組織のポテンシャルを解き放つ
新規事業開発支援
脱炭素やデジタル化、ダイバーシティ&インクルージョンの推進など、企業を取り巻く環境変化のなか、組織と事業のあり方は大きな転換期を迎えています。答えのない課題に柔軟に適応し、自ら行動できる創造的人材を育成すること。また、組織の新たな事業軸を見出すために、組織外のリソースを活用した新規事業創出プロセスを模索している方もいるのではないでしょうか。
ロフトワークでは、クリエイティブの力を活かした「創造的人材の育成」と「クリエイターとの共創」の2つの軸を中心に、幅広い新規事業開発支援を行っています。まず、人材育成を通して中長期的に新規事業が生まれる組織基盤をつくること。そして、クリエイターとともに従来の常識や慣習から脱した価値創造につながるアウトプットを生み出すことで、人材・事業・組織の新たな可能性を開拓します。
目次
- 組織の変革と人材開発を通じて、新事業を始める
- 新規事業開発プログラム企画運営
- コミュニケーションデザイン/ワークスペース開発
- クリエイティブ人材との共創から、新事業をはじめる
- 持続可能な社会に寄与する、新技術の用途開発
- SFプロトタイピングで未来のニーズを探索し、具現化する
- オンラインアワードを通じて世界から新たな発想を得る
- 短期集中・合宿型のプロトタイピング
組織文化の醸成と人材育成を起点に、新規事業をはじめる
どのような企業であっても、事業開発は常に挑戦の連続。簡単な道のりではないからこそ、人材を育て、組織文化から変えていく必要があります。
ロフトワークによる事業開発のアプローチでは、組織の内部から中長期的に事業アイデアと新たな価値が生み出される好循環の「仕組み」を生み出すために、人材へ、そして組織へとアプローチしていきます。
組織と人材に変化を促すプロセスを構築する
新規事業開発プログラム 企画・運営
ロフトワークが実践する新規事業開発プログラムは、“一度アイデアを出して終わり”ではありません。
事業アイデアの精度を高め、段階的に社会実装に近づけていくためのプロセスを設計。
同時に、オープンな制度の設計と社内コミュニケーションもサポートし、中長期的に事業開発が推進される「仕組み」をデザインします。
また、ワークショップをはじめとする具体的なアクティビティのなかでも、参加メンバーの創造性を活かす人材開発に注力。
デザイン思考のフレームやファシリテーションスキルを駆使し、事業開発に必要なモチベーションとレジリエンスを引き出します。
アクセラレーションプログラム、社内公募等制度設計支援
組織のニーズに応じて、アイデア創出から実証実験まで、事業化のプロセスをテーラーメイドで企画・設計。また、中長期的にアイデアを生み続けるための制度設計も行います。
未来志向の事業ビジョン創出支援
ロジックモデル、フォアキャスト・バックキャスト、システム思考など、目的やテーマに応じて複数のフレームワークを活用し、「目指すべき未来」を明確化。事業の長期指針と、その道筋につながる事業アイデアを導きます。
ワークショップとファシリテーション
ワークショップでは、部署・部門を越えたメンバーが集い、技術やサービスの可能性を議論。豊富な経験をもつディレクター陣がファシリテーターとなり、参加メンバーの想像力、積極性を引き出すための対話を行います。
デザイン思考型のハッカソン・アイデアソンの企画運営
想定ユーザーや専門家などの外部の視点を交え、アイデアの議論やプロトタイピングを実施。発散と収束を繰り返すデザイン思考のフレームをベースに、新たなビジネスモデルを立案します。
メンバーが創造性を発揮するための“旗印”や“行動原理”をデザインする
コミュニケーションデザイン/ワークスペース開発
ロフトワークでは、VI設計・ツール開発など、ビジュアルを通じたコミュニケーションデザインの支援も行っています。
また、遊び心を交えながら創造性を刺激するワークスペースをデザイン・実装することで、「非日常のプロジェクトベース」を生み出し、事業開発を加速させます。
