プロジェクトの認知拡大と共感のためのWebコミュニケーション
Outline
世界の食料問題を自分事に。共感してシェアを促進するキャンペーンサイト制作
10月16日は世界食料デー。国連WFPは、「学校給食プログラム」の認知を拡大し、これまで関心の低かったターゲットにも世界の食糧問題の状況を伝え寄付を募りたいと考えていました。
そこで目的の共感、活動の成果、団体の透明性を軸としたキャンペーンサイト企画を始動。ソーシャル・ネットワークでの拡散を想定し、新たなターゲットにも寄付を自分事にしてもらうための表現を追求しました。
- 内容
キャンペーンサイトの企画立案
デザイン制作、イラスト、アニメーション制作
コーディング、Javascript実装 - 期間
2015年7月〜9月
Outputs
キャンペーンサイト
Member
浅見 和彦
株式会社ロフトワーク
シニアプロデューサー
金指 了
株式会社ロフトワーク
クリエイティブディレクター
メンバーズボイス
“ゴールである、「寄付」を身近なものとして認識してもらい、そこから活動を広く認知・拡散させるために、企画立案時には、社内のメンバーと複数回にわたってブレストを行い「今日のランチ代」というキーワードにたどり着きました。”
プロデューサー 浅見 和彦
“閲覧者の興味を刺激し、寄付へのハードルを下げるために、いわゆる、文字や画像で内容を魅せるだけではなく、アクションをしてもらう必要があると考えました。そこで、寄付とは一見関係なさそうな「今日のランチ代はいくらか?」という設問を設定し、回答することで、それが何人分の給食になるのかを知るというストーリーにしています。結果に応じた画像を一緒にシェアできるようにしたことも工夫点です。”
クリエイティブディレクター 山谷 幸恵
“全体を通してターゲットとなるユーザの気持ちを常に意識して作りました。活動の透明性をわかりやすく伝えるために、動画によるアニメーションや寄付金額の数値が変化していく仕掛けを用意しました。また、寄付を強いるような表現にならないように、寄付ボタンの設置箇所や登場頻度も意識しました。”
クリエイティブディレクター 金指 了
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