PROJECT

排泄の未来をデザインする
産学官民一体プロジェクト「Deasy」

多くの人が、いずれ自分ごととして向き合わなければならない「排泄ケア」の問題を、社会システムのデザインによって改善する協働プロジェクト「Deasy(デイジー)」。

2020年1月現在の取り組みとして、国土交通省下水道部と民間企業が中心となって行っている検討動向等を、おむつメーカー、トイレメーカー、住宅・建築メーカー、研究者などの排泄のデザインに関わる有志に向けて共有し、排泄ケアの常識をアップデートしていく勉強会やカンファレンスを開催しています。

ロフトワークはDeasyプロジェクトメンバーの一員として、勉強会とカンファレンスのプログラム設計・運営を担当。デザイン思考のアプローチによって、複数の企業・組織にまたがる参加メンバーの課題発見とアクションプラン立案をリードするとともに、オープンイノベーションを促進する場づくりに貢献しています。

Outline

Deasy プロジェクトについて

どんなにテクノロジーや医療が進歩しても、人が生きている限り存在するのが「排泄」の問題です。人生100年時代へと向かう日本において、『全ての人が、その人らしく快適で、環境に配慮した暮らし方ができるために。』排泄の未来をデザインする取り組みが始まっています。

プライベートかつデリケートな問題として、これまで話題にすること自体がタブー視されてきた排泄の問題。一方で、世の中には加齢や病気など何らかの理由で、排泄時に「特別なケア」を必要とする人たちがいます。紙オムツから座薬、要介護者の排泄介助など、その形はさまざま。同時に、特別な排泄ケアを必要とする・しないにかかわらず、わたしたちの排泄は下水道などの社会システムによって支えられています。

長寿化がすすめば、より多くの人々が排泄ケアを必要とします。そんな中、政策と産業の両面から社会システム変革を促進する「Deasy(デイジー)」というプロジェクトが始まっています。Deasyは、下水道システムと関連産業の刷新を通じて、紙おむつ当事者の作業負担・心理負担を減らし、誰もが気持ち良く排泄ができる社会を実現することを目指しています。

Deasyをめぐるステークホルダー

Deasyは、「オムツ(Diaper) をより容易(easy)に扱える」というビジョンの実現にむけて、国土交通省をはじめ、研究者、おむつメーカー、住宅・トイレメーカー、福祉従事者といったメンバーが協働するプロジェクトです

現在、国土交通省では、下水道を起点として付加価値向上・利便性の向上の取組の一つとして、「下水道への紙オムツ受入れに向けた検討」を実施しています。ロフトワークは、この国土交通省の取り組みとDeasyのネットワークを繋ぎながら、排泄ケアを起点とした「超高齢社会にフィットする社会システム」についてのリサーチと情報発信を担当。さらに、参加企業の中からオープンイノベーションが生まれるための働きかけを行っています。

2019年度の取り組みでは、「ケアされる側」の視点に立った先進的な排泄ケア実践事例から学ぶ全3回の勉強会とカンファレンスを実施。排泄ケアの知識をアップデートしながら、各参加メンバーの領域からの課題発見とアクションプラン立案を促します。

Project Reports

プロジェクトレポート

「排泄の未来をデザインする」という大きなテーマの中で、Deasyが実践していること。社会システムを捉え直すためのデザイン思考のアプローチや、リサーチ活動や勉強会のレポートをお伝えします。

Project Report #1: なぜ今、排泄の未来をデザインするのか

『全ての人が、その人らしく快適で、環境に配慮した暮らし方ができるために、“オムツ / Diaper をより容易 / easy に扱える”』というビジョンの実現に、デザインの力で貢献するにはどうしたらいいか? 本記事では、「なぜ今、排泄の未来をデザインする必要があるのか」、そしてDeasyはどのようなアプローチで社会変革を目指すのかを紐解きます。 続きを読む

Project Report #2:「紙オムツ生活」をユーザー視点で捉えなおす

紙オムツを使う人やそのケアをする人にとっての「生活への影響」とは? リサーチを通じてわかった、オムツ利用者とケアをする人の負担を減らすための課題と、正しい排泄ケアの知識をもとにしたあたらしい実践について紹介します。…続きを読む

Project Report #3: 紙オムツとサステナビリティ

紙オムツの中身には、高分子ポリマーやパルプ、プラスチック素材などが使われています。資源循環の視点から紙オムツの製造から廃棄のプロセスを見つめると、リサイクルの難しさ、焼却処理の負荷といった難しい課題が見えてきました。…続きを読む

Project Report #4: 便から飲み水? 知られざる排泄イノベーションの世界

排泄はあらゆる人々の健康と生活に関わるクリティカルな問題。本レポートでは、技術開発やプロダクト・サービス開発を通じて「より良い排泄のあり方」を世界に提示する「排泄イノベーション」のプロジェクト事例を紹介します。…続きを読む

Project Report #5:下水道からインクルーシブな社会システムをデザインする

これまでのリサーチを踏まえ、Deasyプロジェクトのメンバーは排泄を支える社会インフラ「下水道」を活用して、どんな新しい価値を生み出せるのかをアイディエーションしました。インフラとビジネスの両面から、人々のよりよい排泄を支えるための社会システムをいかにデザインできるでしょうか。…続きを読む

Team

Deasy 実行委員会 コアメンバー

国土交通省
明治大学建築学科 教授
園田 真理子
国土交通省
下水道企画課 下水道国際・技術調整官
阿部 千雅
株式会社ロフトワーク
共同創業者 代表取締役
林 千晶

運営メンバー(loftwork)

株式会社ロフトワーク
クリエイティブディレクター
加藤 修平
株式会社ロフトワーク
クリエイティブディレクター
伊藤 健人
株式会社ロフトワーク
クリエイティブディレクター
飯澤 絹子

Events

現在、予定しているイベントはありません。

Contact

Deasyプロジェクトの取組みに対するご意見や、プロジェクトへの参加希望のご連絡については、以下のフォームよりお願いいたします。(お問い合わせ内容に、「Deasy プロジェクトについて」とご記入ください。)

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