先日、Tokyo WordPress Meetup主催「道玄坂WordPressMeetup#1〜絶対に落ちてはいけないウェブサイト24時〜」にテクニカルディレクターの大森誠が登壇。ブログサービスとしてスタートしたWordPressがコーポレートサイトなどの構築にも利用されるケースが増えてきています。しかし、大規模、高負荷、高機能といったエンタープライズ向けの用途についての情報はあまり多く公になってきていませんでした。今回は、そういったニーズに対応すべく、エンタープライズ向けのウェブサイト制作で気をつけるポイントを話していきました。

サーバー構成図を確認する際の3つのポイント

WordPressで構築するサイトの内容によって、どういうインフラの構造が必要かが決まるというように、両者は密接に関係しています。しかし、両者がお互いのことをよく理解していないことが少なくありませんと話す大森。インフラを構築する側が「こういうインフラの構造ですが、御社のサイト設計に問題ありませんか?」という質問をWordpress製作者側にしてみる。しかし、どういうポイントでその構造をチェックしていいかWordpress制作者側もわからない…という状況が多々あるそう。サーバー構成図をみてもらいたいと依頼があったときにどういう視点で確認していくと良いのか。サーバー構成図の確認ポイントを3つにまとめて紹介していきました。

最後に、「普段見慣れていないサーバー構成図ですが、単一障害点(SPOF)をと複数台になった際のポイントを抑えておくとインフラ屋さんと話がしやすくなる。」とまとめました。

イベント当日に例として取り上げたサーバー構成図

登壇者プロフィール

テクニカルディレクター 大森 誠
オープンソースからエンタープライズまで、それぞれのCMSの特徴を理解し、小〜大規模まで様々なサイトのリニューアルプロジェクトを支援している。 2016年5月より農家とダブルワーク中。CMSを比較するイベントで審査員なども務める。

Columns農業を副業に。次の世代に残すための兼業農家という選択

担当プロジェクト事例

新たな農業ビジネスの創出・育成に向けたビジネスマッチング 静岡県のイノベーションへのアプローチ

新Webメディア『ONTOMO』構築

ロフトワークについて

ロフトワークは「すべての人のうちにある創造性を信じる」を合言葉に、クリエイターや企業、地域やアカデミアの人々との共創を通じて、未来の価値を作り出すクリエイティブ・カンパニーです。ものづくりを起点に、その土地ならではの資源やテクノロジーを更新する「FabCafe(ファブカフェ)」、素材と技術開発領域でのイノベーションを目指す「MTRL(マテリアル)」、クリエイターと企業の共創プラットフォーム「AWRD(アワード)」などを運営。目先の利益だけにとらわれず、長い視点で人と企業と社会に向きあい、社会的価値を生み出し続けるビジネスエコシステムを構築します。

株式会社ロフトワーク 広報:pr@loftwork.com

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「ETHICAL DESIGN WEEK TOKYO 2024」内関連イベントに
Layout シニアディレクター宮本明里とバイスMTRLマネージャー長島絵未が登壇