SHOWCASE vol.5
生活者の生の声と社会変化を捉える
京都市観光協会 グローバルリサーチ&サイト制作
Finished イベント終了
- Date
- 2021-08-27 (Fri)
- Time
- 15:00-16:15
- Place
- Zoom
- Capacity
- 30名
- fee
- 無料
Finished
About
「生活者」の生の声を捉え、ロードマップを描く
目まぐるしく変化する社会状況に合わせて、ビジネスや組織のあり方に常に見直しが必要とされる現代。新しい取り組みを始めたり、それまでの活動を見直すためには、社会と自社の状況を照らし合わせながら、自社の現在地と目的地を見定め、事業のロードマップを描き、言語化・発信していくことが避けられません。
そのためには、どのビジネスにおいても最終的なターゲットとなる、「生活者」の生の声をどのようにキャッチし、分析・検証するかが大切です。街頭インタビューでは生活者の生の声は拾いきれません。なぜなら、一番欲しいインサイトは、まだ本人たちですら言語化されていないことが多いから。
本イベントで紹介する京都市観光協会のグローバルリサーチプロジェクトでは、デザインリサーチの手法をベースに、国内外の生の声を収集・統合。京都市の観光のロードマップを描くためのターゲットの言語化と、これからの観光のあり方について、仮説・検証を行いました。また、リサーチで得られた5つのアーキタイプに最適な情報を届けるための多言語サイトを構築。リサーチから情報発信まで一気通貫してデザインしました。
イベントでは、プロジェクトを担当したクリエイティブディレクターの上ノ薗と、京都市観光協会の堀江卓矢さんが登壇。リサーチプロジェクトの裏側と、リサーチ結果が現在の事業にどのように生かされているかなどについて、語ります。
紹介事例
地域の魅力を世界へ届ける新しいエコシステムを開発
京都市観光協会 インバウンド向け多言語サイト構築
「持続可能で満足度の高い国際文化観光都市」の実現するため、ロフトワークは京都訪問前の人々を対象とした訪問意向調査と人観光客向けの多言語サイトのリニューアルを実施。質の高い情報を発信している全国の民間メディアと連携する仕組みをつくることで、京都が持つ文化的魅力をさまざまな角度から世界に発信できるようになりました。リサーチから構築、サステナブルな運用の仕組みまで一気通貫してデザインしたWebサイトは、世界の旅行・観光産業で権威のある「Skift IDEA Awards」の「Best Destination Innovation 」を受賞しました。
こんな方におすすめ
- ユーザーのインサイトを見出したい、事業開発担当者
- 情報設計やUX設計をミッションにしているWeb担当者
- 企業のビジョンや情報発信の方法を模索している経営企画・広報の担当者
プロジェクトの裏側を担当ディレクターが解説するイベントシリーズ「SHOWCASE」
「SHOWCASE」は、ロフトワークが支援した具体的な事例を毎回1つピックアップしてご紹介。ロフトワークのプロジェクト設計のポイントを紐解くイベントシリーズです。メンバーとの対話を通して理解を深め、それぞれの活動と照らし合わせたり、気づきをお持ち帰れるよう、オンラインではありますが、少人数制で実施します。みなさまが取り組まれているプロジェクトのヒントとして、ぜひご参加ください。
Program
- 15:00-15:15
- イントロダクション
株式会社ロフトワーク プロデューサー 吉田 真央(司会進行) - 15:15-15:45
-
ケーススタディ
公益社団法人京都市観光協会 DMO企画・マーケティング専門官 堀江 卓矢
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 上ノ薗 正人 - 15:45-16:00
-
質疑応答セッション
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 上ノ薗 正人
公益社団法人京都市観光協会 DMO企画・マーケティング専門官 堀江 卓矢
株式会社ロフトワーク プロデューサー 吉田 真央(聞き手) - 16:00-16:15
-
アフタートーク
株式会社ロフトワーク プロデューサー 吉田 真央- 気づきの共有など
Outline
- 開催日
