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ものづくり企業のデザイン経営
ー 「技術×デザイン」で企業の未来を変える経営戦略と実践

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変革の鍵は、ありたい姿の明文化とワクワクする方向への先行投資?
〜実践者が語る「ものづくり企業×デザイン経営」イベントレポート(後編)

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Date
2020-09-28 (Mon)
Time
15:00-17:00
Place
Zoom(ウェビナー)
Capacity
100名
fee
無料

Finished

About

イベントレポート

本イベントは終了いたしました。
イベントレポート(前編・後編)は下記よりご覧いただけます。

[前編] 裏方から表舞台への挑戦 〜実践者が語る「ものづくり企業×デザイン経営」

[後編] 変革の鍵は、ありたい姿の明文化とワクワクする方向への先行投資?

イベント概要

ものづくり企業ならではの課題感に、デザインをどう活用できるか

デジタル化やグローバル化により人々の価値観の変化のスピードがますます早くなっている社会の中で、ものづくりにおける技術向上にとどまらない、イノベーション実現のための手法として「デザイン経営」が注目されています。

「デザイン経営」とは、デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法です。その本質は、人(ユーザー)を中心に考えることで、根本的な課題を発見し、これまでの発想にとらわれない、それでいて実現可能な解決策を、柔軟に反復・改善を繰り返しながら生み出すことです。(出典:特許庁 デザイン経営プロジェクト

デザインを戦略的に活用して企業価値を訴求する企業が増える一方、特に製造系企業などのものづくり企業の多くはデザイン領域への馴染みが少なく、関心があるものの踏み出せないままの経営層も多いようです。そこで今回、多くのものづくり企業が集積する名古屋に9月14日 FabCafe Nagoyaをオープンすることを機に、「ものづくり企業のデザイン経営」をロフトワーク・FabCafe Nagoyaで共催します。

のづくり系企業ならではの課題感に対し、デザインをどう活用できるのか。実際の先行実践企業や企業のデザイン導入支援プログラムを牽引してきた自治体を招き、技術×デザインの経営戦略と実践方法についてお話します。

ゲスト紹介

株式会社八幡ねじ

ねじや金属加工製品を中心としたBtoB向けの締結部品やDIY関連を中心とした一般消費者向け商材のメーカーベンダー。企業理念である『三方善』で、お取引先様、そして社会の発展に貢献できる企業として「お客様に安心をお届けする」ことを企業使命にしており、実践のために積極的にITシステム改革やITとメカトロを融合させた物流改革、ユーザー視点に立った商品開発を展開。また「良い製品を良いデザインでお届けする」という考えのもと、1996年よりデザインマネージメントを開始。企業CI、パッケージ、ディスプレイ、カタログ、ホームページ、建設物など、八幡ねじの企業理念と運用システムに則したデザイン体系を実現。
2002年にグッドデザイン賞特別賞、2008年に中小企業IT経済力大賞経済産業大臣賞を受賞。さらに2012年には『愛知ブランド企業』2019年には『はばたく中小企業・小規模事業者300社』にも選ばれた。

大阪府八尾市経済環境部産業政策課

八尾市は、歯ブラシの生産で有名なこの町では、あらゆる生活雑貨や工業製品など、優れた技術を持った企業が数多く活動する一方、技術を広くアピールしたり、新たなプロダクト開発にチャレンジする機会に恵まれなかった企業もまた多く存在していました。そこで、八尾を「製造業の街」としてリブランディングしていくために、各企業が培ってきた技術力を活かしたオリジナル商品をつくり、「製品開発力・営業力・ブランド力」を高めることで、世界の様々な市場への展開をめざす「YAOYA PROJECT」を立ち上げました。

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Program

15:00-15:15
Opening Announce「ものづくり企業とデザイン経営」
株式会社ロフトワーク 代表取締役 林 千晶
株式会社ロフトワーク マーケティング 岩沢 エリ
15:15-15:30
「八幡ねじが取り組んできた、デザイン経営の実践紹介」
株式会社八幡ねじ 代表取締役社長 鈴木 則之
15:30-15:45
「大阪府八尾市。製造系企業の事業構造を変えるデザインプログラム」
八尾市経済環境部産業政策課 係長 松尾 泰貴
15:45-15:50
Break
15:50-16:45
クロストーク「ものづくり企業のデザイン経営」
・技術ドリブンにならず、技術を活かすためのデザイン活用とは
・ものづくり企業ならではのデザイン経営を考える
株式会社八幡ねじ 代表取締役社長 鈴木 則之
八尾市経済環境部産業政策課 係長 松尾 泰貴
OKB 大垣共立銀行 常務取締役 土屋 諭
株式会社ロフトワーク 代表取締役 林 千晶
16:45-17:00
Summary / Closing
株式会社ロフトワーク 取締役CCO / FabCafe Nagoya 代表 矢橋 友宏
株式会社ロフトワーク マーケティング 岩沢 エリ

Outline

 

開催日
2020年9月28日 15:00-17:00
定員
100名
参加費
無料
配信
Zoom(ウェビナー)
対象
・経営層、次世代リーダー
ご注意
・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。

