナーはクライアントとなる企業だけでなく、アーティスト/クリエイターも含まれます。メンバーの紹介ページでは、過去にプロジェクトをともに実行したクリエイターらの一部を「Fellow Artist」として、社員と並ぶ形で紹介しました。また、サイト全体としてもアーティスト・クリエイターを想定ユーザーとして、彼らの探究心やクリエイティビティに響くようなトーン&マナーや先鋭的なデザインを採用しています。

複数の国際的Webデザインアワードで受賞&ノミネート

本サイトは、国際的Webデザインアワード「CSS Winner」で、世界でその日最も優れたサイトに与えられる「SOTD(Site Of The Day)」AWARDを受賞しました。CSS Winnerは、世界中から応募されたWEBサイトの中から、クオリティの高い優秀なサイトを表彰するアワードです。 審査基準を通過したノミネート作品の中から「デザイン」「機能性」「使いやすさ」「内容」の観点から審査されます。

「CSS Winner 」ノミネートページ

また、世界最大級のWebデザインアワードである「Awwwards」で、「Honorable Mention」を受賞。国際的な視点から評価を受けています。

「Awwwards」ノミネートページ

Staff Credit

  • プロジェクトマネジメント・クリエイティブディレクション:伊達 善行
  • テクニカルディレクション:伊藤 友美
  • サポート:室 諭志、原 亮介(以上、株式会社ロフトワーク)
  • デザイン:tote inc.、依田 樹彦(yodadesign)
  • コーディング:tote inc.
  • コーディング・開発:坂田 一馬(Good rings)

Member

伊達 善行

株式会社ロフトワーク
クリエイティブディレクター

Profile

伊藤 友美

株式会社ロフトワーク
テクニカルグループ テクニカルディレクター

Profile

室 諭志

株式会社ロフトワーク
バイスMVMNTマネージャー

Profile

原 亮介

株式会社ロフトワーク
MVMNTユニットリーダー

Profile

Keywords

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