株式会社ファミリア PROJECT

ベビー・こどものファミリア
ブランドのもつ体温と安心を届けるWebへリニューアル

Outline

子どもが最初に触れるものだから。ブランドのもつ体温と安心を届けるWebメディア。

企業理念は「子どもの可能性をクリエイトする」。子供服を中心に、創業当時から丁寧なものづくりと洗練されたデザインで数多くの製品を世に送り出すアパレルメーカーファミリアは、2020年に向けた経営戦略のもとブランディングと新しいEコマース体験の強化に取り組んでいます。

ロフトワークは2016年5月にリニューアルしたオフィシャルサイトの要件定義、設計、デザイン、構築の各フェーズとECサイトのUI設計、デザインでご支援しています。「ものを買う」以上に使う相手を想いながら、ファミリアならではの温かさやものづくりへのこだわりを感じられるコーポレートサイトとECサイトをつくりました。

プロジェクト概要

  • 支援内容
    コーポレートサイトリニューアル
    要件定義
    情報設計
    デザイン/CMS構築
    ECサイトリニューアル
    UI設計/デザイン
  • アプローチ
    課題把握とアクセス解析をもとにチャレンジポイントを設定
    ユーザペルソナとカスタマージャーニーをワークショップで整理
    モノを売るサイトからブランド価値を伝えるサイトへコンテンツを中心に刷新
    オフィサルサイト/ECサイト/実店舗来店までの体験を考えた導線設計
  • 関連サービス
    企業サイト構築
    ECサイト構築
    CMS構築
  • 体制
    クライアント:株式会社ファミリア
    プロデューサー:石田 真里
    プロジェクトマネージャー/クリエイティブディレクター: 川上 直記
    テクニカルディレクター:関井 遼平

Process

要件定義 ─ チャレンジポイントの設定/ユーザペルソナとカスタマージャーニーをワークショップで整理

クライアントへのヒアリングと、社員33名にアンケートを実施して定性・定量データを収集。サイトのアクセス解析も合わせて既存サイトの課題を洗い出し、改善すべきチャレンジポイントを設定。

チャレンジポイント

  • ペルソナを設定してユーザーごとのタッチポイントで適切なコンテンツを提供すること
  • 製品だけでなくファミリア自体の魅力と価値を訴求すること
  • コーポレートサイトとECサイトの導線を整理して同じブランド価値を提供すること

まずはプロジェクトメンバーで3種類のユーザペルソナとタッチポイントを整理。カスタマージャーニーを使い、それぞれのペルソナで実店舗を含めファミリアを知ってから製品を購入してリピーターになってもらうまでのストーリーを描き、どのようなコンテンツを提供するべきかを重視して要件定義を進めていきました。

ワークショップの様子

情報設計 ─ ブランド価値を伝えるサイトへコンテンツを中心に刷新

製品だけを売るサイトではない、ファミリアの価値と魅力がユーザに伝わるサイトを目指しました。ECサイトへの導線は明確に残しつつ「ファミリアの軌跡」や「ものづくりのこだわり」で企業理念とものづくりへのこだわりを表現。また、出産のために様々な準備を始めるマタニティー期のユーザに向けたコンテンツや、子育てをしているユーザに向けたコンテンツを揃えて、ユーザの状況に合わせたコミュニケーションをデザインしました。

デザイン/CMS構築

コーポレートサイトはブランドサイトとしての役割も担っていることから、企業からの一次情報(ニュース・リリース等)とファミリアの魅力を訴求する情報(ファミリアの軌跡・スタイルブック等)の違いを明確につけたサイト/画面設計を実施。

サイトデザインはファミリアのもつ上質感を際立たせるためのカラー、余白、テキスト、写真を採用。要件定義で設定した3つのユーザペルソナを前提に、ビジュアルの大きさやコピーラーティングを細かく調整しました。

UI設計/デザイン ─ オフィサルサイト/ECサイト/実店舗来店までの体験を考えた導線設計

ユーザの半数以上がコーポレートサイトから遷移してくることから、オフィシャルサイトと対応した左ナビゲーションを設置して製品検索・購買の明確な目的を持ったユーザを迷わせないための情報設計を実施。基本的なデザインを大きく変えることなく一環したブランド価値を訴求しています。

Outputs

コーポレートサイト

ECサイト

Member

石田 真里

石田 真里

株式会社ロフトワーク
プロデューサー

川上 直記

川上 直記

株式会社ロフトワーク
クリエイティブDiv. シニアディレクター

関井 遼平

株式会社ロフトワーク
AWRD プロダクトマネージャー

Profile

Keywords

Next Contents

Webサイトを軸とした、顧客体験の設計とブランド価値構築