応募検討中の方へ:面接でよく受ける質問に採用担当が答えます!! Vol.1
『ロフトワークってどんな会社なんですか?』
会社説明会や面談で、頻繁に受ける質問です。そして、いつも一言で伝える難しさを感じます。
なぜならクライアントは行政から中小企業まで、プロジェクトはWebから新規事業開発まで多岐にわたり、会社のロゴですら10種類もあります。ポジションやチームもたくさんあるし、プロジェクトでのアプローチも日々変化していきます。
「どんな会社か」と社内に投げかけたら、メンバーの数だけ多種多様な答えが返ってくるでしょう。私たちが求めているのは「これまでのロフトワーク」に合う人ではなく、「新しいロフトワーク」を一緒に作ってくれる仲間なのです。
とはいえ、人生の一大事である就職や転職において、そんな「分かりづらい会社」に入るのはとっても勇気がいること。
だからこそ、このページでは「分かりづらいロフトワークの姿が、少しでも見えてくるように」、応募者の方からよく受ける質問にお答えしていきます。
ロフトワークについて
Q.ロフトワークってどんな会社なんですか?
A.私たちの出発点は「すべての人のうちにある創造性を信じること。」
人や社会のもつ課題に向き合い、クリエイティブの力で、答えや新たな価値を生み出します。
Q.ロフトワークが思う「クリエイティビティ」って何?
A.クリエイティビティはデザイナーなど一部の人だけが持つものでありません。「つくる意志を持って行動する」とき、誰もが持ちうるものだと私たちは考えています。
連載シリーズ『Loftwork is….』を読んでいただくと、メンバー各々の考える「クリエイティビティ」の多様な解釈を知ることができるはずです。
Q.どんなことやってる会社ですか?
A.私たちが取り組むプロジェクトは、Webやサービス、都市、空間、コミュニティ運営やデザイン経営など多岐にわたります。クライアントも行政、教育機関、中小企業など多種多様。
全てのプロジェクトで大切にしているのは、創造性を引き出す“プロセス”と、活動が持続する“しくみ”をデザインすることです。
具体的な事例は、「Work」をご覧ください。
Q.どんなアプローチで仕事を進めているのですか?
A.私たちは既存の価値観や前提を疑い本質を探ること、常に変化しつづける姿勢を大切にしています。難しさや大変なことも、もちろん多くありますが、成長を実感できる環境が待っています。
またロフトワークは、あえて社内にクリエイターを抱えていません。プロジェクトごとに異なるクリエイターをアサインし、クライアントも共に、一つのチームとして仕事を進めていくのです。一見非効率に見えるかもしれない仕事の進め方ですが、「セレンディピティ(予想外の偶然)」を意図的に生み出すプロジェクトデザインにより、新しい価値を創造するのです。また、異能の人たちをつなぎ合わせ「共創」を実現していく素地として、プロジェクトマネジメントやディレクションのスキル、考え方が社内に浸透しています。
ロフトワーク創業者である林千晶のコラム『ドーナツの穴 ー創造的な仕事のつくり方ー』を読んでいただくと、私たちの大切にしている姿勢が少し見えてくるかもしれません。
職種や事業部など
Q.どの職種に応募するか迷っています。それぞれの違いを教えてください。
A.社員約160名のうち、半数近くを占めるのが「ディレクター」です。それ以外には「マーケティング」や「プロデューサー」などの職種があります。
それぞれの役割を、とても簡単にまとめると以下となります。
- ディレクター:プロジェクトマネジメントとクリエイティブディレクションの能力を駆使し、共創プロジェクトを実装する。
- プロデューサー:クライアントが持つ課題の本質を捉え、社会にインパクトを与えるプロジェクトを企画・プロデュースする。
- マーケティング:自社戦略の設計、イベントの実施、Webメディア編集などを通してクライアントとの新規プロジェクト創出する。
詳しい仕事内容は、Recruitトップにある各職種ページにも記載しています。
職種やポジションを迷われる方には、「Open Position」も用意しています。やりたいこと、適正を共に話しあいながら幅広い可能性を見据えて選考させていただきます。また入社後の職種や所属変更も相談しやすい環境です。
Q.それぞれの職種のやりがいや難しさを教えてください。
A.以下記事を見ていただくと、各メンバーが感じる面白さや大変なポイントが伝わるはずです。
ディレクター
- 『甘くない“クリエイティブディレクション”という仕事に 若手ディレクターが思うこと〜甘いパフェを添えて〜』
- 未知の領域で創造するための「思考」と「手立て」を紐解くディレクター対談シリーズ「Creative Black Box」
- 正解のないプロジェクトほど面白くなる クリエイティブディレクター 国広信哉インタビュー
プロデューサー
上記以外にも日々感じたことや、学んだことをメンバーが記事にしています。
Q.ロフトワークにはMTRLやFabCafeなどたくさんのコミュニティがありますが、どのような関係性なんですか?