プログラムのVI制作
クリエイティブカンパニーならではの、高品質なコミュニケーションデザインを実施。参加メンバーで共有するシンボルマーク・VIを制作し、参加者のプログラムへの愛着を深めます。
コミュニケーションツール開発
社内広報・ワークショップツールとして、オリジナルワークブックやオンラインホワイトボードmiroのボードを作成。参加メンバーのみならず、組織全体に向けてビジネス創出の機運を行き渡らせるためのコミュニケーションをサポートします。
ワークスペース開発
これまで数多くの共創空間を手がけてきたロフトワークの知見を活かし、秘密基地のようなプロジェクトベースを開発。空いている会議室の簡易改装から社屋全体のリニューアルまで、プロジェクトに最適な規模感のもと、メンバーの創造性を高める空間を実装します。
クリエイティブ人材との共創から、新事業をはじめる
これからの新規事業をつくり、評価するうえで、外部との「共創」は欠かせないアプローチとなっています。
ロフトワークは、時代と創造性の最前線で活躍するクリエイターとのコミュニティネットワークを活かした共創を続けてきました。新しい可能性を模索しつつ、素早い価値検証を行うことで、社会実装を目指します。
企業が持つ技術力と、クリエイターが持つ発想力や新機軸を形にするチカラ。異なる専門性を持つプロフェッショナルの間で、相互理解を促し、多彩なプロジェクトのゴールへと導く「適切な共創のデザイン」をサポートします。
持続可能な社会に寄与する、新技術の用途開発
従来の技術ドリブンによるプロダクト開発ではなく、サーキュラーエコノミーやウェルビーイングなど社会的なニーズを起点に、クリエイターの発想力と企業の技術力を掛け合わせます。リサーチ、プロトタイピングを通じて価値を検証し、社会実装を目指します。
SFプロトタイピングで未来のニーズを探索し、具現化する
SFのアプローチで未来の社会状況をイメージし、アイデアへつなげるSFプロトタイピング。SF作家や工業デザイナーと連携し、一見突飛な事業アイデアが生活者の中にどのように受け入れられるか、社会にどんなインパクトを与えていくのかを妄想し、具現化します。
オンラインアワードを通じて世界から新たな発想を得る
グローバルなクリエイティブネットワーク「FabCafe(ファブカフェ)」が、世界のクリエイターコミュニティに接続。さらに、オンラインプラットフォーム「AWRD」を利用することで、アイデアを募るアワードを開催可能です。世界中のデザイナー/クリエイターの多彩なアイデアから、想像もしなかった未来のニーズを獲得できます。
短期集中・合宿型のプロトタイピング
短期集中でリサーチからアイディエーション、プロトタイピングを実装するため、合宿形式のプログラムを実施することも。非日常空間で、メンター・クリエイター・学生ら外部メンバーと、より濃密なアイディエーションや制作を行うことで、価値の原石をスピーディーに発掘します。
組織と人の「まだ見ぬ可能性」をアンロックする
「新規事業を考えることは、組織の未来を考えることである」
私たちは、そう考えています。
新規事業開発とは、まだ見ぬ価値を求める、予測不能な冒険のようなもの。
「いつも通り」ではない旅路のなかで価値を見つけるには未知の領域へと主体的・創造的に挑むことができる組織でなければなりません。
逆に言えば、新規事業開発は組織を創造的に変革するチャンスでもあります。
「Unlock potential」のミッションに基づき、人材や組織に眠る可能性を解き放つこと。
それが、私たちロフトワークの新規事業開発支援です。
ロフトワークのメンバーと話してみる
「新規事業にまつわる課題を聞いてほしい」
「自分のケースでは、ロフトワークは何ができるのか聞きたい」
「過去の事例を紹介してほしい」
などのご要望をお持ちの方へ、ロフトワークでは個別相談会やオフィスツアーを実施しています。
モヤモヤの共有から、具体的なプロジェクトのご相談まで幅広く受け付けておりますので、ぜひご気軽にご相談ください。