Fellow 井口 尊仁 (TAKA) Takahito Iguchi

テクノロジーと社会の変化を先読みし、まだ存在しない未来の体験をプロダクトとして実装する連続起業家。インターネット黎明期から、AR、ウェアラブル、音声SNS、生成AIまで、新しい技術が人間の行動や社会をどう変えるかを探究している。
2008年に頓智ドットを創業し、現実世界に情報を重ねるARサービス「セカイカメラ」をサンフランシスコで発表。世界400万ダウンロードを達成した。2012年には拡張現実ウェアラブル「Telepathy One」を開発。その後、シリコンバレーでAudio Metaverse, Inc.を創業し、音声ソーシャルアプリ「Dabel」をグローバルに展開するなど、人と情報、人と人の新しい関係を生み出すプロダクトを手がけてきた。
現在は、生成AIと人間の「感性」を掛け合わせ、都市や地域における移動・発見・記憶を再設計する「timespace」を開発。人が街で出会った場所や出来事、違和感や偶発的な発見をAIとともに編集し、次の人へ手渡すデジタルメディア「ZINE」を通じて、人の視点と記憶が地域に蓄積し、新しい行動や関係性を生み出す仕組みを探究している。
SXSWやArs Electronicaなど国内外の都市・文化領域で実証を重ね、オーストリア・リンツをはじめ各地で、都市の発見や地域固有の記憶をAI生成ZINEとして編集・共有する実践を展開。国内でも自治体、鉄道、ホテル、都市開発、不動産、観光など多様なパートナーとともに、都市に眠る「隠れた地域資源」を発見して、新しい価値へ変えていく社会実装に取り組んでいる。
Tech Evangelistとしてのテーマは、技術そのものを紹介することではなく、まだ名前のない変化を捉え、未来の生活や事業の可能性を構想し、実際に使える体験としてプロトタイプすること。テクノロジー、都市、文化、事業を横断しながら、未来を予測するだけではなく、未来の社会システムを現在につくることを目指している。

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