株式会社コルク PROJECT

ものづくり・フード・テクノロジーを絡め、ファンコミュニティを育てる
『宇宙兄弟』キャンペーン

Outline

カフェというオープンな場を生かした、コミュニティのための体験づくり

2007年より『モーニング』(講談社)にて連載中の人気漫画『宇宙兄弟』。幼い頃の夢に30歳を超えてから再挑戦する兄と、兄を信じて支える弟との兄弟愛、そして“宇宙開発”という壮大な舞台で展開する濃厚な人間ドラマが魅力的な作品で、累計2000万部を超える大ヒットを記録しました。

この『宇宙兄弟』の人気を、熱心なファンが集まる"コミュニティ"の熱量を通じて牽引するのが、漫画家などクリエイターのエージェンシーである、株式会社コルクです。講談社でヒット作を担当していた編集者の佐渡島庸平さんが創業しました。

ロフトワークが運営するFabCafeは、佐渡島さんから、「カフェというオープンな場所で “コミュニティの絆” を作りたい」と相談を受け、ファンが漫画の世界観を楽しみながら、メンバー同士のつながりを強めるユーザー体験を一緒に作りました。

カフェで隣同士に座った人たちの間で、たくさんの会話が生まれた「FabCafe×宇宙兄弟 コラボレーションキャンペーン」の内容をご紹介します。

プロジェクト概要

支援内容

  • 自分で作る、宇宙兄弟オリジナルグッズ企画・制作・販売
  • クリエイターコラボレーションプロダクト制作・販売
  • オリジナルフード開発・販売
  • 漫画の世界観を体感する空間設計
  • ファンが集まるファンデー向け特別ワークショップ
  • キャンペーン特別Webサイト制作

体制

  • クライアント:株式会社 コルク
  • プロデュース:川井 敏昌
  • カフェフード&ドリンクディレクション:横山 あり沙
  • プロダクトディレクション:金岡 大輝
  • プロダクト制作サポート:大島 悠
  • Webサイトディレクション:山田 麗音
  • Webデザイン、HTMLコーディング:根子 敬生
  • ワークショップコラボレーター:理想科学工業株式会社、AUTODESK、Lenovo、Printworks Studio
  • グッズコラボレーター:大野 友資 & 青幻舎、CESTEC、バカボンドワークス & t-o-f-u、MATHRAX、Lee Kan Kyo、のらとりえ、It’s/Kit
  • ラテアートコラボレーター:松野 浩平

キャンペーン実施日

  • 第1回目:2015/8/17- 8/28
  • 第2回目:2017/1/21-2/28
  • 第3回目:2018/4/16 – 5/6

Outputs

ファンが自分で作る、宇宙兄弟グッズ

キャンペーン期間中、ファン自らが様々な工作機械を使って『宇宙兄弟』のオリジナルグッズを作ることができる体験を提供しました。

シルクスクリーンで作るトートバック、レーザーカッターを使って作るスタンプ、UVプリンターを使って作るフォトブロック、3Dプリンターで作るクッキー型など、アイテムの種類を豊富にご用意することで、『宇宙兄弟』のファンである幅広い年齢やバックグラウンドの方達に楽しんでいただくことができました。

クリエイター×『宇宙兄弟』のスペシャルコラボレーションアイテム

FabCafe Tokyoが持つクリエイティブネットワークと、『宇宙兄弟』がコラボレーションし、スペシャルグッズを制作、販売しました。参加クリエイターは7組、本キャンペーンでしか買えない限定アイテムが多く生まれ、『宇宙兄弟』ファンとクリエイターのファン、双方の間で話題となりました。

(左上より時計回りに)
360°BOOK 宇宙兄弟スペシャルバージョン by 大野 友資 & 青幻舎、foop 宇宙兄弟スペシャルデザイン by CESTEC、買い物サイトのスケッチ by Lee Kan Kyo、Moonlight Brothers by MATHRAX、ラジコン ブギー by バカボンドワークス & t-o-f-u

ファン限定イベント&ワークショップ

ファンコミュニティによる新刊の読書会やイベントを開催。デジタル工作機械を利用したものづくりワークショップも、ファンイベントデー限定の特別版をご用意しました。

刺繍ミシンで『宇宙兄弟』キャラクターの刺繍を入れられるワークショップ、活版印刷でカードが作れるワークショップなど、ここしか作ることのできない一点ものを作りました。隣同士に座ったファンの間で会話が弾む日となりました。

アポロ11号×『宇宙兄弟』VRイベント

漫画の世界観を楽しみながら、最先端テクノロジーに触れるイベントを行いました。

Autodesk社にご協力いただき、『宇宙兄弟』の世界観をVR(ヴァーチャルリアリティ)で体験できるイベントを開催。スミソニアン博物館とAutodesk社が実際のアポロ11号のコマンドモジュールを精密にスキャンした3DデータをVR化。機内には実際に宇宙飛行士が描いた落書きや記号なども忠実に再現され、ファン向けに『宇宙兄弟』にちなんだメッセージや落書きも隠されていました。

カフェメニューとして宇宙兄弟メシを提供

カフェならではの“食”の体験にも『宇宙兄弟』を楽しめるメニューが登場。漫画の中で紹介された数々の「宇宙兄弟メシ」のメニューを忠実に再現したほか、キャラクターや宇宙からインスピレーションを得たオリジナルメニューを提供、期間中にもっともオーダーされたメニューとなりました。

カフェ全体を宇宙兄弟の世界観でジャック

コラボレーションキャンペーン期間の1ヶ月間、FabCafe全体は『宇宙兄弟』一色に。入り口のディスプレイや、グッズコーナー、メニュー表紙、そして店内の図書コーナーには宇宙兄弟全巻が置かれるなど、これまで宇宙兄弟を聞いたことがなかった方も、初めて宇宙兄弟を知れるタッチポイントを提供しました。

Webサイト

キャンペーンのWebサイトを制作しました。二次元の漫画のキャラクターが、三次元のFabCafeにお客さんを誘うようなデザインを狙いました。

Member

川井 敏昌

株式会社ロフトワーク/FabCafe LLP
FabCafe LLP COO

Profile

金岡 大輝

株式会社ロフトワーク/FabCafe LLP
Fabディレクター

Profile

横山 あり沙

株式会社ロフトワーク
FabCafe フードディレクター

Profile

大島 悠


Fabディレクター

Profile

山田 麗音

株式会社ロフトワーク
クリエイティブディレクター

Profile

メンバーズボイス

“すでにコルクが作り上げた熱心な『宇宙兄弟』のコミュニティに対して、さらにどのような価値を提供出来るのか、FabCafeにとっても非常にチャレンジングなプロジェクトでした。
カフェだからこそカジュアルに多くの方が参加出来るという強みと、クリエイターやテクノロジーカンパニーとの協力で生み出したユニークなコンテンツやイベントを提供できたことで、ファン同士が空間やプロダクト、イベントを共有し、会話が生まれる体験が提供できました。
また、小山先生とコルクの皆さんと一体となり、チームとして目的を共有できたことで、ファン目線を持った企画にできたのだと思います。”

FabCafe Tokyo COO 川井 敏昌

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