A.よくある親会社、子会社ではなく、フラットな関係性です。各コミュニティが持つ特性を活かしながら、お互いにコラボレーションすることにより、独自性の高いプロジェクトを生み出し、コレクティブインパクトを創出していきます。
この「オープンシェアの精神」は、2000年の創業時から引き継がれています。私たちの出発点は、オンライン上にクリエイター向けのコミュニティサービス立ち上げたことでした。その精神を元に、現代ではデジタルだけでなく、リアルな場や、それぞれの専門領域へと展開され、多様なコミュニティを育んでいるのです。
Q.事業部とはなんですか?どこを選べばいいのか分かりません。
A.事業部は、ロフトワークのパーパスを受け継ぎつつも、それぞれの専門領域に特化したプロジェクトを展開しています。このコミュニティ同士のシナジーによって、あらゆるクリエイティブを生み出しています。
Q.ユニットとはなんですか?職種や事業部とは違うのでしょうか?
A.ユニットは、個人の「Will」と社会のニーズが重なる領域で、新事業の立ち上げを目指すチームです。「社内起業制度」という捉え方もできるでしょう。ロフトワークが今は取り組んでいない領域でも、ロフトワークの可能性を拡張できそうであれば、チーム作りや事業計画の立案・実行を通じて、数年後の事業部立ち上げを目指します。
Q. 渋谷、京都、台湾それぞれの違いや特徴を知りたいです。
A.働く場所やオフィスが異なるので、もちろん環境は大きく異なります。ただ各拠点メンバーが混ざり合いながら、プロジェクトを進めることも多いので、できる仕事の領域などに大きな制限はありません。ただ事業部やユニットは、一定の拠点のみ応募受付しているケースがございます。詳しくは説明会や応募時にお問合せください。
Q.自分にマッチする職種や働き方がわかりません。
A.月一回程度、カジュアルなオンライン説明会を開催しています。現場メンバーも参加し、仕事内容などをお話していますので、気軽に参加してみてください。また「Open Position」に応募いただければ、マッチしそうな職種を多角的に検討させていただきます。
社風や働き方
Q. リモート勤務は可能ですか?
A.「週3出社(2023年11月時点)」が基本ルールで、フルリモートでの正社員雇用は基本的に募集していません。ただ私たちは、素敵な偶然、予想外の「セレンディピティ」からユニークな価値が生まれると考えています。だからこそ、対面で顔を合わせたり、仕事以外の話をしたり、相手が興味あることを知ることをとても大事にしています。もちろん状況により出社日を相談することはできます。
これまでは運が良かった。私も本当にそう思います。でも、この『運』というのは、英語で言うと『luck』ではなく『セレンディピティ』です。サイコロの目のように何が出るか分からないのが『luck』とすると、『セレンディピティ』という言葉には、もちろん何の目がでるのか分からないという意味もありますが、必然的に幸運を掴み取る力や行いという意味があります。そう考えると、やっぱりロフトワークはセレンディピティにあふれている会社でありたいと思いますね。
ロフトワークは10年以上前から『オープンである』と言い続けてきました。『社内と社外をまったく分けない』と。それこそ何年間言い続けるんですか、と怒られるぐらい(笑)。でも、今や『オープンイノベーション』『オープンコラボレーション』という言葉が当たり前になり、企業にとって必要なのはオープンになること、会社だけで閉じていたらダメという風潮があります。『オープン』は、ロフトワークのセレンディピティの一つだったのかなと思います」
Q. 勤務時間は決まっていますか?
A. フレックス(コアタイム制)となっています。ただ子育てなど、自身や家庭の事情がある場合は、柔軟に相談することができます。
Q.副業はOKですか?フルタイム以外の働き方も可能でしょうか?
A.副業は問題ありません。自身で事業をやっていたり、大学院に通っていたり、アーティストとして活躍するなど… 。さまざまな副業や活動をしているメンバーが多く所属しています。業務や環境に慣れてきたら、働き方や勤務時間、日数を相談することも可能です。(お互いを知るためにも、入社して数ヶ月はできるだけロフトワーク業務にフルコミットいただくことを推奨しています。)
時短勤務で子育てしながら働くメンバーや、週3日だけ働いてるメンバーもいますので、まずは相談してみてください。
Q.1日の仕事の流れを教えてください
A.職種はもちろん、人によって大きく異なります。ミーティングや資料作成、社外でリサーチや取材などに取り組むこともあります。社会人として必要なセルフマネジメント(自身のタスク、仕事の進め方を段取り、管理する)や自身の働き方、時には休み方も主体的にデザインしていくことが求められます。自由で裁量が大きい分、まとめて休暇などを取り、気分転換をするメンバーも多いです。
Q.どんな社風、カルチャーですか?
A. オープン、フラットであることが特徴です。個人のWillを尊重するので自由で裁量が大きい分、主体性は求められます。学習意欲が高かったり、個人的偏愛を持つメンバーも多いです。職位や立場など関係なしにボトムアップで勉強会や自主活動を開催していることが、独自の空気感を生み出してます。
- 2023年の全社合宿
- 23周年記念イベントやクリエイティブを学ぶ社内勉強会
- 生成系AI×和菓子×ハーブティで新感覚の茶会をプロトタイプテクノロジーとの共創は、意外と「人の手」が重要だった
- 京都・五条に、22㎡の小さなプロジェクトスタジオ「なはれ」が誕生しました
- エネルギーを草の根で創造的にとらえてみよう!太陽光で稼働するオフグリッドウェブサイトの舞台裏
評価と成長支援
Q.キャリアアップのために転職を考えています。成長を支援する制度などはありますか?
