株式会社メイテック PROJECT

メイテックのコーポレートサイトリニューアル
プライム感あるデザインで強みを訴求

Outline

約7,000名の製造業系エンジニアを擁する株式会社メイテック。2014年のリニューアルから6年が経過し、デバイス対応の遅れとともに2017年に策定された呼称*「Engineering Firm at The Core」の訴求が課題となっていました。前回のリニューアルを担当し、継続的にメンテナンスも行なっていたロフトワークは今回のリニューアルも企画から公開までを支援しました。

前回のリニューアルで定義した要件から変更すること / しないことを、メイテック社内の各部署からの要望リストとアクセス解析を中心に検討し、2020年のメイテックにふさわしいトーン&マナーへの更新を実現しました。

*呼称...メイテックグループの本質をあらわす言葉

プロジェクト概要

  • 支援内容
    コーポレートサイトリニューアル(要件定義 / 設計 / UIデザイン / CMSテンプレート開発 / コンテンツ登録 / サイト公開)
  • プロジェクト期間
    2020年2月〜2020年8月
  • プロジェクト体制
    クライアント:株式会社メイテック 広報部 三宅様・北平様・林様
    プロデューサー:柏木鉄也
    プロジェクトマネージャー:小野村香里
    プロジェクトメンバー:大森誠、飯島拓郎、菊地充
    パートナー:Shhh inc. / 株式会社ネクストページ

Outputs

新たに策定された呼称「Engineering Firm at The Core」をトップページ冒頭に。
以前は「派遣型」と「受託型」を切り口としていたサービス紹介を、「技術分野」と「製品分野」の2つのソリューションとして見せ方を変更
数字とビジュアルでメイテックの強みを整理。グラフもCMS上で更新できるなど、定期的かつタイムリーな更新が手軽に行える

Points

前回のリニューアルで整理したUX設計を活用

メイテックのビジネス自体は前回のリニューアルから大きく変更が発生していないことから、当時作成したユーザー像とカスタマージャーニーを活用し、そこからの変更点を整理することで要件定義としました。
変更点は、各部署へのヒアリング結果をもとに取りまとめ、カスタマージャーニーを検証することで確認していきました。こうした合意形成の方法をとることで、情報設計もスムーズに進行しました。

例えば、前回のリニューアルで行った情報の構造化では、メイテックの実績と高い評価は「サービス」カテゴリで紹介されており、現状のカスタマージャーニーとの解離があるとわかりました。また、メイテックの強みを紹介する「メイテックを選ぶ理由」には、潜在顧客向けと就職希望者向けの情報も混在しており、改善要望も上がっていました。

こうした課題を解決するため、今回のリニューアルでは既存のコンテンツを整理し新コンテンツ「私たちの強み」を作成しました。グローバルナビにも配置し、到達しやすく改善しました。

メイテックの強みを視覚的に伝える

「私たちの強み」では、訴求力の強い数値とグラフを主要な要素として構成しています。
リニューアル前もグラフは掲載していましたが、画像を貼っただけのもの。スマートフォン対応にあたり、表示を最適化するためにHTML+JSを用いた実装に変更。どのデバイスでも見やすくなっただけでなく、更新作業も以前と比べ容易となりました。

安心感とプライム感を両立するデザイン

エンジニアがもつ高い技術と「人間力」を合わせてイメージとして伝えるために必要な要素とは?
これを具体化するため、メイテックとロフトワークのコアメンバーが集まり、ワークショップ形式でデザインテイストを整理しました。

具体的には、紙、グラフィック、プロダクトの3タイプのリファラ資料をロフトワークチームが準備。ワークショップの中で参加者全員で分類し、目指すテイストを絞り込んでいきました。

効率的なコンテンツ移行

すでにWebRelease2をCMSとして長く運用していたため、今回のリニューアルでは入力・表示のロジックを活用することにして、多くのプロジェクトで課題となる「コンテンツ移行」を効率化できるようプロジェクトを設計しました。

新たに開発するテンプレート数を絞り込むと同時に、大量のページが登録されていたニュースカテゴリは、再登録が不要となるよう新デザインの適用のみ行いました。
また、コーポレートサイトは一度登録したらほぼ変更が発生しないページも少なくありません。カテゴリ単位のページ量が多く、コンテンツの再編集が不要なページを中心に精査し、本当に必要な数百ページのみを移行対象とし、コストとスケジュールの面で効率よくリニューアルが実現できるよう進めました。

