教育機関向け製品Webサイトリニューアル
Outline
コクヨファニチャーの強みは、アクティブ・ラーニングを軸に学ぶ施設全体の空間をデザインできること、ひいては教育施設自体のブランディングを支援できるのではないかと考えました─ユーザへ提供する価値を明確化し、ブランドコンセプトへ展開するところからプロジェクトはスタートしました。
プロジェクト概要
- 目的・背景
”アクティブラーニング空間の構築”をコンセプトに、ブランド価値、強みを訴求するWebサイトを制作する
マーケティングにおけるWebサイトの役割を再定義し、売上向上につなげる
マーケティング活動のハブとして、Webサイトの効果的な運用を実現する - 支援内容
ワークショップ・要件定義
情報設計・デザイン
コーディング・CMSテンプレート開発
コンテンツ移行 - アプローチ
Webサイトのリニューアルに留まらず、Webマーケティング全体施策を提案
ユーザへ提供する価値を考えるワークショップを実施
ワークショップから導き出された答えからブランドイメージを定義
タスクの責任分担を明確化しメンバー全員で作りあげるプロジェクトをデザイン - プロジェクト期間
2014年11月〜2015年5月
Outputs
デザインは、誰もが一度は手にしたことのある、Campusノートのカラーで、KOKUYOブランドが持つ安心感を喚起しています。さらに、CSSによるアニメーションで先進性を訴求。このカラフルなキービジュアルは、アクティブラーニングにおける4つの学びのサイクルをコンセプトとし、アクティブラーニングの場を表現しています。
コクヨ株式会社 教育機関向け製品Webサイト
Process
定例MTGの廃止とバックログによるタスクのデザイン
プロジェクト開始初期に、Webサイト構築に関する全てのタスクをお客様と一緒に分解し、議論しました。決定事項をバックログにTodoとしてまとめていきました。その結果、MTGの回数は減少。互いに効果的にプロセスを進めることができ、スケジュールも当初の予定通りに進行しました。
ユーザへ提供する価値を考えるワークショップを実施
プロジェクト序盤に、お客様とユーザへ提供する価値を考えるワークショップを計3回実施しました。ワークショップで導き出された答えを基準にブランドコンセプトを策定しました。さらに策定したドキュメントからデザインコンセプトも展開し、フォーマットデザイン作成のプロセスに活かしています。
事例からお問い合わせへの導線も強化
ソリューションページから、事例ページへの導線強化はもちろん、ユーザに様々な事例を閲覧してもらうために、これまでなかった施設や地域、空間別に事例を絞込めるロジックを実装し、検索性を高めています。
Member
重松 佑
株式会社ロフトワーク
クリエイティブDiv. シニアディレクター
メンバーズボイス
“プロジェクト開始当初に、ユーザへ提供する価値を考えるワークショップを3回実施できたことで、目指すべき方向が明確になり、その後のブランドコンセプト、デザインコンセプトへと繋げることができました。トップページのデザインは単なる製品写真ではない、コクヨならではの強みを表現するための、姿を変える場の4段階を図形と動きで表現しています。”
ロフトワーク シニアディレクター 重松 佑
“数多くの納入事例や製品情報など実績をもつコクヨ。アクティブラーニングやラーニングコモンズなどの導入を検討している企業の方々に向け、個々の写真をしっかり入れることで、各々の特色がわかりやすく、かつ多彩さを伝えるデザインに仕上げました。”
ロフトワーク クリエイティブディレクター 青木 大地
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