- 2021年8月27日(金)15:00-16:15
- 定員
- 30名
- 参加費
- 無料
- 配信
- Zoom
- 対象
- ・ユーザーのインサイトを見出したい、事業開発担当者
・情報設計やUX設計をミッションにしているWebご担当者
・企業のビジョンや情報発信の方法を模索している経営企画・広報のご担当者 - 主催
- 株式会社ロフトワーク
ご注意
- 申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
- 参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
Speaker
公益社団法人京都市観光協会, DMO企画・マーケティング専門官
堀江 卓矢
京都市出身。京都大学大学院農学研究科修了後、株式会社三菱総合研究所に入社。リサーチャーとして、官公庁事業の公共政策評価や、航空業界における経済効果分析、東京都を始めとした観光マーケティング業務に従事。2016年、京都市におけるDMO立ち上げを機に、マーケティング責任者として京都市観光協会へ転職。経営戦略の策定、法人サイトの刷新などのコーポレートブランディング、統計データ分析、メディア運営設計などを手がける。
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京都市出身。京都大学大学院農学研究科修了後、株式会社三菱総合研究所に入社。リサーチャーとして、官公庁事業の公共政策評価や、航空業界における経済効果分析、東京都を始めとした観光マーケティング業務に従事。2016年、京都市におけるDMO立ち上げを機に、マーケティング責任者として京都市観光協会へ転職。経営戦略の策定、法人サイトの刷新などのコーポレートブランディング、統計データ分析、メディア運営設計などを手がける。株式会社ロフトワーク, 京都ブランチ共同事業責任者
上ノ薗 正人
大阪生まれ。九州大学芸術工学部環境設計学科卒業。大阪のデザイン事務所graf、福岡の古ビル再生プロジェクト「紺屋2023」の設計、運営を行うno.d+a / TRAVEL FRONTでの仕事を通してデザイン、建築設計からイベント運営、アートプロジェクト等幅広い業務に携わる。2014年に関西に戻り、グランフロント大阪ナレッジキャピタルの総合プロデュース室を経て、2017年にロフトワークに入社。2021年米国PMI®認定PMP®取得、2022年10月に京都ブランチ共同事業責任者に就任。自社事業のみならず、大規模プロジェクトのプランニングや、事業コンサルティングも手掛けている。社外活動として、知人が創業した会社にジョインしワークショップ事業を担当。また、2022年度に九州大学大学院芸術工学府非常勤講師の経験から、プロジェクトマネジャーのナレッジを様々な場所・形で活かし伝える取り組みを行っている。
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大阪生まれ。九州大学芸術工学部環境設計学科卒業。大阪のデザイン事務所graf、福岡の古ビル再生プロジェクト「紺屋2023」の設計、運営を行うno.d+a / TRAVEL FRONTでの仕事を通してデザイン、建築設計からイベント運営、アートプロジェクト等幅広い業務に携わる。2014年に関西に戻り、グランフロント大阪ナレッジキャピタルの総合プロデュース室を経て、2017年にロフトワークに入社。2021年米国PMI®認定PMP®取得、2022年10月に京都ブランチ共同事業責任者に就任。自社事業のみならず、大規模プロジェクトのプランニングや、事業コンサルティングも手掛けている。社外活動として、知人が創業した会社にジョインしワークショップ事業を担当。また、2022年度に九州大学大学院芸術工学府非常勤講師の経験から、プロジェクトマネジャーのナレッジを様々な場所・形で活かし伝える取り組みを行っている。株式会社ロフトワーク, プロデューサー
吉田 真央
大阪府出身。関西外国語大学在学中、公立中学校にて特別支援学級の講師を経験。卒業後は、幼少の頃から憧れていた制作の道へ。関西のラジオ局でディレクターの経験を経て、上京。女性ファッション誌の編集者として誌面制作、広告、イベント、商品開発に携わる。海外留学を経験したのち、2020年よりロフトワークに入社。趣味は器集め。