Member

小野村 香里

株式会社ロフトワーク
テクニカルディレクター

Profile

大森 誠

株式会社ロフトワーク
テクニカルディレクター

Profile

飯島 拓郎

株式会社ロフトワーク
クリエイティブディレクター

Profile

菊地 充

株式会社ロフトワーク
クリエイティブDiv. シニアディレクター

Profile

柏木 鉄也

株式会社ロフトワーク
チーフプロデューサー

Profile

重松 佑

重松 佑

Shhh inc.
founder / creative director

メンバーズボイス

“まず初めに、本プロジェクトの完成に多大なるご協力をいただきましたパートナーの皆さまに御礼を申し上げます。
今回のリニューアルは、7年前のリニューアルから年々部分的に変更してきたものを、抜本的に進化するために着手しました。テクノロジーの急速な進化により、ユーザーの閲覧デバイスも多様化しておりますので、それにマッチした機能や技術要素、さらには当社サービスが追求する「ハイクオリティ」をイメージできる洗練されたデザインにこだわりました。
世の中の厳しい環境がありながらも、計画通りのスケジュールで進めていただき、またワガママを申し上げたにもかかわらず快くご対応いただけたことで、当社が期待する以上のコーポレートサイトに生まれ変わることができました。これからもユニークなアイデアと確かな技術を期待しています。”

株式会社メイテック 広報部 部長 三宅隆弘

“当社からは異なるバックボーンを持つ3名のプロジェクトメンバが参加させていただきました。メンバ個々が持つ世界観や当社価値を時に抽象的な要望としてお伝えさせて頂くケースがありましたが、うまく課題やニーズを引き出し、それらをうまく昇華頂いた全体設計およびデザインにしていただきました。
新たに生まれ変わったコーポレートサイトに大変満足しております。”

株式会社メイテック 広報部 広報課 北平和志

“私たちの疑問や要望に対し、複数の解決方法をスピーディーに提案いただいたり、臨機応変かつ無駄のないスケジュールの進行をしていただいたり、さまざまな場面でロフトワークさまの「プロの仕事」を感じました。コロナ禍がプロジェクト半ばで発生し、対面でのやり取りができなくなっても、ロフトワークさまから積極的にコミュニケーションを取っていただけたこともあり、不安点を抱え込まず順調に進行できました。

リニューアルしたコーポレートサイトは情報が見やすく気持ちよく閲覧でき、デザインの面でも「ハイクオリティ」な印象がユーザーに伝えられるものになったと感じています。ありがとうございました。”

株式会社メイテック 広報部 広報課 林 友紀

“Webサイトについての要望を伺う中で、「7,000名で支え合ってる感」「人間力」を出したいという言葉が印象的でした。要所要所に人物写真を入れたり、インタビューの写真を大きなものに差し替えることで、「人と技術」の「人」部分をうまく見せられたと思います。
メイテックさんからサービスページの構成など、具体的にこうしたいというイメージを共有いただけたのはありがたく、情報設計をスムーズに進められました。ロフトワークからも図版やページ構成案等を伝える際にはなるべく完成形のイメージが伝わるよう留意し、特に4月以降は打ち合わせも全てオンラインになりましたが、大きな問題なく進められました。
表からは見えない部分ですが、CMS内のフォルダ・ページ構成も見直して整理しました。運用のしやすさはそのままで、すっきり分かりやすくなったと思っています。”

株式会社ロフトワーク テクニカルディレクター 小野村 香里

“メイテックさんとは7年前のWebサイトリニューアルの際にもご一緒させていただきました。企業が次のフェーズへ進む際にこうしてまた一緒にプロジェクトに携わることができて大変うれしく思います。
今回はメイテックさんの「人と技術」の特質としての「プライム性、創造性、現代性」といった性質が強く印象に残るデザインにしていきたいと考えました。Webサイトの背景に入ったストライプや、ストライプを利用したトランジション、青を中心にした色彩設計など、細かなデザイン要素を積み重ねて、エンジニアの理知的な印象が伝わるデザインとしています。また前回のリニューアルからのアクセス解析データや、メイテックの皆様の実感を基に情報設計の見直しを行いました。メイテックさんの強み、そして得意なサービス領域をうまく打ち出せています。
印象面と情報設計、そしてCMSの運用面においても、大きく前進させることができたリニューアルだったと思います。”

Shhh inc. クリエイティブディレクター 重松 佑

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