6サイト共通の情報設計で運用のスピードアップを実現
海外市場と投資家に向けたサイトリニューアルプロジェクト
Outline
6サイト同時リニューアルで情報のスマート化を実現
半導体、印刷、液晶などの要素技術で大手の株式会社SCREENホールディングス。関連企業を含め、6つのWebサイトを運用するも、柔軟で迅速な情報発信が難しいという課題がありました。そこで、ホールディングスサイトとしてのあり方を見直し、グローバル企業としての情報発信方法の検討を行い、社員自らがストレスなく情報発信ができるよう、インフラ/CMSの入れ替えも含め、全サイトのフルリニューアルを同時に実施しました。
プロジェクト概要
- 支援内容
プロジェクトマネジメント
企画・リサーチ
サイト構造及び画面情報設計
クリエイティブコンセプト制作
デザイン制作
Webサイト(CMS)構築
ページ移行
新規コンテンツ制作
操作説明会
公開 - プロジェクト期間
2018年4月〜2019年2月 - 体制
クライアント:株式会社SCREENホールディングス
プロデュース:藤原 里美
プロジェクトマネジメント:川上 直記
ディレクション:川上 直記、入谷 聡、上ノ薗 正人
テクニカルディレクション:川竹 敏晴、藤田 健介
Webデザイン:株式会社スピッカート
HTMLコーディング・CMS開発:株式会社イー・サポート
Outputs
ホールディングスサイトと5つの関連企業サイト
Point
6つの企業を横断した情報設計でアクセシビリティをアップ
ホールディングスサイトと5つの関連企業サイトをリニューアルするにあたり、既存のコンテンツの見直しを行い、ホールディングスサイトとしてどの情報をどのように伝えるべきかを再設計。そのひとつとして、これまで会社名への導線だったものを技術名に変更することで、さまざまなソリューションを探す訪問者に的確な情報が届けられるよう、情報設計を行いました。(例:「株式会社SCREENセミコンダクターソリューションズ」というメニューの「半導体製造装置」への言い換え)
また、SCREENの中で、今後の事業化に向けて取り組みが始まっている新しい分野についても、それぞれにトップページを設け、情報発信のしやすさを強化しました。
多言語対応や運用スタイルに最適なCMSを提案
海外での事業展開に重きを置いているSCREEN。多言語での開発が容易で、ホールディングスサイトをはじめとした6サイトの運用が軽やかに行えることが必須です。ロフトワークは、多言語開発で実績豊富なconcrete5を採用。基本仕様を共通化し、運用方法と情報構造の整理を行い、サイト更新のスピード向上を実現させました。
Member
メンバーズボイス
“今回のWebサイトリニューアルは、セキュリティー強化のため、インフラ基盤の再構築とコンテンツ管理ツールの見直しを行うとともに、ユーザーホスピタリティ向上を目指し、デザインとコンテンツの整理を行いました。毎週のように打ち合わせを行い、詳細を詰めていくのは正直大変でしたが、ロフトワークの皆さんが他社事例やページ整理のヒントをたくさんくださったおかげでプロジェクトはスムーズに進行しました。リニューアル後、デザインやページ構成について、社内外の方から「わかりやすくなった」と声を掛けてもらえ、とても満足しています。このリニューアルで終えることなく、今後もページ内容の充実を図っていきたいと思います。”
株式会社SCREENホールディングス 秘書室 グループ広報チーム 岩本 花子
“歴史が深く領域も広く様々な、SCREENの魅力や今後の可能性を表す情報・コンテンツを訪問者によりわかりやすく伝えるために、サイト構造・情報設計・デザインにメリハリが生まれるように注力しました。また、プロジェクトメンバーの皆さんにも大変お力添えを頂きました。今後このサイト群から様々な言語で、そういったSCREENの技術や活動を伝える情報が発信されていくことを期待しています。”
クリエイティブディレクター 川上 直記
“情報設計、デザイン、CMS、インフラを全て刷新する大掛かりなプロジェクトでしたが、今回のリニューアルの先に見据えたグローバル展開に向けて、やっと基盤が整ったなと感じています。
今後はホールディングスとしてのスムーズな情報発信のほか、海外販社にどう展開していくかというところもぜひご一緒できればと思っております。”
プロデューサー 藤原 里美
Next Contents