こんにちは、PRの鈴木です。
このサイトのAboutページから、ロフトワークの会社案内をダウンロードできるのをご存知ですか? 先日、最新版にアップデートしましたので、興味がある方はぜひダウンロードしてみてください。

さて、このコラムでは「会社案内番外編」として、ロフトワークの“今”を、数字で切り取ってみようと思います。もちろん、数字はものごとの一側面でしかないけれど、21年目のロフトワークのスナップショットとして、楽しみながらご覧ください。

まずはメンバーにまつわる数字から、どうぞ。

132…社員数

現在、ロフトワークの社員数は132名(男性45%、女性55%)です。東京には111名、京都には21名が在籍しています。また、グローバル拠点の台湾には5名、関連会社の飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)には、11名が所属しています。

ロフトワークでは所属オフィスを越えて留学(留働?)することも可能。毎年の社員合宿では全拠点から社員が参加してワークをしたり、拠点を越えたグローバルプロジェクトもあるので、拠点の物理的な距離はあっても、メンバーの心の距離は近いほうのはず。

最近では「旅するように働く」をコンセプトにしたワーケーションプログラム「SHIGOTABI」を使うことも推奨されていて、社内Slackでは「明日は、富士吉田から働きます」というやりとりも、よくみられます。

62...ディレクターの数 

創業時に「クリエイティブの流通」をミッションに掲げていたロフトワーク。以来、“デザイナー”や“エンジニア”などの職種を社内には設けずに、外部のクリエイターとのコラボレーションを通じて価値を生み出してきました。

現在でも、ロフトワークのメンバーで一番多いのが、プロジェクトマネジメントスキルを持った「ディレクター」たち。最近は、空間プロデュースを手掛けるLayoutユニットメンバーも、勢いよく増殖(?)しています。

職種としてのデザイナーやエンジニアはいませんが、個人としてアーティスト、イラストレーター、デザイナー、映像作家、ミュージシャンなど、クリエイター活動を行なっている人がたくさんいるのも、ロフトワークの特徴。メンバーの展示会のお知らせなども社内Slackで告知されています。

10...Z世代の社員数

(Z世代:1996年代~2012年生まれ/ミレニアル世代 Y世代 : 1981年~1995年生まれ/ジェネレーションX:1960年〜1980年生まれ) 

あえて「XYZ世代別」で集計してみました。予想通り、ミレニアル世代が大多数を占めていますが、Z世代も10名います!眩しい。メンバーの平均年齢は34.5才でした。

Z世代と話すのに、いちいち緊張してしまう筆者ですが、ロフトワークのZ世代のみんなは、優秀でとても優しいことをここに記しておきます。

8…週3・4勤務のメンバー数

ロフトワークでは、ライフスタイルに合わせた働き方として、週3・4日勤務を選ぶことができます。現在、週3・4日勤務をしているメンバーは、8名副業として農業をしている人もいれば、自身の創作活動や、地元で拠点づくりを行うメンバーもいます。昨年からはフレックス制もスタート、現在は22名が利用しています。

*写真は、副業で奥さんの実家の農業を手伝うシステムDivの大森と、千葉で台形放送室という拠点をつくっているマーケティング岩沢です。

44%...男性育休取得率

ここ1年間に子供が生まれた男性社員の育休取得率(4月から取得することが決まっている人も含む)は、44 %。男性の育休取得率は年々上がっており、100%になる日もそう遠くないかもしれません。育休を取得した男性メンバーたちが、近々体験談を書いてくれる予定なので、乞うご期待ください。

*写真は、1月に娘が生まれた小檜山。右はミルクを吐かれた様子です。新米パパがんばってます。

7…勤続10年を迎えるメンバーの数

2021年に勤続10年を迎えるメンバーは7名です。きっと忘れているメンバーもいると思いますので、社内連絡もかねて写真をここに並べちゃいます。おめでとうございます!パチパチ。

勤続10年を迎える人は、アニバーサリー10(通称:アニ10)という制度を使って、思いっきり自分を褒めてあげてくださいね。お祝いは 「勤続10年となる日から6ヵ月以内に取得」しないといけないそうなので、この記事をみた人は、自分の入社日をチェックして申請しましょう!

