新たな価値創出に挑むブランド像と事業内容を併せて発信
屋外広告会社のコーポレートサイトリニューアル
Outline
インターネットの台頭により、広告メディアを取り巻く状況が変わる中で、再度注目される「屋外広告」。街を訪れる広範なオーディエンスにリーチし、視覚的インパクトをもって訴求ができるメディアです。
1991年、屋外広告を専門に取り扱う広告会社として創業した株式会社ヒット(以下、ヒット)。LEDを活用した大型デジタルサイネージを業界に先駆けて採用するなど、常に業界をリードする革新的なチャレンジを続けています。
同社は、問い合わせ獲得の増加やブランディング強化、及びサイトの運用性向上に向けて、ロフトワークの支援のもと、コーポレートサイトをリニューアル。先進性とインパクトのある表現を届ける屋外広告の“リーディングカンパニー”としてのブランドイメージを醸成しつつ、広告実績の事例や提供価値を顧客にわかりやすく伝えるWebサイトを実装しました。
Outputs
TOPのファーストビューでは、さまざまなロケーションで存在感を示す、ヒットの屋外広告を訴求する動画を掲載。3D技術の活用をはじめ、クリエイティブに長けた広告制作への期待感を醸成し、先進的な事業を行う同社のブランドイメージを訴求しています。
TOPページ
ビジネス・文化にインパクトをもたらす「屋外広告のリーディングカンパニー」としての印象を与えるために、革新性、スケール感、安心感などを同居させるデザイン方針のもとWebサイトを設計。メリハリをつけて訴求内容を際立たせるレイアウトや、大胆な演出を要所で採用しつつ、事例や提供価値の紹介では理路整然としたわかりやすい見せ方で、信頼感も担保しています。
Detail
TOPページのセカンドビューには、ヒットがユーザーに伝えたいメッセージを提示。コンセプト策定のなかで導かれた「WALK LOOKING UP!!!」のキーワードを軸に、屋外広告における新たな価値や表現を探求するヒットらしさや、業界のリーディングカンパニーとしての姿勢を強調しています。
デジタルサイネージなどの媒体情報や、サービス概要の紹介ページに関しては、わかりやすさや信頼性を重視。広告掲載の効果や実績事例、サポート内容を明瞭にまとめ、ユーザーに発信しています。
Approach
新事業の提供価値の整理・図解化から伴走
屋外広告を軸とした新たな事業である「クリエイティブサービス」「クロスメディアサービス」の紹介ページでは、「事業価値をどのように伝えるか」を考える情報整理や図解化から伴走。顧客のニーズやサービスの提供価値について議論を重ね、サイト上で視覚的にわかりやすく整理しています。
「広告からの視点」で、広告効果をキャッチーに伝える
デジタルボードを紹介するページでは、一部のボードにおいて、広告掲載時の外観だけでなく、広告からの視点を撮影し掲載。広告を掲載した時にどれだけの人の目に触れることになるのか、イメージを想起しやすくするためのキャッチーな工夫を行っています。
プロジェクト概要
- クライアント:株式会社ヒット
- プロジェクト期間:2023年1月〜6月
- ロフトワーク体制
- プロジェクトマネジメント:室 諭志
- クリエティブディレクション:山田 麗音, 高橋 ナオヤ
- テクニカルディレクション:大森 誠
- プロデュース:中圓尾 岳大
- 制作パートナー
- ページデザイン:株式会社バケモノ
- コーディング:株式会社ネクストページ
- 映像制作:iramina
※肩書はプロジェクト実施当時
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