共催

協力

Speaker

鈴木 則之

株式会社八幡ねじ, 代表取締役社長

鈴木 則之

1976年生まれ、早稲田大学大学院理工学研究科電気工学修了(修士)。2001年野村総合研究所入社 コンサルティング事業本部に所属。主に情報通信業界における事業戦略立案・マーケティング戦略立案などの各種コンサルティング案件に従事。2005年より日商野村総合研究所台北分公司へ赴任。台湾政府の情報通信政策の策定、台湾企業に対する経営コンサルティング案件に従事。
2010年日本帰任と同時に野村総合研究所を退社。同年八幡ねじ入社。長期発展には企業としての基盤整備が最重要課題であると位置づけ、人事制度改革、管理組織の体制変更、グループ会社の再編を行う。2018年1月より現職

詳細を見る 1976年生まれ、早稲田大学大学院理工学研究科電気工学修了(修士)。2001年野村総合研究所入社 コンサルティング事業本部に所属。主に情報通信業界における事業戦略立案・マーケティング戦略立案などの各種コンサルティング案件に従事。2005年より日商野村総合研究所台北分公司へ赴任。台湾政府の情報通信政策の策定、台湾企業に対する経営コンサルティング案件に従事。
2010年日本帰任と同時に野村総合研究所を退社。同年八幡ねじ入社。長期発展には企業としての基盤整備が最重要課題であると位置づけ、人事制度改革、管理組織の体制変更、グループ会社の再編を行う。2018年1月より現職
松尾 泰貴

八尾市経済環境部産業政策課, 係長

松尾 泰貴

関西大学卒。H20年八尾市に入庁。H20~24年度市長直轄組織秘書課に配属。プライベートでは入庁当初から食べ歩きを行い、飲食店の横のつながりである80会を立ち上げ、B級グランプリイベントを開催。H25~26年度経済環境部産業政策課(2年)産業政策全般に関する政策立案、次世代経営者養成講座等に従事。H27~28年度経済産業省 近畿経済産業局で関西圏内のベンチャー政策に携わる。H29年~八尾市出戻、みせるばやおの事業立ち上げ。

詳細を見る 関西大学卒。H20年八尾市に入庁。H20~24年度市長直轄組織秘書課に配属。プライベートでは入庁当初から食べ歩きを行い、飲食店の横のつながりである80会を立ち上げ、B級グランプリイベントを開催。H25~26年度経済環境部産業政策課(2年)産業政策全般に関する政策立案、次世代経営者養成講座等に従事。H27~28年度経済産業省 近畿経済産業局で関西圏内のベンチャー政策に携わる。H29年~八尾市出戻、みせるばやおの事業立ち上げ。
土屋 諭

OKB 大垣共立銀行, 常務取締役

土屋 諭

1980年岐阜県生まれ。立教大学経済学部卒、慶應義塾大学経営管理研究科修了。オリックス、みずほ銀行を経て2014年OKB大垣共立銀行入社。取締役名古屋支店長、愛知法人営業部長を経て現職。OKBの未来戦略として地域商社プロジェクト等を担当

詳細を見る 1980年岐阜県生まれ。立教大学経済学部卒、慶應義塾大学経営管理研究科修了。オリックス、みずほ銀行を経て2014年OKB大垣共立銀行入社。取締役名古屋支店長、愛知法人営業部長を経て現職。OKBの未来戦略として地域商社プロジェクト等を担当
林 千晶

株式会社ロフトワーク, ロフトワーク共同創業者・相談役/株式会社Q0 代表取締役社長/株式会社 飛騨の森でクマは踊る 取締役会長

林 千晶

早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。

詳細を見る 早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。
矢橋 友宏

株式会社ロフトワーク, ロフトワーク顧問、株式会社FabCafe Nagoya 代表取締役

矢橋 友宏

岐阜県大垣市出身。1989年名古屋工業大学 電気情報工学科 電子工学専攻を卒業し、株式会社リクルート入社。名古屋と大阪で、通信事業の法人向け営業・企画を行う。1998年に東京に異動、リクルート初のポータルサイト「ISIZE」の立上げメンバーに加わる。その後、Webとメールを活用したコミュニケーションサービスの新規事業にジョイン。コミュニケーションプランニングや事業戦略の立案を担う。2006年にリクルートを退職し、創業6年目、人員数10数名のロフトワークに合流。マーケティング、プロデュース部門の立上げや、社内システム、人事、労務、経理などの経営環境の整備を行う。2020年にロフトワークと岐阜県のOKB総研との合弁で株式会社FabCafe Nagoyaを立上げ代表取締役に就任。東海エリアの様々な組織をデザインの力でアップデートする活動を始動している。

詳細を見る 岐阜県大垣市出身。1989年名古屋工業大学 電気情報工学科 電子工学専攻を卒業し、株式会社リクルート入社。名古屋と大阪で、通信事業の法人向け営業・企画を行う。1998年に東京に異動、リクルート初のポータルサイト「ISIZE」の立上げメンバーに加わる。その後、Webとメールを活用したコミュニケーションサービスの新規事業にジョイン。コミュニケーションプランニングや事業戦略の立案を担う。2006年にリクルートを退職し、創業6年目、人員数10数名のロフトワークに合流。マーケティング、プロデュース部門の立上げや、社内システム、人事、労務、経理などの経営環境の整備を行う。2020年にロフトワークと岐阜県のOKB総研との合弁で株式会社FabCafe Nagoyaを立上げ代表取締役に就任。東海エリアの様々な組織をデザインの力でアップデートする活動を始動している。
岩沢 エリ

株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー

岩沢 エリ

東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。

詳細を見る 東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。
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