 

次は、ロフトワークのビジネスにまつわる数字です。

144…クライアント数

オープンコラボレーションを通じて、事業や組織、地域、人が成長する “生態系” をつくることをミッションに、2020年度は144のクライアントのみなさんとプロジェクトを行いました。プロジェクト内容は、デジタル領域、空間、サービス、共創コミュニティなどのデザインから、新規事業領域まで多岐に渡ります。実際のプロジェクトってどんなことをやってるの?と気になった方は、こちらをご覧ください。

321...1年間に行ったイベント数

「イベントたくさんやっていますよね」と声をかけられることも多いロフトワーク。直近1年間でロフトワーク、FabCafe(東京・京都・飛騨・名古屋)、MTRL、BioClubが行なったイベントの数は321でした。1年の9割近くの日数、イベントを行なった計算です。

昨年はコロナの影響で、イベント形態がオフラインからオンラインに移行されましたが、これだけの数イベントを重ねてきて、メンバーのオンラインイベントの設計・収録・配信スキルがものすごい勢いで蓄積されています。

オンラインで場所にとらわれず参加が可能になり、1000人以上にご参加いただくイベントも行われるようになりました。ポストコロナになってもオンライン配信は続いていきそうですね。

6171…ダウンロードされた資料の数

Loftwork.comには、ダウンロード可能な資料が7つあります。これまでのダウンロード数合計は6171でした。ダウンロード上位2つをご紹介しますので、まだ読んでない方は、ぜひ目を通してみてください。

『中小企業のデザイン経営〜経営者のビジョンが文化をつくる〜』

経済産業省関東経済産業局、公益財団法人日本デザイン振興会の協力のもと、経営者が「デザイン」を活用する経営を通して成長を遂げている中小企業8社を対象に調査。デザイン経営の実践における5つのポイントを報告書としてまとめた、中小企業におけるデザイン経営調査報告書です。リンク

『Webプロジェクトマネジメント標準』

ロフトワークでは2002年からWebとクリエイティブの領域に世界標準のプロジェクトマネジメントの知識体系「PMBOK®︎(ピンボック)」を導入し、Webプロジェクトのフレームワーク確立や、失敗リスクの軽減に努めてきました。その過程で得た知識や、経験を体系化し、Webの制作現場につながるように作られたのが『Webプロジェクトマネジメント標準』です。 2008年に書籍化されたものを出版元の承諾を得て電子化し、公開・配布しています。リンク

最後にコミュニティとネットワークについての数字です。

12...FabCafeの数

世界各地で現地のクリエイティブコミュニティとつながり、数多くのプロジェクトに関わるFabCafe。昨年は名古屋に新しくオープンし、現在は国内に4拠点、海外に8拠点、合計12拠点のネットワークとなりました。ローカルのクリエイティブコミュニティとともに、その地域ならではのものづくりや素材、テクノロジーを活かし、数多くのプロジェクトを行なっています。

 

769… AWRDのプロジェクトに参加した人の数

世界中のクリエイターとの共創を行うことができるプラットフォーム「AWRD(アワード)」。2020年は、マスク不足の社会問題を背景に「未来を変えるマスク」を募った「MASK DESIGN CHALLENGE」、国産材の可能性を生み出す「WOOD CHANGE AWARD 」、“Contactless” = 非接触が前提となった世界で、私たちの社会に人間性、身体性、あるいは「リアルな体験」を設計しうるのかを募集した「YouFab Global Creative Awards」などが開催され、30ヶ国以上、合計769名が参加しました。

 

∞ ...未来

数字からみるロフトワーク、いかがでしたか。数字は、ある一定期間に残された足跡のようなもの。未来を向けば、無限大にひろがる可能性があるのみです。

そんな未来を、これからもクライアント、クリエイター、コラボレーターのみなさんと一緒に、ワクワク楽しみながら進んでいければ、メンバー一同、とてもうれしく思います。

こんなロフトワークで働いてみたいと思った方は、ぜひ下記からご連絡くださいね。

鈴木 真理子

Author鈴木 真理子(Public Relations/広報)

大学卒業後、音楽誌や女性誌など5年間の雑誌編集を経て渡英。英国イーストアングリア大学で翻訳学修士を取得後、翻訳業界を経て、2012年よりロフトワークに所属。FabCafe主催のグローバルアワード「YouFab Global Creative Awards」の立ち上げメンバーであり、2012-2018の6年間メインディレクターを務める。他にもFabCafeを中心に、多様な文化とクリエイティブが混ざり合うグローバルプロジェクトやイベントを担当。現在は、ロフトワークのコーポレートPRのほか、FabCafe TokyoのPRを担当している。最近の日課は、「スタートレック」シリーズを必ず1話見ること。

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