デンマークとオンラインで繋ぐ!
自治が生まれる場作りのヒント
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レポート
掲載中
- Date
- 2020-06-13 (Sat)
- Time
- 16:00
- Place
- オンライン
- fee
- 無料
Finished
About
アーカイブ映像も公開中・イベントレポートはこちら
デンマークへ「共創・参加型デザイン」の現地調査研究のため半年留学していた岡田(はこだて未来大学)からの事例紹介を始め、林(ロフトワーク)が2月に訪れたデンマーク現地のインキュベーション施設 Institut for (X) と、学生寮 Tietgen のオンラインツアーをライブで実施。当日は Zoom と YouTube Live 合わせて400人近い方に視聴・参加頂き、イベント中もたくさんの質問でチャットが賑わいました。後日改めて視聴したいという参加者の希望に応えて、イベント中にアーカイブ配信が決定するなど、ライブ感満載のイベントとなりました。
本レポートでは、イベント参加者から集まった質問にできるだけ答える形で、当日のセッションを振り返ります。
デンマークにおける「共創・参加型デザイン」についての事例を紐解きながら、日本における共創・参加型自治が生まれる場作りについての可能性を議論します。デンマークへ「共創・参加型デザイン」の現地調査研究のため半年留学していた岡田(はこだて未来大学)からの事例紹介を始め、林(ロフトワーク)が2月に訪れたデンマーク現地のインキュベーション施設 Institut for (X) と、学生寮 Tietgen からもスピーカーが参加。デンマークらしい民主主義的な参加型コミュニティが根付く現場を直接オンラインで繋ぎ、現地のスピーカーによる事例紹介とオンラインツアーを実施します。
Withコロナ/Afterコロナ における、デンマークの状況・対応についても触れながら、自分たちの暮らしや仕事のあり方を自分たちごととして納得しながらデザインすることが上手なデンマークから、日本に活用できるヒントを探ります。
Program
- 16:00 – 16:10
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イントロダクション
モデレーター:林千晶 / ロフトワーク株式会社林千晶がデンマークを訪問した経緯、イベントの企画意図やデンマークの基礎情報などを簡単に紹介します。
- 16:10 – 16:30
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SESSION 1: デンマークの共創・参加型デザインの訪問レポートと気付き
岡田 恵利子 / デザイナー・はこだて未来大学大学院在学中(3月までデンマークITUに留学)loftwork.comで連載しているデンマーク留学滞在レポートで紹介した内容の他、興味深かった他事例も紹介。
また今年2月にロフトワーク 林千晶と訪れた場所を中心に、デンマーク滞在中の気付きや考察についてお話しします。 - 16:30 – 16:50
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SESSION 2: 民主主義的建築(Democratic Architecture)プロジェクト事例の紹介
Eske Bruun / 建築家・Kondens Arkitekter 代表(デンマーク在住)民主主義的建築(Democratic Architecture)プロジェクト事例の紹介と、民主主義的建築(Democratic Architecture)というもののデンマークにおける立ち位置について紹介していただきます。
また、民主主義的建築(Democratic Architecture)について、Eskeさん自身が感じている可能性や将来の展望ついて紹介していただきます。
Institut for (X) の簡単な紹介と、Institut for (X) が自身のプロジェクトにもたらす価値についても紹介いただきます。
通訳補助: 吉田 沙世 - 16:50 – 17:20
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SESSION 3: デンマークの教育環境について + 学生寮 Tietgen オンラインツアー
吉田 沙世 / 中央大学商学部 3年(コペンハーゲン大学に留学中)トビタテ!留学JAPAN制度を利用してデンマークへ留学した吉田さんから、デンマークと日本それぞれでの教育環境の違い、日本に持ち帰りたいエッセンスなどを紹介していただきます。
- 17:20 – 17:40
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SESSION 4: Institut for (X) のオンラインツアー
Eske Bruun / 建築家・Kondens Arkitekter 代表Institut for (X) とカルチャーセンター「GODSBANEN」を紹介いただきます。
通訳補助: 吉田 沙世 - 17:40 – 17:55
- 休憩
- 17:55 – 18:25
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ディスカッション/DISCUSSION
モデレーター:林千晶(ロフトワーク株式会社)& 岡田恵利子(公立はこだて未来大学)– デンマークではなぜ民主主義や参加型がこれほどまでに根付いているのか?
– デンマークの事例を参考に日本で活かせること、日本だからできることは何か?
など、みなさんからの質問も織り交ぜながらディスカッションをすすめます。 - 18:25 – 18:30
- クロージング
Outline
- 開催日
- 2020年6月13日(土)16:00〜18:30
- 参加費
- 無料
- 配信方法
- Zoomを利用したオンライン配信を予定
- 対象
- – デンマークのデモクラシー/自治の仕組みの興味がある人
– イノベーションに興味がある人
– 共創の場づくりに関わっている人 - 主催
- 株式会社ロフトワーク
ご注意
- 参加URLは前日までにご登録いただいたメールアドレス宛にお送りいたします。
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- 参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comおよびその他媒体に掲載する場合があります
Speaker
株式会社ロフトワーク, ロフトワーク共同創業者・相談役/株式会社Q0 代表取締役社長/株式会社 飛騨の森でクマは踊る 取締役会長
林 千晶
早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。
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早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。デザイナー, デザイナー
岡田 恵利子
大学で情報デザインを専攻したのちキヤノンに入社、カメラなどの精密機器や写真関連アプリなどのデザインリサーチ・UI/UXデザインに14年従事したのち、2018年より参加型デザイン・共創・サービスデザインなどの知見を深めるため公立はこだて未来大学の博士後期課程に進学。2019年9月より半年、娘を連れてデンマークのITUに交換留学。好奇心の赴くまま色んな出会いを広げ、新しいことに繋げるのが大好きです。
https://note.mu/coeri
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大学で情報デザインを専攻したのちキヤノンに入社、カメラなどの精密機器や写真関連アプリなどのデザインリサーチ・UI/UXデザインに14年従事したのち、2018年より参加型デザイン・共創・サービスデザインなどの知見を深めるため公立はこだて未来大学の博士後期課程に進学。2019年9月より半年、娘を連れてデンマークのITUに交換留学。好奇心の赴くまま色んな出会いを広げ、新しいことに繋げるのが大好きです。https://note.mu/coeri