小島国際法律事務所 Webリニューアル。
事務所全体で作り上げた信頼を構築するWebサイト
Outline
「信頼を構築する」。
所属弁護士を巻き込んだWebサイトのあるべき姿の追求
海外進出や国際取引、知的財産など国際及び国内企業法務の幅広い分野を取り扱う小島国際法律事務所が、新規顧客層の開拓を期して7年ぶりのWebリニューアルを実施。事務所メンバーへのインタビューやワークショップを通じ、メンバーの思いと相談者の声を抽出・反映したWebサイトが完成。
新しいデザインと相談者視点のインターフェイスは、「法律事務所が信頼を構築していくためにWebサイトはどのような役割を担えるのか」を追求して生まれたものです。
- 支援内容
・戦略策定
・要件定義
・ブランディング/デザイン方針策定
・Webサイト設計・開発
・コンテンツ移行
・写真撮影 - 体制
・クライアント:小島国際法律事務所
・プロデュース:脇水 美千子
・プロジェクトマネジメント:多田 麻央
・クリエイティブディレクション:松本 遼(全般、Webデザイン)
・クリエイティブディレクション:高井 勇輝
・テクニカルディレクション:小野村 香里
・Webデザイン/アートディレクション:ムラマツヒデキ|QUOITWORKS Inc.
・コーディング/テンプレート開発:タクマデザイン
・写真撮影:松川 智一
Outputs
小島国際法律事務所 公式サイト
トップページは敢えて情報や装飾を最小限に絞り込みました。同事務所の伝統と品格を体現したデザインは、課題を持ってアクセスする来訪者に対して安心と信頼感の醸成を意識しています。また新規顧客との接点を作るために、相談のハードルが高くなりすぎない配色で全体をまとめています。
写真
活躍されている人々や日々の価値を生み出す場所など、キーとなる写真の多くは実際の事務所にて新規に撮影し、リアルな現場を伝えています。
Process
インタビューとワークショップで「思い」と「実務」の両面からコンセプトを抽出
デザインコンセプトの作成に際し、事務所の第一線で活躍するパートナー弁護士にインタビューを行いました。また、相談者と直に接する機会の多いアソシエイト弁護士にはワークショップ形式で意見を集約。小島国際法律事務所のもつ強みと顧客の抱えるニーズ、両面からWebリニューアルの方針を策定、デザインコンセプトへと落とし込みました。
求める情報に最短距離でアクセスできる相談者視点の情報設計
ビジュアルのインパクトを重視していた従来のWebサイトから、業務内容や特徴など、事務所の概要・強みをトップページで把握できるようにしています。
また、サイトを訪れる顧客視点に基づき、課題軸から探すインターフェイスを採用。初めての方でも相談しやすい工夫を施しています。
Member
メンバーズボイス
“企業特性やターゲット属性から逆算すると、振る舞いとして堅実になりすぎてしまい、情緒訴求が弱くなってしまうので、その中でどのようにして小島国際法律事務所らしさをだしていくのかがアートディレクションの腕の見せ所でした。結果として「分かりやすい」だけではなく、どっしりとシンプルに構えた振る舞いが風格を感じさせる、歴史ある法律事務所としてこれ以上なく相応しいサイトになったと感じています。”
QUOITWORKS Inc. ムラマツヒデキ
(アートディレクション・Webデザイン)
“有形商材がある業種と違って法律事務所は「人」自体が商材です。Webがタッチポイントとして一般化した今、Webサイトを通じて相談者と信頼を構築するために必要なものは何か、プロジェクトメンバーだけでなく事務所全体を巻き込んで考えました。結果として、事務所のリアルな姿を投影した、他の法律事務所とは一線を画すWebサイトになったと思います。”
ロフトワーク プロデューサー 脇水 美千子
“トップページの情報設計は、デザイナーとも徹底的に議論した上でベストな方法を取れたと思います。奇抜なものではありませんが、歴史と実績による風格がデザインとしても表せた点は個人的にも気に入っています。情報を絞って絞って、削った情報で勝負できる潔さは小島国際法律事務所ならではの強みの一つです。”
ロフトワーク クリエイティブディレクター 多田 麻央
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