A.学習や成長支援が手厚いのは、ロフトワークの魅力の一つです。書籍購入や、社外勉強会などの参加、また各種資格取得に向けた支援、手当などが充実しています。特にコアスキルである「プロジェクトマネジメント」の資格PMP®を取得すると、インセンティブとして毎年50万円が付与されます。
- 国際資格「PMP®︎」資格取得で確信した楽しむ余裕。グルーヴ重視型ディレクター 上ノ薗正人
- アート分野に求められる科学的・論理的なマネジメントとは?「アート&プロジェクトマネジメント講座」受講レポート
- プロジェクトマネジメントの“不確実な旅”を軽やかに楽しむ。
NEWh×コパイロツト×ロフトワーク 3社合同勉強会を開催
メンバーによる自発的な勉強会が多いのも特徴で、社外からゲスト講師を招くことも多くあります。堅苦しいテーマでも、いかに面白く、参加者に興味を持たせるかは、企画力の見せ所です。
- 知財コミュニケーションをリデザイン!忖度なしのギャル式ブレストで「契約書」を考える
- 渾沌を生き抜く勇者となれ。KJ法はパンクだ!
- ChatGPTと大喜利し、ミミズになりきる?!社会にインパクトを生み出す“姿勢”を育てるための学びの「場」
Q.評価はどのように決まりますか?
A.半期ごとに「Performence」、「Leadership」、「Presence」(略してPLP)の3軸で目標を設定し、その結果によって評価をします。また定期的な1on1で課題を相談したり、長期的な成長にむけたアドバイスを受けることもできます。
売上などの実務的な目標はもちろんですが、リーダーシップや社外に対する存在感など多角的な評価軸が特徴です。個人的に興味がある領域や、活動をロフトワークのアセットを使って開拓しているメンバーもたくさんいます。
自分自身の成長とやりたいことと、組織や社会への貢献をうまく繋ぎ合わせてを、個人評価にも繋げてください。
求める人物像や選考プロセス
Q.選考にあたり重視しているポイントや、求める人物像をおしえてください。
A.どのような価値感を持っているか、そしてロフトワークとマッチするかを重要視しています。経験やスキルがある方は優遇しますが、それだけでは判断していません。スキルや経験はあとから身に付くものです。ただ価値観を変えるのは、なかなか大変です。
一方で、私たちはプロとして仕事している以上、受け身な姿勢だけではいけないと思っています。ロフトワークには数多くの学習や成長の機会があります。ただ「学ばせてほしい」という受け身な姿勢だけでなく、周囲や組織、社会にどのように貢献ができるかという視点は必ず求められます。
Q.美大出身でもなく、クリエイティブ業界の経験もありませんが大丈夫ですか?前職は何をしている人が多いのでしょう?
A.クリエイティブ業界の方は優先しますが、未経験でも活躍しているメンバーが数多くいます。例えば、前職が旅館の女将のメンバーや、アーティスト活動経験など、各自のキャラクターを活かして仕事に向き合えるのもロフトワークの面白さです。
また入社直後は、既存メンバーの業務を一緒に進めていきます。いきなり単独で仕事をしてもらうことはないので安心してください。
Q. 選考はどのように進みますか?
A.書類選考→面接(2〜3回程度)→内定という流れとなっています。まずはRecruitトップにある各職種ページから、必要事項を入力しご応募ください。応募から内定までの期間は1〜1.5ヶ月が平均です。ただ他社選考との兼ね合いで急がれている方は気兼ねなく採用担当にご連絡ください。
ロフトワーク社員による推薦採用「折り紙付き採用」制度や、かつて所属していた人を再度お迎えする「カムバック採用」もございます。まずはロフトワークの知人に連絡をとってみてください。
Q.入社できるまで期間が空いてしまいますが問題ないでしょうか?
A.入社時期は柔軟に調整させていただけます。ただ半年以上先となる場合はお互いの状況も変わっている可能性もあるため、事前にご相談ください。
Q.新卒、インターン、アルバイトは募集されていますか?
A.現時点では受付を停止しています。ただ通年採用は受け付けていますので、新卒の方はそちらからご応募ください。またインターン、アルバイトは一時的に一部のポジションで募集していることもございます。募集情報はRecruitページに募集情報を掲載しています。
Q.社員や現場メンバーと話してみたいです。
A.定期的に採用説明会を開催しています。現場メンバーも参加しますので、気軽に申し込みください。また採用以外でもさまざまなイベントも開催していますし、どなたでも立ち寄れるFabCafeもございます。ぜひ、私たちと話してみてください。
まずは気軽にお互いを知るため、カジュアルな会社説明会を開催しています。
ページだけでは伝えきれないリアルな話や、みなさんからの質問に採用担当や現場メンバーがお答えします。
事前準備は不要、検討段階の人も大歓迎。
まずはお気軽にご参加ください。